本盤は80年代中期から後期にかけてのレア・セッションを全て極上のステレオ・サウンドボード録音で収録した一枚です。イギリス在住の重鎮テーパーから直接当店が譲り受けたオリジナルのDATマスターを使用しており、マニアも唸る秘蔵音源がすべて極上ステレオ・サウンドボードで収録されています。元は2015年にリリースされた4枚組「RARE SESSIONS(Beano-108)」に収録されていたものと同テイクで、90年代が中心となっていたテイク集から、80年代後期を抜粋して、時系列に収録された聴き応え満点の一枚です。冒頭はレアな1986年9月にロンドンで収録されたビッグ・タウン・プレイボーイズとのセッションでサントラ「Color Of Money」に収録されたIt's My Life Babyのセッション。肉声カウントから始まる、生々しくも躍動感溢れる演奏が楽しめます。続いては86年11月にロンドンのクラブ「ミー・フェドラー」でのロバート・クレイ・バンドのギグに飛入りしたライブ音源が収録されています。アメリカの音楽雑誌「Guitar Player」の付録ソノシートでPhone Boothのみがリリースされたことはありますが、本盤がそのステージの完全版となります。素晴らしい演奏が最高のサウンドでじっくりたっぷり堪能できます。続いては1987年6月18日にロンドン・ウェンブリー・アリーナでのティナ・ターナーのショウにクラプトンが客演しTearing Us Apart をプレイした際のゴージャス極まりない演奏をこれまた極上音質で楽しめます。次は1988年6月15日にロンドンのスタジオで録音されたダヴィーナ・マッコールとのセッション。後にテレビ司会者として有名になるダヴィーナですが、この頃は19歳の学生で結局成功は収められなかったものの、歌手としての可能性を模索していた時期。クラプトンは当時ボーイフレンドとして彼女をヘルプしていたのですが、これはその頃のセッション。最後は1989年5月9日、ニューヨークはボトム・ラインで行われたロカビリーの帝王カール・パーキンスとのクラブ・ギグにクラプトンが参加した5曲をこちらも最高のライン録音で収録しています。聴きどころは多数で、ブルースのみならず、ポップ、スワンプ、ロカビリーと多彩なジャンルで的確なプレイを披露するクラプトンの80年代らしいホットな演奏を極上ステレオ・サウンドボードでたっぷりとお楽しみ下さい。 Taken from the original DAT masters STEREO SBD (71:32) Big Town Playboys with Eric Clapton "Color Of Money" Soundtrack Air Studios, London, UK September 1986 1. It's My Life Baby Robert Cray with Eric Clapton Mean Fiddler, London, UK 8th November 1986 2. Smoking Gun 3. Playing In The Dirt 4. The Last Time 5. Bad Influence 6. Phone Booth Tina Turner with Eric Clapton Wembley Arena, London, UK 18th June 1987 7. Tearing Us Apart Davina McCall with Eric Clapton Townhouse Studios, London, UK 15th June 1988 8. I'm Too Good For You Carl Perkins with Eric Clapton Bottom Line, New York, USA 9th May 1989 9. Mean Woman Blues 10. Matchbox 11. Roll Over Beethoven / Maybeline / Whole Lotta Shakin' Going On 12. Blue Suede Shoes 13. Going Down The Road Feeling Bad STEREO SOUNDBOARD RECORDING