大絶賛の嵐となった昨年の来日公演から3ヶ月、急遽、再び来日が決定した鋼鉄神。その再来日を占う最新ライヴアルバムが登場です。そんな本作に収められているのは「2019年1月27日パリ公演」。その極上オーディエンス録音です。今回の再訪決定は、まさに急転直下の出来事でした。その事情をご説明する意味でも、前回来日からの歩みをカンタンにまとめてみましょう。
●2018年・11月21日-29日:日本#1(6公演)・12月1日-7日:アジア(3公演)●2019年・1月27日:パリ公演 ←★ココ★《1月29日:オジーとの英国ツアー延期を発表》×1月30日-3月3日:英国(延期)《2月6日:オジーの入院を公表》《2月12日:PRIESTの南アフリカ公演中止を発表》
《2月19日:オジーの来日中止が発表》《2月21日:PRIESTの再来日が発表》・3月9日-16日:オセアニア(4公演)×3月20日+22日:南アフリカ(中止)・3月21日:日本#2(DOWNLOAD JAPAN)
これが前回来日から3月の再来日までの歩み。事の発端はオジー・オズボーンの発病でした。本来は2019年1月から「オジー&JUDAS PRIEST」という夢のカップリングで英国ツアーを行い、その後PRIESTとは初となる南アフリカ公演へと進む予定でした。ところが、カップリング・ツアー直前にオジーがインフルエンザを罹患。しかも、気管支炎の合併症により入院騒ぎとなり、英国ツアーが丸ごとキャンセルとなりました。そこまではよくある(?)話なのですが、今度はPRIEST側にトラブル。現地プロモーター側の事情で機材運搬に問題が発生し、南アフリカ公演が中止になったのです。ここまでは海の向こうの話なのですが、問題はその後。オジーは3月のDOWNLOAD JAPANに参加する予定だったものの、数ヶ月の休養が必要と判明。来日公演までキャンセルになってしまいました。そこで代打出演となったのが南アフリカ中止でスケジュールの空いていたJUDAS PRIEST……という流れ。一時はヘッドライナーのキャンセルで危機に陥ったDOWNLOAD JAPANが一気に盛り上がりを見せており、文字通り救いの神となったのです。さて、偶然が偶然を呼んで決まった再来日。前回からわずか4ヶ月だけに、一体どんなショウになるのか……それを教えてくれるライヴアルバムが本作なのです。上記のように、2019年はまだパリ1公演しか行っていないわけですが、本作のクオリティは一度きりのチャンスとは思えないほどに極上! オンでダイナミックな芯が耳元に直接飛びこみ、ディテールも超詳細。「Le Zénithって野外会場だったっけ?」と思うほど(実際には屋内です)に反響がほとんどなく、「まるでサウンドボード」と呼ぶに相応しい。前回の日本公演も含め、これまでも傑作録音をご紹介してきたので軽々に「ツアーNo.1!!」と断言はできませんが、断言したくて仕方ない。実のところ、2曲目「Running Wild」の中間部で女性係員が注意するような声が入り、マイクを隠すように音質が曇る。しかし、それも10秒ほどであり、それ以外は鉄壁なほど美麗サウンドが全編を貫くのです。そんなサウンドで描かれるのは、来る再来日が待ち遠しくてたまらなくなるスゴいショウ。おおよそは前回の来日公演に準じており、大絶賛を呼んだロブの絶好調ヴォイスが轟き、東京ではやらなかった「The Hellion/Electric Eye」もやってくれる………どころの話じゃない!最大の衝撃は、何と言っても激レア「Killing Machine」!!!! “FIREPOWER WORLD TOUR”は開始当初からレア曲の復活が目玉になってきましたが、この曲のレア度はダントツのNo.1。「Killing Machine」を演奏するのは、1978年以来となる41年ぶり。しかも、その41年前にも数回しか演奏しておらず、音の証拠で確認できるのは1公演しかないというレア中の激レア曲なのです(1978年の記録は当店の『THE TREASURE TAPES 1978(Shades 886)』でお楽しみ頂けます)。それが日本でも観られるかも知れない……。再来日の経緯も胸アツでしたが、その中身も大注目なのです。JUDAS PRIESTの次なるショウは3月のオーストラリア/ニュージーランド。その5日後にはDOWNLOAD JAPANです。オセアニア録音が間に合うか微妙ですし、そもそも極上録音が出てくるとも限りません。となれば、再来日に備えるには本作しかないのです。しかも、そんな貴重度をぶっ飛ばす極上クオリティにして、超絶レアな「Killing Machine」まで爆裂。もはや予習の次元を超え、PRIESTコレクションに不可避な特別すぎるライヴアルバム。
Le Zenith, Paris, France 27th January 2019 TRULY PERFECT SOUND
Disc 1(55:38)
1. Firepower Intro. 2. Firepower 3. Running Wild 4. Grinder 5. Sinner 6. The Ripper 7. Lightning Strike 8. Desert Plains 9. No Surrender 10. Turbo Lover 11. Killing Machine 12. The Green Manalishi 13. Night Comes Down
Disc 2(50:20)
1. Guardians 2. Rising From Ruins 3. Freewheel Burning 4. You've Got Another Thing Comin' 5. Hell Bent For Leather 6. Painkiller 7. The Hellion 8. Electric Eye 9. Metal Gods 10. Breaking The Law 11. Living After Midnight 12. Outro.
Rob Halford - Vocals Richie Faulkner - Guitar Andy Sneap - Guitar Ian Hill - Bass Scott Travis - Drums





























