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Free フリー/CA,USA 1971 2 Days Upgrade

平均年齢20歳の4人の若者がブルースロックの理想を体現していた奇跡のバンド、FREE。その伝説的な名録音が最高峰を更新して登場です。そんな本作に収められているのは2公演。「1971年1月22日サンタモニカ公演」の超有名サウンドボード録音をディスク1に、「同年1月16日サンフランシスコ公演」の極上オーディエンス録音をディスク2に配した2枚組です。ここで「あれ?」と思われた方は鋭い。かつて大人気を博した『SAN FRANCISCO 1971』と酷似しているのです。しかし、本作はあの大名盤でもなければ、リマスター再発でもない。似て非なるアップグレード盤なのです。それでは、それぞれ詳しくご紹介していきましょう。 【DISC 1:サンタモニカ公演のFMサウンドボード】 まず登場するのは、「1971年1月22日サンタモニカ公演」のFMサウンドボード録音。このサウンドボードは古くから空中分解前のFREEを象徴してきた名録音で、これまでも数々の既発を生み出してきた定番中の大定番です。Masterport盤にも収録されていましたが、本作はそれとは別。最近になって発掘の名門「Krw_co」から発表された新マスターです。何しろ、長さからして違う。FM放送のアナログマスターからダイレクトにCD化されているのですが、カットされて聴けなかったDJやアナウンスも収録している。より長く、放送の真実に近いマスターなのです。しかも、本作はそんな「Krw_co」マスターを細心マスタリング。もちろん、せっかくの新発掘サウンドを汚すようなマネはせず、原音を最大限に活かしながらピッチやノイズを丁寧に補正。実のところ、既発と同じく曲間や「I’m A Mover」の出だし、「Mr. Big」の中間部に(わずかな)カットがあるのは同じなのですが、そこも違和感を最小限に抑えて自然に聴き通せるように処理。歴史的な価値を大事にしつつも、音楽作品としての“品格”・“完成度”を高めました。そんな最高峰サウンドで描かれるのは、英国が生んだ奇跡のブルースロック。大定番だけに内容はよく知られているとは思いますが、良い機会でもありますのでセットを整理してみましょう。 ●TONS OF SOBS(2曲)・I’m A Mover/The Hunter ●FIRE AND WATER(5曲)・All Right Now/Fire And Water/Mr. Big・FREE LIVE!で聴けない曲:Don’t Say You Love Me/Heavy Load ●HIGHWAY(5曲)・Be My Friend/Ride On Pony・FREE LIVE!で聴けない曲:The Stealer/The Highway Song/Soon I Will Be Gone ●その他(3曲)・Woman『FREE』・FREE LIVE!で聴けない曲:My Brother Jake/Rock Me Baby ……と、このようになっています。4枚のオリジナル作品からエッセンスを濃縮しているだけでなく、伝統の公式盤『FREE LIVE!』でも聴けない名曲がたっぷり7曲も収録されている。そのすべてが貴重なのですが、特に「Don’t Say You Love Me」「Heavy Load」「The Highway Song」といった辺りは後のBAD COMPANYやポール・ロジャースのソロでも演奏されていない。それをサウンドボードで聴けるのです。もちろん、他の曲に関しても滋味深く、濃密なブルースロックの理想郷。『FREE LIVE!』よりも生々しく、無編集だからこそのショウの流れも自然。1曲1曲を重ねる事で醸成していく熱気が感じられ、滴り落ちる芳醇なブルースがどんどん深くなる。よく『FREE LIVE!』を差して「FREEのベスト盤としても機能する」と評される事もありますが、本作は曲数ボリュームも生々しさもあの名盤以上なのです。 【DISC 2:フィルモア・ウェストでの関係者録音】 伝統サウンドボードの最高峰盤に続くのはMasterportの『SAN FRANCISCO 1971』で初登場し、世界に衝撃を与えた極上オーディエンス録音。FREEの初登場音源というだけで衝撃モノですが、この録音が立つ地平はそんなものではありませんでした。何しろ、クオリティが凄すぎた。当時のレコード会社の日本人スタッフが資料用に録音したもので、そのオリジナル・カセットからダイレクトにCD化したもの。特に凄いのは、アンディ・フレイザーのベース。他3人よりも明らかに間近で、極太でオンな芯がとんでもなく力強く、芳醇なグルーヴと歌心溢れるメロディが耳元に飛び込んでくる。もちろん、極太ベースに乗る他3人も必聴。恐らく関係者席なのでしょうが、ファットなベースを切り裂くようなクリアさが際立ち、その機微がしっかりと味わえるのです。30分の短い録音ではあるのですが、その濃度はディスク1のサウンドボード録音さえも凌駕し、しかもサンタモニカ公演では聴けなかった「Songs Of Yesterday」も楽しめるのです。長くなってしまいましたが、これはあくまでMasterport盤の話。本作では、その大元カセットから再度デジタル化し、さらに細心マスタリング。単にディスク1と均整を取るだけではなく、大元テープにあったノイズを1つひとつ除去。さらに片チャンネルが音落ちしていたパートも丁寧に処理しました。実のところ、大元のテープはステレオ・テープにモノラル録音されていた。そのため、両チャンネル共に同じ音声が記録されているのですが、経年により部分的に劣化具合が異なっていたのです。本作では両チャンネルを細部までチェックし、ベストなパートで全編を貫いた。もちろん、大元が同じ音声ですから違和感はなく、ノイズレスで艶やかなサウンドを実現したのです。本作の3ヶ月後には伝説的な初来日が実現し、その直後の豪州ツアーで人間関係が破綻したオリジナルFREE。その音楽は極めて滋味深くも、彼ら自身は20歳の向こう見ずな若者だったのです。その崩壊を前に、わずかな間にだけ実存していた奇跡のブルースロック。本作は、そのステージを極上サウンドで体験できるライヴアルバムです。歴史に名高いサウンドボードの最高峰盤と、奇跡の関係者録音の双方を極限クオリティで永久保存した2枚組。 Live at Civic Auditorium, Santa Monica, CA, USA 22nd January 1971 KUSC FM Broadcast Disc 1 (79:10) 1. Introduction 2. Be My Friend 3. The Stealer 4. Woman 5. Ride On A Pony 6. Don’t Say You Love Me 7. All Right Now 8. Fire And Water 9. Heavy Load 10. The Highway Song 11. My Brother Jake 12. Soon I Will Be Gone 13. I’m A Mover 14. Mr Big 15. The Hunter 16. Rock Me Baby ★演奏後の歓声部が既発CD「Rock Me Stealer」よりも50秒ほど長い。 SOUNDBOARD RECORDING Disc 2 (31:11) Live at Fillmore West, San Francisco, CA, USA 16th January 1971 Original Audience Recording (Taken from the original master cassette tape “Scotch 272 C-90 3M”) 1. Songs Of Yesterday 2. All Right Now 3. The Stealer 4. Heavy Load 5. My Brother Jake 6. The Highway Song Paul Rodgers – Vocals Paul Kossoff – Guitar Simon Kirke – Drums Andy Fraser – Bass

Free フリー/CA,USA 1971 2 Days Upgrade

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