1973年9月25日のパリ公演をサウンド・ボードと聴き間違える程の極上オーディエンス録音で収録。(ラストのHalfway Between Heaven And Earth のみパリ公演のものと違います)非常に耳触りのよい終始安定した理想的な音質で66分極上のアンサンブルをたっぷりと堪能する事ができます。73年は1月から4月にかけてライヴ、6月にレコード会社と契約、6~9月にかけて再びライヴをやっており、そのあと10月から11月にかけてアルバムのレコーディングをしているので、今回のこのパリ公演はファースト・アルバムのレコーディング前のまさに最後のライヴとなる大変貴重なものです。この時期だけにセット・リストがとても魅力的でマッチング・モールのGod Song、Part of the Dance、Lything And Gracing、Oh, Len's Nature!を演っていたり、ナショナル・ヘルスの頃にもしばしばステージでは演奏されていた、Charles Penroseによる1920年代のコメディ・ソングのカヴァーThe Laughing Policemanを取り入れたりと、ファン大満足のかなりバラエティー豊かなものになっています。( Lything And Gracing ~Oh, Len's Nature!の流れが逆の可能性もありますが・・・)アンサンブルも言うまでもなく実に素晴らしく、それぞれの拍の捉えかたが見事にシンクロしている圧巻のバンド・パフォーマンスにはただただ脱帽で、ここまで複雑な楽曲をなんなくこなすメンバーの実力に、改めて感動させられます。まさにカンタベリー最高峰Hatfield and the North の貴重なドキュメント。全プログレッシヴ・ロック・ファン必携のタイトルの登場です。 Live at Theatre Present de La Villette, Paris, France 25th September 1973 TRULY PERFECT SOUND 1. God Song 2. Big Jobs (Poo Poo Extract) 3. Part of the Dance 4. Going Up To People And Tinkling 5. Calyx 6. Son Of'There's No Place Like Homerton' 7. Shaving Is Boring 8. Big Jobs No.2 (By Poo And The Wee Wees) 9. Intro 10. Aigrette 11. Rifferama 12. Lything And Gracing 13. Oh, Len's Nature! 14. Tone Generator Improv 15. Fol de Rol 16. Bossa No Chance 17. Big Jobs No.3 18. Losbster in Cleavage Probe/The Laughing Policeman 19. Halfway Between Heaven And Earth