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Bob Dylan,Mick Taylor ボブ・ディラン ミック・テイラー/Belgium 1984 Upgrade & more

1980年代前半のディランのライブ活動はここ10年でかなり再評価された感があります。所謂ゴスペル期は以前からマニアからの評価が高かったものの、それが「TROUBLE NO MORE」ボックスのリリースによって一気に再評価が広まったのでした。その点1984年のヨーロッパ・ツアーはライブアルバム「REAL LIVE」が当時リリースされたもののLP一枚分という収録時間の短さ、さらにツアー自体が軽視されていたせいでゴスペル期よりも再評価が早急に求められていた時期ではないでしょうか。そんな状況を反映するかのごとく、このツアーからのCDアイテムの数は非常に少なかった。こうした状況に一石を投じたのが2014年にリリースされた6月7日の「BRUSSELS AFFAIR」でしょう。まだツアー前半でディランとバンドがまとまり切らないからこそ懸命に演奏している様子を最高の音質で捉えた名作オーディエンス・アルバム。実際に本タイトルはベストセラーとなり売り切れとなって久しいアイテムでもあります。その後84年ツアー最高の名演と呼ばれる6月28日のバルセロナが「THE BEST SHOW: BARCERONA 1984」としてリリースされ、さらにはEMPRESS VALLEYレーベルからツアー終盤のウェンブリー・スタジアムの全長版サウンドボードがリリースされるなど、10年前が嘘のように良質なアイテムがリリースされている現在。さらにはツアー開始前のリハーサル「THE ESSENTIAL 1984 TOUR REHEARSALS」に84年ツアー定番サウンドボードのベスト・バージョン「ROME 1984 1ST NIGHT」など、本当に恵まれた状況です。こうした現在の状況のきっかけとなった名盤こそ「BRUSSELS AFFAIR」でありながら売り切れて久しく、再リリースの声が多数寄せられていたものです。マニアからの声に応えるべく、なおかつリリースから5年以上の歳月が経過(早いものですね!)ということもあり、遂に待望の再リリースが実現します。とはいっても、それだけ年月が経過した音源をそのまま再リリースしても芸がない。そこで改めて音源の見直しを図りました。さすがにサウンドボードのような域にまではいかなくとも、大変にクリアーで迫力のある録音状態。そのインパクトから2014年のリリースは大好評となった訳ですが、実のところ演奏の音像が左寄りというバランスだったのです。何しろクリアーで広がりのある音質ですので、それでも満足していただけたマニアが多かったとは思われますが、今回はこの点を緻密にアジャスト。その違いはヘッドフォンで聞けば一目瞭然。例の左寄りなバランスが大幅に解消され、演奏が中央にどっかり腰を据えている。その結果として右チャンネルからヒスノイズが時として目立つかと思われますが、実は2014年のリリースでもヒスは聞かれたもの。それを前回も今回も抑えていないのは、一重にクリアーでナチュラルな聞き心地の良さを尊重したがゆえ。つまり音質そのものには一切手を加えていないということになります。それにこの日の演奏が抜群にイイ。改めて聞いてみると確かにウェンブリー・スタジアムのような鉄壁のまとまりがバンドにある訳でもなく、またバルセロナのように観客の熱狂の後押しされている訳でもない。むしろ、まだいい意味でまとまり切っていないディランとバンドの手探り感こそ、この音源の大きな魅力かと。2014年のリリース時にも記したようにライブ前半の「All Along The Watchtower」の懸命な演奏ぶりは必聴。こうした定番曲はどのバンドを従えたディランのツアー各年代においても一歩間違えれば「お約束」化してしまいがちなのですが、この日はミック・テイラーのリードとディランのハーモニカが絡むという展開がスリリング。そもそもテイラーのギターを大きめな音像で捉えてくれていた点も本オーディエンス録音の大きな魅力であり、それがまた好評を博した一因でもありました。さらに今回の再リリースに際して改めて気付かされた面白い演奏がアンコールの「Tombstone Blues」。この曲になるとツアーで前座を務めたカルロス・サンタナが必ず加わっており、テイラーとソロ回しを展開していたものです。実際「REAL LIVE」に採用されたニューキャッスルのテイクでは典型的な二人の展開が捉えられていましたし、ウェンブリーではエリック・クラプトンまでソロ回しに加わっていたことはマニアの間でおなじみかと。ところがここブリュッセルで二人に次いでソロ回しに加わった新たな人物がいたのです。それは何とディランその人(!)。演奏が5分を過ぎたところで、音数の多いサンタナでもなめらかなテイラーでもない、ちょっといびつな(笑)トーンのリードが聞こえてくるから解りやすい。もちろん技量的には二人の足元にも及ばない訳ですが、そんな中でディランが切り込んでくる場面がこの日らしい。しかも感心させられるのが、ディランが弾き始めるやいなやサンタナがピタッとプレイを止めて彼に譲っているということ。もちろんテイラーはそつなくバックに回っているのですが、その様子もテイラー大きめな音像のおかげでしっかり伝わってくると同時に、テイラーとサンタナが卓越したプレイヤーであることを再認識させられる場面でしょう。何より84年ツアーの中でも激レアな展開のソロ回しが面白すぎ。そして今回もボーナスにはケルンでの二曲をこちらも非常に良好な音質のオーディエンス録音にて収録。84年ツアーの傑作オーディエンス・アルバムが満を持しての再登場です!(リマスター・メモ)位相修正のうえ、左右の音量・帯域バランスをやり過ぎない程度に見直しました。左に大きく偏っていた音像をセンター寄せしてます。調整の結果、間違いなく右chの抜けが良くなってます。Stade de Schaerbeek Stadion, Brussels, Belgium 7th June 1984 TRULY PERFECT SOUND(UPGRADE) Disc 1(72:29) 1. Highway 61 Revisited 2. Jokerman 3. All Along The Watchtower 4. Just Like A Woman 5. Maggie's Farm 6. I & I 7. License To Kill 8. I've Got To Use My Imagination (sung by Greg Sutton) 9. Mr. Tambourine Man 10. It Ain't Me, Babe 11. It's Alright, Ma (I'm Only Bleeding) 12. It's All Over Now, Baby Blue Disc 2(63:39) 1. Masters Of War 2. Ballad Of A Thin Man 3. Simple Twist Of Fate 4. Every Grain Of Sand 5. Like A Rolling Stone 6. Tangled Up In Blue 7. Girl From The North Country 8. Love Minus Zero/No Limit 9. Tombstone Blues (with Carlos Santana) 10. Why Do I Have To Choose? (with Carlos Santana) Bonus Tracks Mungersdorfer Stadion, Cologne, West Germany 16th June 1984 11. Leopard-Skin Pill-Box Hat 12. Just Like Tom Thumb's Blues Bob Dylan - vocals & guitar Mick Taylor - guitar Ian McLagan - keyboards Greg Sutton - bass Colin Allen - drums

Bob Dylan,Mick Taylor ボブ・ディラン ミック・テイラー/Belgium 1984 Upgrade & more

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