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Ozzy Osbourne,Halford オジー・オズボーン ハルフォード/NJ,USA 2010

ヘヴィメタルの2大シンガー、オジー・オズボーンとロブ・ハルフォード。工業都市バーミンガムに生まれ、重金属音楽で世界を制覇した2人のカリスマ。その両雄が自らの名を背負って肩を並べた極上ライヴ・アルバムが登場です。現在、JUDAS PRIESTが来日中ですし、来年3月にはオジー最後の来日公演も決定。ほんの数ヶ月で両雄の姿を拝めるわけですが、歴史上にはたった一夜で立て続けに目撃できるショウもありました。本作は、その1つ。「2010年12月3日イースト・ラザフォード公演」の極上オーディエンス録音です。2010年と言えば、オジーはソロで『SCREAM』を、ロブも『MADE OF METAL』を発表。そのツアーでは大部分で競演が実現しました。両雄はLOUD PARK10で来日しましたが、その際には1日ズレの出演。それに対して本作は正真正銘、同じ日の連続出演。その一部始終を完全収録した3枚組なのです。そんなショウを記録した本作は、極上オーディエンス録音。オジーにしてもロブにしても2010年の録音はいくつもあるわけですが、両者のマニアから「ツアー・ベスト!」と絶賛を浴びてきたもの。しかも、単に同じ日なのではなく、同一録音家によって一気録音された統一感まで素晴らしい傑作なのです。実際、本作から流れ出るサウンドは極めて端正。「まるでサウンドボード!」と喧伝するほど密着してはいないのですが、その空気感までもが美しい。すべての楽器が1音に至るまで繊細で、ヴォーカルも歌詞の1語1語までクッキリ。バックはヘヴィで音数の多いメタル・サウンドなわけですが、その苛烈な演奏にも埋もれず、綺麗にセパレートした名録音なのです。実のところ、オリジナルの録音はHALFORDがオジー編よりもやや地味なサウンドでした(前座のせいで出音が絞られていた!?)が、本作はマスタリングで統一。両雄が激突する3枚組ライヴ・アルバムとしての完成度を一層高めました。 【PRIESTよりも自由にメタルを追及していたロブ】 そのサウンドで描かれるのは両雄の最先端であり、ヘヴィメタルの理想を体現したショウ。実のところ、ココが一番重要。オジーにしてもロブにしても、本作の後に古巣BLACK SABBATH/JUDAS PRIESTでスタジオ作を発表していますが、そのいずれもが伝統を重んじていた。それに対して『SCREAM』は新鋭ガスGを迎えた新境地に挑んでおり、『MADE OF METAL』もPRIESTの枠から逸脱することも厭わぬメタルの理想を追い求めた意欲作。両雄とも、そのフレッシュな感覚をステージに持ち込んだショウをたっぷりと味わえるのです。実際、HALFORDはメロディック・パワーメタルの極地。PRIESTレパートリーはカバーの「The Green Manalishi」「Diamonds And Rust」や「Jawbreaker」だけに止め、あとはHALFORDオリジナルとFIGHTの徹底抗戦。特に高揚感に充ち満ちた「Fire And Ice」や胸を熱く焦がすメロディで綴る「Thunder And Lighting」の素晴らしさと言ったら……。さらにキャッチーなサビの「Made Of Metal」、威風堂々たる「Like There's No Tomorrow」も強力。PRIESTの最新作『FIREPOWER』も素晴らしかったですが、その源泉は80年代よりもむしろ2010年のHALFORDにこそある。それを音で証明するかのような純メタルのシャングリラが一気に華開くのです。 【ガスGを迎えて新章を拓いたオジー】 そんなHALFORDを前座に従えたオジーも、最先端メタル。新曲は「Let Me Hear You Scream」だけに止め、大半は現在の“NO MORE TOURS”にも近いグレイテスト・ヒッツなのですが、ポイントなのは演奏。現代のギターヒーロー:ガスGの妙技が全開なのです。そのシャープな切れ味はもう絶品。アルバム『SCREAM』ではザック・ワイルドを意識しているようにも感じられましたが、過去のレパートリーでは違いが明らか。ザックほどヘヴィネスにはこだわらず、むしろジェイク・E・リーを彷彿とさせる鋭いエッジがギラギラと輝く。しかも、若さ故か初ツアー故か「俺の実力を聴け!」と言わんばかりの勢いが凄いのです。その演奏に煽られたようなオジーもイキイキと吠えている。オジーはザックと続けていく事もできたわけですが、あえて盟友を切ってまでフレッシュな感覚を欲しがった。その効果が存分に活きており、90年代以降でも最もフレッシュ。