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Eric Clapton エリック・クラプトン/イギリスBBCのラジオ番組 1980年

「Just One Night」をリリース後のインタビュー中心で、ヤング・ジョッキーでお馴染みのDJの語りを中心とした翻訳がまず面白く、しかも、そのインタビュー内容がマニアも驚く程に実に興味深いに内容になっており(この面白さは著名なクラプトン研究家もお墨付き!)、ビギナーからマニアまで、200%楽しめる、大 変優れた一枚です。本盤は、かつて日本で放送されたイギリスBBCのラジオ番組「BBC アンコールアワー」のエリック・クラプトン特集の回を収録しています。元となった英語版の番組を尊重する形で、日本の有名DJがクラプトンのインタビュー の翻訳を伝えていくという番組になっています。元々この番組が制作された時期は、クラプトンがライブ盤「Just One Night」をリリースした直後だったようです。クラプトンの歴史を曲で振り返る形を取りながら、曲と曲の間にはすべてクラプトンのインタビューが挿まれています。このインタビューが非常に面白いもので、質問がかなりシリアスな内容を含んでいたことから、クラプトンの人間性、アーティストとしての姿勢といった重要な部分までもが晒け出されるような内容になっています。彼の自伝でも触れられていないようなことも答えていますので、ファンの方には非常に興味深いものと言えるでしょう。選曲の方はクリームとクラプトンのライブ盤が中心となっていますが、中には黒人サックス奏者キング・カーティスとの70年のセッション・ナンバーである「Teasin’」といった曲が含まれています。これはインタビュー中でクラプトンが気に入ったセッションとして挙げたことで選曲されたものです。また、Laylaは前半部のみにエディットされたシングル・バージョンがかけられていますので、意外にレアかもしれません。インタビュー中では、いいと思うギタリストとしてクイーンのブライアン・メイの名前を挙げていたり、影響を受けたギタリストとしてB.B.キングやフレディ・キングに加えてジェフ・ベックの名前も挙げています。インスピレーションを受けるレコードとして黒人ブルースマンの名前を挙げているのもクラプトンらしいところと言えます。かなり突っ込んだ内容のインタビューでクラプトンのアーティスト特性と人となりを明らかにした優れた番組だったと断言できます。クラプトンというアーティストを理解する上では一級の資料とも言える素晴らしい音源を収めた本盤は、ファンのみならずこれからクラプトンを聴こうと思っておられる 方にもお勧めのアイテムです。 Broadcasted in Japan 1981(Clapton interview tracks recorded in 1980) 1. Sunshine Of Your Love(from "Live Cream Volume 2") 2. Introduction 3. Interview Translation 1 4. Clapton Interview 1 5. If I Don't Be There By Morning(from "Just One Night") 6. Interview Translation 2 7. Clapton Interview 2 8. Tales Of Brave Ulysses(from "Live Cream Volume 2") 9. Interview Translation 3 10. Clapton Interview 3 11. After Midnight(from "Just One Night") 12. Interview Translation 4 13. Clapton Interview 4 14. Layla(from "Layla And Other Assorted Love Songs") 15. Interview Translation 5 16. Clapton Interview 5 17. Teasin’(from "History Of Eric Clapton") 18. Interview Translation 6 19. Clapton Interview 6 20. Cocaine(from "Just One Night")

Eric Clapton エリック・クラプトン/イギリスBBCのラジオ番組 1980年

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