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Jethro Tull ジェスロ・タル/CA,USA 1.14.1977

少し前なら「十年に1本」と呼ばれていたクラスの超名盤が毎月登場しているマイク・ミラードのマスター発掘シリーズ。その最新弾にして「ミラード最高音質」と噂される驚異のライヴアルバムが登場です。そんな本作に収められているのは「1977年1月14日パサデナ公演」。重鎮JETHRO TULLの“SONGS FROM THE WOOD TOUR”で記録された超絶級オーディエンス録音です。「ミラード/JETHRO TULL/1977年」と来たら、昨年発掘されて大好評を博した『LOS ANGELES 1977:Mike Millard 1st Gen』も記憶に新しいところ。その辺の状況をご説明するためにも、まずは当時のスケジュールから振り返り、ショウのポジションを確かめておきましょう。・1月14日-23日:北米#1(7公演)←★ココ★・2月1日-14日:英国(13公演)《2月11日『SONGS FROM THE WOOD』発売》・3月1日-4月10日:北米#2(33公演)・4月16日-23日:欧州#1(8公演)・5月24日-6月8日:欧州#2(12公演) ・9月4日-20日:豪州(15公演)・11月4日-12月6日:北米#3(31公演)←※公式映像 これが1977年のJETHRO TULL。このツアーの代表音源と言えば、『SONGS FROM THE WOOD』のデラックス・エディションで公式化されたランドバー公演もありますが、本作のパサデナ公演はだいぶ時期が違う。アルバム発売前どころか、ワールド・ツアーの初日。その一方で『LOS ANGELES 1977』とはかなり近く、わずか2日前のコンサートでもありました。そんなショウで録音された本作は、常識外となる超極上の銘品。この場合の「常識」とは、いわゆる「オーディエンス録音の常識」ではありません。録音史のカリスマたる「ミラード録音の常識」をも超えているのです。ここからはミラード録音を体験済みの方を前提に話を進めさせていただきます。本作もまたミラード作品の個性と美点が息づいているわけですが、特別なのはダイナミズム。例えば『LOS ANGELES 1977』はクリスタル・クリアな空気感と異様な次元の端正さを併せ持っていましたが、アンサンブル全体で言うとやや平坦でもありました。いや、十分に立体的ではあったのですが、その三次元感覚は「凹み」と言いますが、「無音部の深みによるノート際立ち」とでも言うべきものでした。それに対して、本作は1音1音に「凸の立体感」が宿っている。これを視覚的に喩えるなら3D映画でしょうか。古臭い「飛び出す○○」のキャッチコピーに反して3D映画は奥行きで立体感を演出するわけですが、現実世界の立体感は本当に飛び出してもいる。つまり『LOS ANGELES 1977』の立体感が奥行きなのに対し、本作は自然界そのままの立体物のように感じられるのです。しかも、その立体感は1音1音に宿り、アンサンブル全体にも構築感を醸している。いつもの超高音質に加え、JETHRO TULLがそこに居るという“存在感”まで伝えてくれる異次元のサウンドなのです。もう、そのサウンドだけでも目眩がするのですが、実はショウ自体もスペシャルすぎる。前述のように、このツアーは公式化されたランドバー公演が基準になりますので、セットを比較してみましょう。・スタンドアップ:A New Day Yesterday (Living In The Past)・ベネフィット:To Cry You a Song・アクアラング:Cross-Eyed Mary/Aqualung/Wind-Up/Locomotive Breath (The Dambusters March)・ジェラルドの汚れなき世界:Thick As a Brick ・ウォーチャイルド:Skating Away On The Thin Ice Of The New Day/Bungle In The Jungle(★)/Back-Door Angels・天井桟敷の吟遊詩人:Minstrel in the Gallery・ロックンロールにゃ老だけど死ぬにはチョイと若すぎる:Crazed Institution(★)/Too Old to Rock 'n' Roll: Too Young to Die ・神秘の森ーピブロック組曲:Jack-in-the-Green/Fire At Midnight(★)/Songs From The Wood/Velvet Green/Hunting Girl・その他:Instrumental/Symphony No. 9, Op. 125 (Ode to Joy) ※注:「★」印は公式化された1977年ランドバー公演では聴けない曲。……と、このようになっています。公式ライヴアルバムでは聴けない3曲が披露されているわけですが、これはJETHRO TULL全史でも激レアなレパートリー。まだセットの試行錯誤が始まったばかりの初日だからこそ演奏された曲であり、ツアー後期どころかたった2日後の『LOS ANGELES 1977』でさえ聴けない貴重曲なのです。そして、そのレア・セットを演じる演奏もフレッシュ。さすがにツアー最高の超名演とは行きませんが、入念にリハーサルされた凡百のバンドとは次元が違い、それでいてツアー生活の幕開けに発奮したテンションも高いのです。「ミラード・コレクションでも最高レベル」と話題のサウンドと、貴重曲たっぷりの初日セット。あらゆるポイントで傑作と大評判だった『LOS ANGELES 1977』を超越するライヴアルバムです。惜しむらくは開演シーンが録音されず、「Skating Away On The Think Ice Of A New Day」の途中からとなってしまった事のみ(恐らくオープニングであったろう「Wonderin' Aloud」が丸々抜けています)。クオリティはまさに奇跡そのもの。 Live at Civic Auditorium, Pasadena, CA, USA 14th January 1977 ULTIMATE SOUND Disc 1 (60:46) 1. Skating Away (On The Thin Ice Of A New Day) 2. Jack-In-The-Green 3. Crazed Institution 4. Fire At Midnight 5. Instrumental 6. Thick As A Brick 7. Songs From The Wood 8. To Cry You A Song 9. A New Day Yesterday / Flute Solo incl. Bouree & Quartet / Living In The Past 10. Velvet Green Disc 2 (63:02) 1. MC 2. Too Old To Rock'n' Roll 3. Bungle In The Jungle 4. Symphony No. 9, Op. 125 (Ode to Joy) 5. Minstrel In The Gallery 6. Hunting Girl 7. Cross-Eyed Mary 8. Aqualung 9. Guitar Solo 10. Wind-Up 11. Back-Door Angels 12. Wind-Up (reprise) 13. Locomotive Breath / The Dambusters March 14. Back-Door Angels (reprise) Ian Anderson - Lead Vocals, Flute, Acoustic Guitar Martin Barre - Guitar John Glascock - Bass, Backing Vocals Barriemore Barlow - Drums, Percussion John Evan - Keyboards David Palmer - Keyboards, Synthesisers

Jethro Tull ジェスロ・タル/CA,USA 1.14.1977

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