今回ご紹介するのが「ザ・ヤードバーズ」の米国での3rdアルバムである『オーバー・アンダー・サイドウェイズ・ダウン』のオリジナル・モノ盤です。このアルバムは英国では結果的に彼らの唯一のスタジオ作となる『ザ・ヤードバーズ』の米国盤になります。但し米国盤ではジェフがヴォーカルを努めた曲を削除し、アルバムタイトル、ジャケット、が変更され曲順も若干入れ替わっています。しかしこの変更が功を奏したのか大変引締まった内容になっています。が、それ以上にこのアルバムの魅力はそのサウンドにあります。英国モノ盤も素晴らしい音なのですが、米国モノ盤は更にその上をいく迫力満点の音に仕上がっているのです。あえて特徴をご説明するとすれば、やはりベックのギターの音が英国モノ盤に比べると遥かに迫力満点に襲いかかってくるようにカッティングがなされているところです。それはお聞きになってみるとご理解いただけることでしょう。この米国モノ盤はアナログファンには大変な人気があります。このオリジナル米国盤を当然最上級コンデションのデイスクを使って再現したのが今回のアイテムです。(26:25) 1. Lost Woman 2. Over Under Sideways Down 3. I Can't Make Your Way 4. Farewell 5. Hot House Of Omagarashid 6. Jeff's Boogie 7. He's Always There 8. Turn Into Earth 9. What Do You Want 10. Ever Since The World Began Keith Relf - Lead Vocals, Harmonica Jeff Beck - Lead Guitar, Bass Chris Dreja - Rhythm Guitar, Vocals Jim McCarty - Drums, Vocals Paul Samwell - Smith - Bass, Vocals