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Pink Floyd ピンク・フロイド/NY,USA 6.16.1975

1975年第二次北米ツアー中盤に行なわれたニューヨークはロング・アイランドのナッソー・コロシアム初日、6月16日公演をライン録音に匹敵する極上オーディエンス録音で2時間21分に渡って完全収録したCD3枚組タイトルが登場です。既発に比べ音質が比較にならない程に向上しているだけではなく、曲間の歓声を中心に既発より長く収録されており、加えてOn The RunとTimeの間で分断されていた既発盤とは違い、第二部の「狂気」をノン・カットで聴けるという嬉しいアドバンテージもあります。オープニングのRaving And Droolingは録音の良さもあって、楽曲のもつアグレッシブなムードいっぱいのリズム反復とそれに絡む4人の強烈なパフォーマンスを最良のサウンドで楽しむことができます。切れ味鋭いソリッドな迫力に満ちたRaving And Drooling、冷ややかな感触とダルなムードが絶妙にブレンドするYou Gotta Be Crazyはどちらも聴き応え満点。Shine On You Crazy Diamondは、この時期は「炎」のレコーディングも完了しており、コントロールの効いた完成度の高い演奏を楽しむことができます。ギルモアのアドリブ・プレイも上手く決まっており、この日の好調ぶりが伺えます。力強いボーカルパートにはただただ聴き入るのみです。上手くいく時は全てが上手くいくように、静から動への理想的な演奏が聴けるサックス・プレイも最高の出来栄えです。アドリブを効かせたHave A Cigarのイントロからもギルモアがのって演奏しているのが分かります。バンドメンバーも自分達が作り出している強靭なグルーブに、高揚感を感じながらプレイしているのが伝わってくる感じです。SOYCD Pt 6-9の前半でのシンセリードも凄い迫力で録音されています。ロジャーも後半、白熱のエモーショナル・ボーカルをきかせてくれます(4:55-5:29)。後半のジャム・パートも素晴らしい出来です。第二部の「狂気」は、こちらも名演の名に相応しい、非常に優れた演奏を聴けます。「狂気」のSpeak To Meの安定したギルモアのボーカルは頼もしく、On The Runではリックがシーケンサーをいつも以上に過激に操り、聴き手を興奮させます。この日のギルモアはやる気満々で、Timeで聴いた事のない位にノイジーなソロを炸裂させ、Breathe(Reprise)ではめずらしくムーディなボーカルを披露します。The Great Gig In The Skyの女性コーラスまでも、この日は気合が入りまくった大迫力のボーカルを聴かせ大いに盛り上げてくれます。Moneyの後半のギルモアのギターソロでは一風変わったアプローチをたっぷりと聴く事ができます。Any Colour You Likeではリックのシンセソロに続いて、ギルモアが凄まじいサウンドで登場する所は非常にかっこよく、バックを牽引するロジャーの力強いベースも非常にいい感じです。女性コーラスとの絡みに続いて、オルガンを含む4人のパーカッシブなジャムパートに移行しますが、この部分で聴ける4人の創造性溢れるコンビネーションプレイは、ショウの中でも最大の聴き所になっています。Brain Damageでは長めのイントロがプレイされ、ロジャーも全編に渡って一風変わったボーカルを聴かせます。リックの3:29のミスはご愛嬌。Eclipseでも素晴らしいボーカルが全体を盛り上げます。アンコールのEchoesはリックが独創的なイントロを付けます。録音の良さもあってか、演奏は異様の程の迫力に満ちており、全体に渡ってバンドが一丸となった素晴らしいアンサンブル・プレイを聴く事ができます。うねりをあげる8~11分台のギルモアのギターは最高です。中盤から後半にかけての完成度の高い演奏は見事というしかなく、ラストの歌に突入する前のパートでは至高の名演を聴けます。

Pink Floyd ピンク・フロイド/NY,USA 6.16.1975

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