アルバム「SAINTS & SINNERS」リリースに伴う、コージー・パウエルを擁したニューライン アップのお披露目となった1983年ユーロツアーより、1月22日スイス、ローザンヌ公演を、近年新発掘されたテーパー所有のオリジナル・オーディエンス・マスターよりコンプリート収録。テープ・チェンジによるカットが2箇所ほどある以外、当時としては驚異的なクオリティーであるうえ、なんと本ツアーのサポート・アクトだった、オジー・オズボーンのライブも前半にコンプリートで収録されており、オジーの方はジェイク加入直後であり、まだアルバム製作前のため、セットリストは前年の「DIARY OF A MADMAN」ツアーをベースにしているあたり要チェック。そしてメインのホワイトスネイクにおいては、このラインアップの音源はやはりどの公演も要チェックもので、1曲目からコージーの存在感溢れるドラミングが、生々しくスピーカーから飛び出す様はまさに圧巻。またカヴァーデイルのボーカルも、クリアーでバックの演奏も迫力あるサウンドで収録されており、演奏もリズム隊が一新され(コージー&コリン)、ライターとしても一級のメル・ギャレーがバーニーに代わるギタリストとして加入、この時期はこれ以降のメタル・バンド化したスネイクとも違う、豪快なバンド・アンサンブルとグルーヴ感があり。そしてコージー・ファンにはおなじみの「633騎兵隊」テーマをフィーチャーしたこの時期だけのドラムソロも要チェック。この1ヵ月後に行われた今や伝説の来日公演を思い起こす必聴アイテム。 disc one : (OZZY OSBOURNE) 1. INTRO: DIARY OF A MADMAN/2. I DON'T KNOW/3. MR. CROWLEY/4. CRAZY TRAIN/5. SUICIDE SOLUTION/6. REVELATION (MOTHER EARTH)/7. STEAL AWAY (THE NIGHT)/8. DRUMS SOLO (Tommy Aldridge)/9. IRON MAN/10. CHILDREN OF THE GRAVE/ 11. PARANOID ◇Ozzy Osbourne - Vocal / Jake E. Lee - Guitar / Don Costa – Bass / Tommy Aldridge - Drums / Lindsey Bridgewater - Keyboards (WHITESNAKE) 12. INTRO/13. WALKING IN THE SHADOW OF THE BLUES/14. ROUGH AN' READY/15. READY AN' WILLING/16. DON'T BREAK MY HEART AGAIN disc two : 1. HERE I GO AGAIN/2. LOVE HUNTER (incl. Micky Moody & Colin Hodgkinson Solos)/3. CRYING IN THE RAIN (incl. SOLDIER OF FORTUNE)/4. KEYBOARD SOLO (Jon Lord)/5. DRUMS SOLO (Cozy Powell)/6. AIN'T NO LOVE IN THE HEART OF THE CITY/ 7. FOOL FOR YOUR LOVING/8. THANK YOU BLUES/9. WINE, WOMEN AN' SONG/10. OUTRO: WE WISH YOU WILL ◇David Coverdale - Vocals / Mel Galley - Guitar and Vocals / Micky Moody - Guitar and Vocals / Jon Lord - Keyboards / Colin Hodgkinson - Bass / Cozy Powell - Drums [Live at Palais de Beaulieu, Lausanne, Switzerland 22nd January, 1983]