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Genesis ジェネシス/NY,USA 1980

プログレッシヴ・ロックの可能性をポップ方面に拡大し、遂に全英ナンバー1の大ヒットも成し遂げた『DUKE』時代。フィル・コリンズが歌うレアな「Back In N.Y.C.」も楽しめる極上ライヴアルバムが登場です。そんな本作に収められているのは「1980年6月29日ニューヨーク公演」。伝統の大会場“マディソン・スクエア・ガーデン”の一夜を真空パックした極上オーディエンス録音です。『DUKE』と言えば、前作によって3人編成による土台を確かなものにし、各人のソロ活動も始まった時期。そんな当時を思い起こす上でも、まずはツアーの全体像の中からショウのポジションを確かめてみましょう。 《2月15日『SMALLCREEP'S DAY』発売》・3月13日-23日:英国(11公演)《3月24日『DUKE』発売》・3月24日-4月24日:英国(32公演)・5月27日-6月30日:北米(35公演)←★ココ★《6月『FACE VALUE』制作開始》 これが1980年の全景。まずはマイク・ラザフォードの『SMALLCREEP'S DAY』で幕を開け、立て続けに『DUKE』を発表。そして、始まった“DUKE TOUR”は英国・米国・カナダの3ヵ国でのみ行われ、ヨーロッパ大陸はなしという一風変わったツアーでもありました。まだまだ3人ともGENESISに軸足を置いていましたが、その終盤にはフィルの活動が活発化。最終「北米」レッグと前後してヒュー・パジャムとの『FACE VALUE』制作が始まる……まさに時代の転換点でもありました。本作のニューヨーク公演は、そんな「北米」の最終盤。最後から2公演目となるコンサートでした。まさにツアー大詰めとなるハイライト公演を記録した本作は、それはそれは素晴らしい極上のオーディエンス録音。クリアさ、手応え、美しさ……すべてが圧倒的。巨大会場のリアルな熱狂を吸い込んではいますし、ヘッドフォンで聴けば会場音響も感じられはする。しかし、1音1音のディテールまでくっきりとしたクリアさ、芯の図太さは下手なサウンドボードよりも遙かに素晴らしいのです。そして、奇跡的なのが会場音響。距離感ゼロではないのですが、それが欠点ではなく美点になっている。ほんのりとした音響がとにかく美しく、精緻にミックスされたFM放送や公式ライヴ盤のようなスペクタクルを醸しつつ、それでいてエッジを隠すことも曇らせることもない。しかも、後からわざわざミックスで演出するFM放送とは異なり、一発録りならではの生々しさも備えている。聴き応えはFM/公式級でありながら、それ以上の奇跡感まで漂わせる。まさにオーディエンス録音だからこその美音、客録だけの気品の録音なのです。そんなクオリティで描かれるのは、ツアー・ファイナルに向けてアクセルを踏み込んだ素晴らしいショウ。セットは最新作『DUKE』の全12曲中7曲を軸としつつ、『SELLING ENGLAND BY THE POUND』から『...AND THEN THERE WERE THREE…』までの代表曲を満遍なく組み込んでいる。しかも、そのバランスが醸す新時代のプログレ感が素晴らしい。『DUKE』はポピュラリティを拡大させつつも、あくまでプログレッシヴ・ロックの旨みで貫く傑作でしたが、その世界を過去のレパートリーを交えて解体・再構築。当時話題となった序盤「Dancing With The Moonlit Knight/Squonk」や後の定番ともなっていく中盤の「In The Cage/The Colony of Slippermen/Afterglow」も生まれ、メドレー演奏の組曲感が親しみやすさと壮大さを両立している。さらに美味しいのがアンコールの「Back In N.Y.C.」。この曲が演奏されたのは眩惑のブリードウェイ・ツアー以来のことであり、“DUKE TOUR”でも一部のショウのみ。そんなレアなフィル・バージョンを極上サウンドで楽しめるのです。さらに、各所に散りばめられた名曲群も1980年ならでは。このツアーだけの貴重な「Guide Vocal」だけでなく、「One For The Vine」「Deep In The Motherlode」「The Lady Lies」といった過去のレパートリーにしてもこれ以降演奏していない。そして、何と言っても「Duke’s Travels」「Duke's End」。アルバムでもプログレッシヴ・ロックの矜持を味わわせてくれましたが、ステージでは更に圧倒的。演奏家集団としてピークに達していた彼らのポテンシャルが凄まじい迫力で炸裂する。アルバムでは新たな時代を切り拓きつつ、ステージではまだまだプログレの旨みを濃厚に発散していた。そんな転換点だからこその美味しいライヴアルバムでもあるのです。その後、フィルの『FACE VALUE』が大ヒットしたことを皮切りにファミリー全体でポップ界を蹂躙していったGENESIS。1980年はその前夜でもあり、幕開けでもあったわけですが、同時にステージでのテクニカルな演奏力は頂点を究めてもいた。そんな転換点の一大ハイライト公演を極上サウンドで体験できる大傑作ライヴアルバム。 Live at Madison Square Garden, New York, NY, USA 29th June 1980 TRULY PERFECT SOUND Disc 1(59:32) 1. Deep In The Motherlode 2. Dancing With The Moonlit Knight(intro)3. Squonk 4. One For The Vine 5. The Story Of Albert 6. Behind The Lines 7. Duchess 8. Guide Vocal 9. Turn It On Again 10. Duke’s Travels 11. Duke's End Disc 2(73:53) 1. MC 2. The Lady Lies 3. MC 4. Ripples 5. Misunderstanding 6. In The Cage 7. Raven 8. Afterglow 9. Dance On A Volcano 10. Drum Duet 11. Los Endos 12. Back In N.Y.C. 13. I Know What I Like BONUS TRACK 14 Turn It On Again: US Version Phil Collins - Vocals, Drums & Percussion Mike Rutherford - Bass & Guitar Tony Banks - Keyboards Chester Thompson - Drums & Percussion Daryl Steurmer - Guitar

Genesis ジェネシス/NY,USA 1980

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