ジャズの枠の中でもオーソドックスなものから、ある時はアヴァンギャルドに振れてみたり、更にはパンクやニュー・ウェーヴ方向まで攻めたりする幅の広い活躍をしているサックス奏者ジョン・ゾーンのライヴ音源です。ここに収録されているライヴはギターにマーク・リボーが居ることからも想像できるアヴァンギャルドでフリー・ジャズ的なもの。そこになんとルー・リード登場!ハウリングも利用しながら炸裂されるノイズ・サウンドはメタル・マシーン・ミュージック再来か。ジョン・ゾーンのアヴァンギャルド・トリオ+メタル・マシーン・ミュージックの様相を呈していくのです。ジャズでもロックでもない本作は、セットリストからもわかるように“音楽”というより楽器を持ち寄って創造した“音作品”です。オーディエンス音源ながら良く録れていますが、そもそもがノイズやフリーを主体としているため、万人に広くお勧めではないのでご注意を。でもこういうのって聴いてみたくなっちゃうんだよね。。。 Recorded Live at Le Poisson Rouge, New York City, NY, September 04, 2008 1. Intro 2. PART 1 3. PART 2 4. PART 3 5. PART 4 6. Intro for Lou Reed 7. PART 5 8. PART 6 9. PART 7 10. Outro *** EX-Audience recording *** 58 min John Zorn - slto saxophone Milford Graves - drums, voice Marc Ribot - guitar Lou Reed - guitar on PART 5-7