その上で、後のBLACK SABBATH再編や現在の“NO MORE TOURS”ほどキーも落としておらず、このツアーこそオジーの現役感が輝いたツアーだったことを音で証明してくれるのです。さらにフルスケール・ショウの完全収録が嬉しい。ガスG時代には2009年BIZZCONや2010年のOZZFEST UKのプロショットも残されていますが、そこでも聴けないレパートリーがたっぷり。サバスの「N.I.B.」「Rat Salad」「Into The Void」だけでなく、ジェイク時代の「Shot In The Dark」「Killer Of Giants」、ザック時代の「Road To Nowhere」「Fire In The Sky」「No More Tears」「Mama, I'm Coming Home」と、歴代の名曲群がガスGのシャープなアップグレード・バージョンとなって甦る。また、ちょっと面白いのがメンバー紹介。実はこの日はオジー62歳の誕生日で、盛大なバースデイソングが起こるのです。いつものように全員を紹介したところでスタッフ?が登場し、観客に唱和を要求する。アダム・ウェイクマンが美しいピアノでイントロをつま弾く……までは良かったのですが、音頭を取っていたスタッフが驚異のド音痴。アダムも音程が取れなくなって演奏を止めてしまう……そんな微笑ましい現場を体験できるのです。グレン・ティプトンの病によってJUDAS PRIESTの金看板を背負うことになったロブ・ハルフォード、そして盟友ザックと共に最後のツアーに旅立ったオジー・オズボーン。もしかしたら、もう両雄のソロ新作を聴くことはないかも知れない。もう新しい音楽を追究することはないかも知れません。本作のイースト・ラザフォード公演は8年前ではありますが、両雄が過去の総括ではなく、前進していた最後の姿を記録したライヴア・ルバムでもあるのです。バーミンガムから“ヘヴィメタル”を生み出し、ゴッドやゴッドファーザーと呼ばれた2人。その最新形。どうぞ、統一感もたっぷりな極上サウンドで存分にご堪能ください。 Izod Center, East Rutherford, NJ, USA 3rd December 2010 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND Disc 1(53:07) HALFORD 1. Intro. 2. Resurrection 3. Made In Hell 4. Locked And Loaded 5. Made Of Metal 6. Nailed To The Gun 7. Fire And Ice 8. Thunder And Lighting 9. The Green Manalishi 10. Diamonds And Rust 11. Jawbreaker 12. Like There's No Tomorrow 13. Cyberworld  OZZY OSBOURNE Disc 2(70:37) 1. Carmina Burana 2. Bark At The Moon 3. Let Me Hear You Scream 4. Mr. Crowley 5. I Don't Know 6. N.I.B. 7. Suicide Solution 8. Road To Nowhere 9. Fairies Wear Boots 10. Fire In The Sky 11. War Pigs Disc 3(70:37) 1. Happy Birthday To Ozzy 2. Shot In The Dark 3. Guitar Solo 4. Rat Salad/Drum Solo 5. Iron Man 6. Killer Of Giants 7. No More Tears 8. I Don't Wanna Change The World 9. Crazy Train 10. Into The Void 11. Mama, I'm Coming Home 12. Paranoid 13. Outro. HALFORD Rob Halford - Vocals Mike Chlasciak - Guitar Roy Z - Guitar Mike Davis - Bass Bobby Jarzombek - Drums OZZY OSBOURNE Ozzy Osbourne - Vocals Gus G - Guitar Blasko Nicholson - Bass Tommy Clufetos - Drums Adam Wakeman - Keyboards

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