ゲイリー・ムーアの数あるライヴ音源の中でも指折りに貴重でハイ・クオリティな一本が、ファンの皆さんの強いリクエストにお応えし、再入荷決定です!9月に公式リリースが決定したライブ盤「Blues For Jimi」との比較検証も興味深い一枚になることでしょう!ジミ・ヘンドリックスのロンドン・ライブ40周年を記念して、2007年10月25日・ロンドンの"ヒッポドローム"で行われたスペシャル・トリビュー ト・ライヴの模様超高音質オーディエンス録音で完全収録した本作は、前回のリリース直後たちまち完売し、入手が難しい状態が続いていました。今回の再入荷は、全てのゲイリー・ファン必携必聴の一枚をゲットする、またとない大チャンスです!'90年代以降、一時的な路線変更はあったものの、ゲイリーはほぼ一貫してブルースの道を歩んできました。しかし彼の中にはジミ・ヘンドリクスの影響が 依然として大きく、'99年の「A DEFERRENT BEAT」でカバーした「Fire」は、2000年以降のライヴでも頻繁に取り上げられました。また'02年から'03年にかけて活動したトリオ編成のバンド"SCARS"では、アルバムやライヴにおいてジミ・ヘンドリクスに傾倒した音楽性を大きく前に出し、'60年代的な実験的かつヘヴィなロックを色濃く演奏する事で、多くのゲイリー・ファンを驚かせました。このようにジミはゲイリーにとって、ブルースの巨匠達と並んで「憧れ」の一人なのです。だからこのコンサートに招かれた事は彼にとっても大きな喜びだっ たはず。実際、'07年のゲイリーは「CLOSE AS YOU GET」リリースに伴い一年を通じてイギリス・ヨーロッパをツアーしており、9月から10月にかけては東欧や北欧をサーキットしていました。しかしゲイリーはこの10月25日のために日程を空けて、このトリビュート・コンサートに参加しているのです。本作ではトレーダー間でも一切出回っていないオリジナルDATマスターを使用し、このスペシャルなライヴを記録するのにふさわしい最高音質で完全収録し ています。セットリストは(当然ですが)すべてジミ・ヘンドリクスの楽曲。オープニングの「Purple Haze」から、ゲイリーはヴォーカルそしてギターで、激しく強烈なタッチと極上のトーンでこれらの楽曲をプレイしていきます。メインのセットでバックを務めているのはダリン・ムーニィとデイヴ・ブロンズ。特にダリンは長らくゲイリーとコンビネーションを組んでいるおかげで、タイトなドラムはゲイリーのプレイへとぴったりフィット。デイヴもロビン・トロワーやエリック・クラプトンに認められる卓越したベース・プレイを披露しています。ゲイリーは 「Manic Depression」や「The Wind Cries Mary」さらに「I Don't Live Today」と味のあるプレイを連発。どの曲でもゲイリーならではの解釈で名曲の数々が再現され、長めにプレイされるギターソロもおしなべて聴き応え満点と、ファンは一瞬たりとも演奏から耳を離せません。7曲目の「Fire」が演奏された後、いよいよ本ライヴ最大のサプライズが訪れます。メンバーチェンジがアナウンスされると、ジミの盟友ミッチ・ミッ チェルとビリー・コックスが登場! ゲイリーとのトリオで「Red House」・「Stone Free」・「Hey Joe」を演奏します。ゲイリーは'93年から'94年にかけての"BBM"で、ジンジャー・ベイカーやジャック・ブルースらと共演し、"憧れ"の一人であるCREAM時代のエリック・クラプトンの位置に立っていますが、この時はまさに自分がジミの位置に立ったわけです。ミッチとビリーのリズムセクションをバックに、憧れのプレイヤーになりきってギターをプレイするゲイリーの姿は、音で聴くだけでも嬉しそうで、眩しく光り輝いているようではありませんか! 演奏に渦巻く極上のグルーヴとムードも堪りません! 彼らの歴史的競演を会場さながらの臨場感と最高の音色で聴ける喜びは何者にも替え難い。この3曲のためだけに本盤を入手しても、ファンならば絶対に損はしません。ラストは再びダリンとデイヴのリズムセクションに戻り10分に及ぶ「Voodoo Chile」が取り上げられて、夢のようなライヴは締めくくられます。この'07年頃は押さえたトーンのブルースもすっかり板についたゲイリーですが、ロックする彼の本質が顕われたステージに、聴き手はオープニングからエンディングまでの75分間エキサイトし続ける事でしょう。ノリに乗って最高のプレイとサウンドを連発するゲイリーを、ファンの皆さんには心ゆくまでご堪能頂きたいと思います。ゲイリーのライヴ音源は数多く存在しますが、このタイトルは聴いた者全てに「ゲイリー・ムーアとはここまで凄いギタリストだったのか」と、改めて再認識 させる大推薦アイテム。公式リリースのライブ盤「Blues For Jimi」に負けない奇跡的レベルの超高音質オーディエンス録音盤。ゲイリーがジミ・ヘンドリックス・カバーを行った唯一の公演であり、この夜の真の完全収録版として、更なる重要度を増すこと間違いなし。公式盤テイクとの比較検証も興味深い一枚になることでしょう!Live at Hippodrome, London, UK 25th October 2007 ULTIMATE SOUND(from Original Masters) 1. Intro. 2. Purple Haze 3. Manic Depression 4. Foxy Lady 5. The Wind Cries Mary 6. I Don't Live Today 7. Angel 8. Fire (Gary Moore - Guitar & Vocal Darrin Mooney - Drums Dave Bronze - Bass) 9. Red House 10. Stone Free 11. Hey Joe (Gary Moore - Guitar & Vocal Mitch Mitchell - Drums Billy Cox - Bass) 12. Voodoo Chile (Slight Return) (Gary Moore - Guitar & Vocal Darrin Mooney - Drums Dave Bronze - Bass)