ロブ・ハルフォードが復帰し、地球上に再降臨した2004年の鋼鉄神JUDAS PRIEST。そのサウンドボード・アルバムが登場です。そんな本作に刻まれているのは「2004年6月10日SWEDEN ROCK FESTIVAL」。その極上ステレオ・サウンドボード録音です。「ロブ復帰!」の報が世界を駆け巡ったのは、2003年7月のこと。その後、彼らは『METALOGY』と共に本格的に再起動、“REUNITED TOUR”と題して復活を満天下に示すツアーを開始しました。まずは、そのスケジュールの中でショウのポジションを確かめてみましょう。《5月11日『METALOGY』発売》・6月2日-27日:欧州(15公演) ←★ココ★
・7月10日-9月2日:北米(32公演)《10月-11月『ANGEL OF RETRIBUTION』製作》これがJUDAS PRIESTの2004年。復活作『ANGEL OF RETRIBUTION』の製作前に行われた“REUNITED TOUR”は欧米のみのツアー。「欧州」レッグは夏フェスを巡り、「北米」は“OZZFEST 2004”への参加で参加でした。本作の“SWEDEN ROCK FESTIVAL”は、その序盤である6公演目のコンサートでした(ちなみに、2004年と言えばロブがBLACK SABBATHの代理シンガーを務めた事でも有名。そのカムデン公演は、北米レッグの28公演目でした)。そんなショウで記録された本作は、まさに極上。世界のメタル大国となったスウェーデンを代表するフェスの放送であり、サウンドもミックスも鉄壁。当時から「復活PRIESTを聴ける!」と大人気となったのですが、それから16年を経た現在でも超えるものがない。もはや四の五の言っても仕方がないレベルの完全オフィシャル級サウンドボードなのです。そのサウンドで描かれるのは、黄金時代の濃縮ベストとなる極めつけの鋼鉄シャングリラ。放送枠に沿って編集されているのでフルではないのですが、13曲の至宝がパンパンに詰まっているのです。復活間もないPRIESTと言えば、公式作『RISING IN THE EAST』が有名ですので、比較しながらセットをまとめてみましょう。
70年代ナンバー(5曲)・運命の翼:The Ripper/Victim Of Changes・背信の門:Diamonds & Rust・ステンドクラス:Beyond The Realms Of Death・殺人機械:The Green Manalishi (With the Two-Pronged Crown)(★)
80年代/90年代ナンバー(8曲)・ブリティッシュスティール:Metal Gods・黄金のスペクトル:Heading Out To The Highway(★)・復讐の叫び:Hellion/Electric Eye/You've Got Another Thing Comin'・背徳の掟:The Sentinel(★)・ターボ:Turbo Lover
・ペインキラー:A Touch Of Evil/Painkiller ※注:「★」印は公式作『RISING IN THE EAST』でも聴けない曲。……と、このようになっています。リッパー時代や『ロッカ・ローラ』『ラム・イット・ダウン』からは選ばれていませんが、それ以外の主要アルバムから多くても2曲という幅広さ。『RISING IN THE EAST』で聴けない3曲があるのも美味しいですが、トータルでも『EPITAPH』の2004年版のような総決算なショウなのです。そして、そのセットを演じるパフォーマンスも素晴らしい。さすがに80年代のような若々しさは望むべくもありませんが、復活6公演目という初期衝動に突き動かされ、心なしか決め台詞「PRIEST is Back!!」にも力がこもる。ツアー疲れが滲んでいた『RISING IN THE EAST』よりもグッとフレッシュなショウが楽しめるのです。鋼鉄神帰還から16年。今年は先延ばしになっていた50周年事業も予定され、鋼鉄神の金属光沢はますます磨きがかかっています。そんな彼らの再出発の刹那、わずか6公演目というスタートダッシュをオフィシャル級サウンドで味わえるライヴアルバムの大傑作です。
Sweden Rock Festival, Norje, Sweden 10th June 2004 STEREO SBD (75:11)
1. The Hellion 2. Electric Eye 3. Metal Gods 4. Heading Out To The Highway 5. The Ripper 6. A Touch Of Evil 7. The Sentinel 8. Turbo Lover 9. Victim Of Changes 10. Diamonds & Rust 11. Beyond The Realms Of Death 12. The Green Manalishi (With the Two-Pronged Crown) 13. Painkiller
14. You've Got Another Thing Comin' STEREO SOUNDBOARD RECORDING Rob Halford - Vocals Glenn Tipton - Guitar K.K. Downing - Guitar Ian Hill - Bass Scott Travis - Drums





























