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Free フリー/Tokyo,Japan 4.30.1971

PINK FLOYDやLED ZEPPELINに先駆けて実現した、FREE伝説の初来日。その現場に立ち会える貴重なライヴアルバムがリリース決定です。そんな本作に記録されているのは「1971年4月30日:神田共立講堂」公演。そのヴィンテージ・オーディエンス録音です。初来日では東京2公演(4月30日・5月1日)だけが行われ、本作はその初日にあたります。まさに日本とFREEが初対面を果たした夜なのですが、その現場を真空パックした本作は素晴らしい聴き応え。あくまでもヴィンテージ録音ではあるものの、ボケボケでもなければ轟音の類でもない。力強い芯がグイグイと手元まで届き、輪郭もクッキリ。鳴りに深みや美しさは望めないものの、演奏の機微や歌声の若々しさはシッカリと分かる。伝説の”現場”と“音楽”を知るには十分なドキュメント録音なのです。そのサウンドで描かれるのは、呼吸も止まる奇跡のブルースロック。ショウの終盤4曲のない不完全録音なものの、開演時の「FREE!」コール(伝説に名高い糸○五郎氏の声でしょうか)で幕を開け、歴史に名高い名曲群が次々と繰り出されていく。記録の意味も込め、当時のセットリストを整理しておきましょう。●FIRE AND WATER(3曲)・Fire And Water/All Right Now/Heavy Load・本作未収録:Mr. Big ●HIGHWAY(3曲)・The Stealer/Be My Friend/The Highway Song・本作未収録:Soon I Will Be Gone/Ride On Pony ●その他(3曲)・I’m A Mover『Tons of Sobs』/My Brother Jake・本作未収録:Crossroads(ロバート・ジョンソン)……と、このようになっていました。「Crossroads」が未収録なのは残念至極ですが、それでも大名盤『FIRE AND WATER』『HIGHWAY』を軸とした濃厚ぶりがよく分かる。特に「Heavy Load」や「The Highway Song」は後のBAD COMPANYやポール・ロジャースのソロでも演奏されていないFREEならではの名曲。それを現場体験できるのです。そして、演奏以上にドキュメントなのが観客の息吹。開演時には盛大に盛り上がるものの、演奏が始まるやサッと静まり返り、1曲1曲が終わると演奏中の静寂が嘘のように再び拍手が噴火。いつの時代も変わらないようにも思えますが、曲間の噴火が妙に短い。ワァ!と盛り上がったかと思うと数秒で鎮まり、大人しく次の曲を待っている。ちょっとしたサウンドチェックもMCも静寂の中に響き、次の演奏が始まるまで待つ。これこそ「日本の観客は大人しい」と言われる所以でもありますが、本作はそんな外タレの評判が定着する以前のノリなのです。そんなノリが変わるのが「All Right Now」。ヒット曲だけあって観客の浸透度も高く、盛大な喝采に続いて手拍子が延々と鳴り響くのです。そして、その手拍子がメトロノームのように超正確。まるでズレたら恥ずかしいとでも思っているかのようにビシッと揃っていて、どこまで続けられるか競うかのようにストイック。ここにはロックを気楽に楽しむムードはなく、どこまでも生真面目。ヒット曲への素直な反応も、繰り返される静寂も、真剣な手拍子も、すべてが新しい文化「ロック」との出会いの場だからこその香り立つドキュメントなのです。本作の3ヶ月後にはPINK FLOYDは、5ヶ月後にはLED ZEPPELINが伝説となる初来日を果たしました。その前に本物のブルースロックを日本に伝えたFREE。本作から流れ出るのは、そんな異文化の初対面なのです。その現場に素晴らしいサウンドで居合わせられる1枚。まさに新しい時代の幕開けとなった一夜。 Live at Kanda Kyoritsu Kodo, Tokyo, Japan 30th April 1971 TRULY AMAZING SOUND (41:02) 1. Fire And Water 2. The Stealer 3. I'm A Mover 4. Be My Friend 5. All Right Now 6. Heavy Load 7. The Highway Song 8. My Brother Jake

Free フリー/Tokyo,Japan 4.30.1971

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1,386円 (税込)

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