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Genesis ジェネシス/France 3.1.1975

最近、突如として盛り上がりを見せている“THE LAMB LIES DOWN ON BROADWAY TOUR”の新発掘。その中でも秘境として知られる欧州レッグを代表する超傑作が誕生です。そんな本作に収められているのは「1975年3月1日ディジョン公演」。その極上オーディエンス録音です。『トミー』や『ザ・ウォール』と違い、再演もなく唯一無二の輝きを放っている“眩惑のブロードウェイ・ツアー”。どういうわけか、45年が経った2020年になってオーディエンスの決定盤が連発しています。当店でも数々の傑作ライヴアルバムでアーカイヴしてきましたが、中でもコレクションに最重要なのが「欧州」レッグであり、本作こそがその最高峰となるもの。「最重要」の意味をご説明する意味でも、まずは世紀の物語ツアーの全体像を振り返り、ショウのポジションを確かめておきましょう。1974年《11月18日『眩惑のブロードウェイ』発売》・11月20日-12月18日:北米#1(26公演)1975年・1月9日-2月4日:北米#2(19公演) ・2月19日-4月12日:欧州#1(34公演)←★ココ・4月14日-5月2日:英国(16公演)・5月8日-24日:欧州#2(13公演) これが“THE LAMB LIES DOWN ON BROADWAY TOUR 1974-1975”の全景。大雑把に「前半=北米」「後半=ヨーロッパ」に二分され、後半は大陸ヨーロッパである「欧州」と母国「英国」に細分できます。そんな中で本作のディジョン公演は「欧州#1」の9公演目にあたるコンサートでした。さて、なぜ欧州が最重要なのか。それは録音事情にあります。これまで幾度も触れてきましたが、“眩惑のブロードウェイ・ツアー”はピーター・ガブリエル時代でも極上ライン録音の名産地。何本もの公式級サウンドボード・アルバムが登場しています。しかし、そのほとんどが「北米」ツアーのものであり、例外は母国イギリスの『DEFINITIVE LIVERPOOL 1975』のみ。つまり、“大陸ヨーロッパ篇”だけがフル・サウンドボードに恵まれていないのです。その渇望感からか、最近の発掘ではアヌシー公演やミュンヘン公演など、大陸ヨーロッパの傑作が積極的に発掘されているのですが、クオリティ面でもう一歩。惜しくも永久保存に届かないライヴアルバムばかりでした。実際、本作のクオリティは極上。先に永久保存されたイギリス篇『SOUTHAMPTON 1975』に近いタイプながら、本作はさらにクッキリとしていて鳴りも艶やか。『SOUTHAMPTON 1975』をご存じない方のためにご説明しますと、ホール鳴りをほんのり僅かに吸い込みつつ、それが距離感にならず、厚みとダイナミズムだけを美味しく演出するタイプ。とにかく芯に距離感がなく、オーディエンスらしさが出やすいスネアも一発一発まで密度たっぷりなのです。70年代でそれほど力強い録音となると重低音にビビりや割れが起きても不思議ではないのですが、本作にはそれもなく、幻想感を宿しながらも演奏や歌声がクッキリとしたオーディエンスならではの美録音なのです。さらに驚くべきは、ほぼ完全収録された通し物語だと言うこと。実のところ、アンコール「The Musical Box」「Watcher of the Skies」が大きく欠け、特に前者はラスト3分弱しか録音されていないのでショウの完全版ではないのですが、それは問題じゃない。肝心要の『眩惑のブロードウェイ』パートには欠けらしい欠けが見当たらないのです(もしかしたら厳密には「The Waiting Room」にカットがあるのかも知れませんが、違和感がまったくありません)。このツアーの客録をコレクトされている方ならピンと来ると思いますが、長大な物語を欠けナシで聴ける録音は極めて希。最近、大好評を博した『SOUTHAMPTON 1975』や『BERKELEY 1975』でも味わえなかった贅沢がたっぷりと詰まっているのです。さらにさらに付け加えるなら、ショウの出来までもがすこぶる素晴らしい。GENESISコレクター御用達の超有名サイトでも「this performance to be the best of the lot...pretty good」と評されましたが、確かにタイトなアンサンブルも漲ったヴォーカリゼーションも文句なし。何より、アンコールを2曲もやっている。このツアーは通常『眩惑のブロードウェイ』の後にアンコールは1曲だけ。ところがこの日は大曲を2曲もやっているわけで、彼ら自身がいかに満足していたかが分かるというものです(前述の通り、このパートは不完全収録ですが)。フル・サウンドボードの存在しない大陸ヨーロッパ篇の頂点となる大傑作……これに尽きます。超の付く極上クオリティで長尺物語をフル体験でき、しかもコンプリーターも認める大名演なのです。「ブロードウェイ・ツアーの客録をなにか1本」となったら、本作を置いて他にない。そんな次元の代表作。 Live at Palais des Sports, Dijon, France 1st March 1975 TRULY PERFECT SOUND Disc 1 (50:38) 1. The Lamb Lies Down on Broadway 2. Fly on a Windshield 3. Broadway Melody of 1974 4. Cuckoo Cocoon 5. In the Cage 6. The Grand Parade of Lifeless Packaging 7. Story of Rael 1 8. Back in N.Y.C. 9. Hairless Heart 10. Counting Out Time 11. The Carpet Crawlers 12. The Chamber of 32 Doors Disc 2 (66:46) 1. Story of Rael 2 2. Lilywhite Lilith 3. The Waiting Room 4. Anyway 5. Here Comes the Supernatural Anaesthetist 6. Interlude 7. The Lamia 8. Silent Sorrow in Empty Boats 9. The Colony Of Slippermen 10. Ravine 11. The Light Dies Down On Broadway 12. Riding the Scree 13. In the Rapids 14. It 15. The Musical Box 16. Watcher of the Skies

Genesis ジェネシス/France 3.1.1975

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