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Led Zeppelin レッド・ツェッペリン/MI,USA 1975

1975年のアメリカ・ツアーは開始直前にプラントとペイジがそれぞれに風邪と指の怪我に見舞われてしまったことで、受難のスタートとなってしまったことは有名な話。特にプラントは1月の極寒シカゴに胸がはだけたまま到着したことが原因だと言われています。ちょっとスター気取りが過ぎたのかもしれません。それでもシカゴの現存する音源を聴くとペイジもプラントも意外なほど頑張っており、それを支えるリズム隊の二人の演奏の素晴らしさが際立つなど、ただ「不調なスタート」として片づけるにはもったいないほど、むしろ不調だからこそ気合の入った演奏が聴かれた時期として再評価されています。ところがシカゴを切り抜けたことで油断してしまったのか、小康状態だったプラントの調子はそれから数日のショーにおいて急降下。控えめに言っても覇気のないショーとなってしまった日がいくつかありました。1月24日のクリーブランドと25日のインディアナポリスでは、プラントの体調が最悪なまま決行されており、その結果として27日に予定されていたセントルイス公演は2月16日へと延期になってしまいます。しかし延期となったセントルイスのショーは非常に素晴らしい内容だったので、予定通り27日にボロボロのプラントを見せられずに済んだのだから、むしろ不幸中の幸いだったのかもしれません。当初から不調な状況でスタートを切った75年アメリカ・ツアーがその序盤で中断を余儀なくされてしまった結果、仕切り直しとなったのが29日のグリーンズボロ公演でした。この日はツアー序盤における良質音源の一つであると同時に、まだまだ復調からは程遠いプラントの姿を浮き彫りにしていたものです。その点、次のショーとなった31日のデトロイト公演でプラントにようやく復調の兆しが見え始めます。27日の公演を中止にさせた成果がようやく現われ始めたのだと言っていいかもしれません。しかもデトロイト公演は1975年当時にアメリカ・ツアーの模様を伝えたLPがリリースされたという点で歴史的な価値を持っています。それがContra Band Music系King Kongの「DETROIT JUST ABOUT BACK」、Wizardoの「PLANT WAVES」の二タイトルでした。これはどちらかからのコピー盤ではなく、音源供給者が二つのブートレガーに音源を「二股」していた結果の現象でした。ここに使われたオーディエンス録音はTMOQ系LPのようなレベルの音質ではなく、いかにもContra Band辺りが出しそうなB級音質。その点において、文字通りビンテージな質感そのもの。マニアの方にはそれこそ懐かしさを持って聴いてもらえることでしょう。もちろん優等生レベルの音質ではないので、CDアイテムが登場するまでには時間を要した音源でもあります。今回のリリースに当たっては、1st Gen.コピーの音源を元にdadgadがリマスターしたバージョンを採用しています。元々B級音質と呼べるデトロイト音源のクリアネスを向上させるべく仕上げられています。ただしこのdadgadバージョン、クリアネスや演奏の輪郭を向上させたまではよかったのですが、元々のクオリティが粗いものに手を加えたことから、ヒスノイズが轟音のような状態に変化してしまったという大きなマイナス・ポイントが生じていたのです。今回はこの問題点を当店が一気に解消。dadgadがリマスターした当時には改善できなかったであろう問題を解決してみせたのです。それともう一つの問題であった「Stairway to Heaven」以降で頻発していたピッチの一定しない不安定さ。これも今回のリリースに当たって緻密なアジャストを施しましたので、もはや過去のアイテムとは比べ物にならないほど聴きやすくなりました。この点はアナログLPの時代からデトロイトを聴き続けているマニアの方にもぜひ確認していただきたい、今回のポイントです。そして演奏内容の方は実に面白い。もちろん序盤はプラントだけでなくペイジも怪我を引きずっている感じは否めません。いい感じにソロを弾き始めても、フレーズが途中で止まってしまうところがいくつかの曲で見受けられるのです。これは痛めた指をかばった結果でしょう。しかし幸いなことに、75年ツアーではスライドギターの「In My Time Of Dying」にdadgadチューニングの「Kashmir」という、指に負担のかからないレパートリーが二つもあったのです。特に前者からはペイジもプラントも不調なりに力を出せるようになっており、この曲の効用が実感できるでしょう。ところが、これら「PHYSICAL GRAFFITI」収録曲に対するオーディエンスの反応が鈍い。それもそのはず、アルバムが出されるのはデトロイト公演の三週間後であり、この日詰めかけた多くの人々にとっては「ふーん、新曲なんだ」という風に映っていたことでしょう。その淡泊な臨場感が面白い!そしてZEPもまたこれらの曲をステージで披露し始めたばかりであり、2月以降や後のアールズ・コートなどに比べると暴走することなく、きっちりと演奏しているのが新鮮。中でも「Trampled Underfoot」はペイジが弾くフレーズの展開が型にはまっておらず、自由で聴き応えのあるプレイとなっています。そして1月名物である「How Many More Times」。ペイジの怪我によって長く激しいインプロビゼーションが出来なかったことから「Dazed And Confused」の代わりとして期間限定レギュラー・レパートリーに復活を遂げた曲。73サザンプトンの時ともまた違う雰囲気と、何よりも75年のZEPが演奏しているというのがこれまた面白い。この時のプラントに69年の曲を歌わせることがもはや過酷レベルといえ、さらに終盤で録音がカットされてしまうのが惜しまれますが、演奏はサザンプトンの時よりも激しく演奏されていてかっこいい。不調を前提に敢えて導入されていた「How Many〜」の1975年版を聴いてみたいのなら、まずはこれを! Live at Olympia Stadium, Detroit, MI. USA 31st January 1975 Disc 1 (68:19) 1. Intro. 2. Rock and Roll 3. Sick Again 4. Over the Hills and Far Away 5. In My Time of Dying 6. The Song Remains the Same 7. The Rain Song 8. Kashmir 9. No Quarter Disc 2 (64:29) 1. MC 2. Trampled Underfoot 3. Moby Dick 4. Stairway to Heaven 5. How Many More Times 6. Whole Lotta Love 7. Black Dog

Led Zeppelin レッド・ツェッペリン/MI,USA 1975

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