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Genesis ジェネシス/PA,USA 1974 Upgrade

ピーター・ガブリエル時代のひとつの極みでもあった“SELLING ENGLAND BY THE POUND TOUR”。その現場を極上サウンドで体験させてくれるアップグレード・マスターが登場です。そんな本作に収められているのは「1974年3月3日タワーシアター公演」。“タワーシアター”はフィラデルフィアの名会場として世界的に有名ですが、厳密な所在地は市境のアッパーダービー側。その名会場で記録されたヴィンテージ・オーディエンス録音です。1974年と言えば、ピーター時代GENESISでも頂点的な『月影の騎士』と『眩惑のブロードウェイ』の両ツアーが行われたわけですが、本作は『月影の騎士』の方。まずは、その全体像からショウのポジションを確かめてみましょう。●1973年・9月19日-30日:欧州#1(7公演)《10月13日『月影の騎士』発売》・10月6日-31日:英国#1(17公演)・11月7日-12月20日:北米#1(26公演)●1974年・1月13日-20日:英国#2(6公演)・1月26日-2月12日:欧州#2(12公演) ・3月1日-5月6日:北米#2(46公演)←★ココ★《8月『眩惑のブロードウェイ』製作開始》これが素晴らしき“SELLING ENGLAND BY THE POUND TOUR”の全景。当時の記録にはあやふやな点もあるので公演数など、細部は厳密ではありません。タワーシアターにしても「北米#2」レッグの序盤に3公演あったとは言われているものの、それが別日だったのか1日2公演あったのか諸説ある。本作は、現在もっとも有力な「3月3日の午後公演(第1ステージ)」説を採用しています。そんなショウの録音は以前から知られてきましたが、本作はそのコピーでもリマスターでもありません。既発群は最高でも3rdジェネをソースとしてきましたが、本作は最近になって発掘されたロウジェネ・マスター。そこからダイレクトにデジタル化されたアップグレード版なのです。そのサウンドは、まさに絶品。「70年代にしては」の枕詞が付くヴィンテージ感覚ではあるものの、美しくも逞しい芯がオンで詳細まで耳元に飛びこむ素晴らしさ。さらに、これまでとは異なる瑞々しさも圧倒的。既発群はダビングの過程で中低音が失われたのか、高音ばかりがキンキンしたマスターが多かったのですが、本作はバランスも鮮度もバツグン。今までは聞き取りづらかった中音域も手応えたっぷりで、低音もベースラインまではっきり感じ取れる。これは単に「中低音も聞こえる」というアップグレードではありません。既発群はわずかに記録されていた中低音もヨレていましたが、本作はビシッとしている。例えば、既発の中低音をイコライジングで上げる事はできるでしょう。しかし、本作のように鳴りのヨレまで整え、失われた機微を取り戻す事はできない。ロウジェネ・マスターだからこそ残されていた美しい演奏がスピーカーから溢れ出るのです。そして、それが“SELLING ENGLAND BY THE POUND TOUR”だからこそ嬉しい。演劇系シンフォニック・プログレを体現したピーター時代のGENESISですが、中でもこのツアーは人気が高い。もちろん、次の“ブロードウェイ・ツアー”こそが画期的ではあるのですが、2枚組ストーリーの完全再現が主題なためにバラエティ豊かな初期GENESISの名曲は望めなかった。それに対し、このツアーはシンフォニックの理想を体現した3連作『怪奇骨董音楽箱』『フォックストロット』『月影の騎士』のレパートリーがたっぷりと楽しめるのです。しかも、本作はその中でも理想的。ピーター時代GENESISはバンドの成長期にあり、場数を踏めば踏むほど演奏力も表現力も高まっていった。“SELLING ENGLAND BY THE POUND TOUR”はその到達点でもあり、本作のアッパーダービー公演はその後期。しかも、直前の「欧州#2」から半月の休暇を挟んだ事で疲れもなく、英国バンドにとって攻略すべき北米ツアーを開始する意欲にも燃えているのです。こうした美点は究極サウンドボード・アルバム『DEFINITIVE MONTREAL 1974(Virtuoso 268/269)』でも味わえましたが、本作はオーディエンス録音だからこその体験感に加え、あの超名盤でも聴けない「More Fool Me」も楽しめるのです。ピーター時代のGENESISは、他のどのプログレ・バンドよりも無数のフォロワーを生み出した歴史的な存在でした。彼ら自身の終着点は『眩惑のブロードウェイ』でしたが、世界を最も魅了したのは『月影の騎士』までの3連作だったと言えるでしょう。本作は、その現場に極上サウンドで立てるライヴアルバムの大傑作なのです。 Live at Tower Theater, Upper Darby, PA, USA 3rd March 1974 Afternoon Show TRULY AMAZING/PERFECT SOUND(UPGRADE) Disc 1(52:14) 1. Watcher Of The Skies 2. Intro 3. Dancing With The Moonlit Knight 4. Intro 5. Cinema Show 6. I Know What I Like 7. Intro 8. Firth Of Fifth Disc 2(53:42) 1. Intro 2. Musical Box 3. More Fool Me 4. The Battle Of Epping Forest 5. Intro 6. Supper's Ready Peter Gabriel - Lead Vocals Steve Hackett - Guitar Mike Rutherford - Bass, Guitar, Vocals Tony Banks - Keyboards Phil Collins - Drums, Vocals

Genesis ジェネシス/PA,USA 1974 Upgrade

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