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Pink Floyd ピンク・フロイド/UK 12.22.1970 Upgrade

. ロック史に残る約30分に及ぶ「アランのサイケデリック・ブレックファスト」の生演奏。その伝説の現場を体験できる奇跡の録音が大幅アップグレード。 【伝説の夜を語り継いできた名録音が大進化】プログレッシヴ・ロックの道を満天下に示した名盤『原子心母』の最終曲にして実験精神の権化でもあった「アランのサイケデリック・ブレックファスト」。およそロック・コンサートとの相性は良くないミュージック・コンクレート作品でしたが、実際にはステージ演奏された事もありました。かつては「一度だけ」と言われていましたが、現在のリサーチでは1970年末に行われた英国ミニツアー全6公演のうち4回(12月18日バーミンガム/20日ブリストル/21日マンチェスター/22日シェフィールド)で実演。そして、最終日でもある「1970年12月22日シェフィールド公演」はクリアなオーディエンスの名録音が残され、歴史的なパフォーマンスを現代にまで語り継いできました。本作もまた、その伝説録音。ただし、従来とはまるで次元の違う新発掘1stジェネ・マスターなのです。ショウ自体が伝説ですが、この録音自体も伝説でした。アナログ時代から名録音として知られ、曲単位ではブートレッグLPに収録。その後、CD時代になっても『A PSYCHEDELIC NIGHT Part1/2』をはじめ、『ALAN'S PSYCHEDELIC MASTER TAPE』『RISE & SHINE』など、アップグレードする度に名作が誕生。数年前には当店でもロウ・ジェネマスターの決定盤『SHEFFIELD 1970』が大好評を博しました。本作もまた、決定音源の宿命であるアップグレード史の新たな1ページとなるわけですが、今回のアップ度はちょっと凄い。まず、何より長い。従来マスターは「ユージン、斧に気をつけろ」の欠けが宿命となってきましたが、本作は曲紹介のMCまで含むイントロ(約1分間)もキチンと収録。無傷で楽しめるのです(もう1つの「太陽讃歌」の一部欠けはそのままですが)。約1分の長さはあくまで新マスターの証拠に過ぎない。それ以上に大きいのは、全編を貫くサウンド・クオリティ。特に強烈なインパクトなのが従来盤より段違いに少ないヒスノイズ。従来は終始サーッと鳴っている中で演奏音を探り出し、浸っているうちにノイズが気にならなくなっていく感じでしたが、本作は最初からヒスが気にならない。厳密には本作にも多少のヒスがあるのですが、従来盤に比べたら「ない」に等しいくらいなのです。しかも、本作の要は「アランのサイケデリック・ブレックファスト」ですから、これは大きい。ベーコン・エッグを焼いたり、コーヒーを入れたりといった音が世界を描き、ステージ上のパフォーマンスやつぶやきに対する観客の反応も重要。楽器演奏にしてもほとんどが穏やかですので、1つひとつの音がちゃんと「無音」から浮かぶ効果は絶大なのです。そして、その浮かび上がる演奏音自体も格段にアップグレード。ダビング痕が(ほとんど)なくなった事によって輪郭が鮮やかに浮かび上がり、鳴りも圧倒的にナチュラル。楽器そのものの存在感が感じられ、1音が立ち上がり、山を描き、無音へと帰って行く流れまで立体的です。その鮮やかさのお陰で(モノラル音声にも関わらず)空間感覚まで感じられる。例えば、左右に音が飛ぶサラウンド効果にしても「右から左へ」という向きまでは分からないものの、その移動感はハッキリと分かるのです。 【アランだけではない、ロック史に残る伝説の夜】そんなディープ・サウンドで描かれる伝説の夜は、筆舌に尽くしがたい。冒頭を飾る「アランのサイケデリック・ブレックファスト」の古今無類な表現力は実体験していただくしかありませんが、そこから続く通常スタイルのステージも素晴らしい。「エンブリオ」「デブでよろよろの太陽」は円熟の極みといった演奏ですし、完全版となった「ユージン、斧に気をつけろ」も鬼気迫る。そして「アラン」に次いで伝説の夜を象徴しているのが「神秘」のトラブル。25分の壮大な演奏を繰り広げるのですが、曲が盛り上がった18分台で突然電源が落ちてドラムの生音だけになってしまうのです。ショウが中断しているパートも断続的に2分ほど記録されているのですが、その際のムードが何ともリアル。意図的な演出だと思ったのか観客が普通に拍手を送っていますし、なかなか再開しない会場で笑いが起こる。ショウアップされたステージがプロフェッショナルに観られて当たり前、予定調和な演出が崩れたらすぐ分かる……そんな現代とはまるで違う「1970年」の感覚。「何が起こるか分からない」のがロックだった時代の薫りが生々しく体感できるのです。そんな伝説を締めくくるのが、ラストに控える超大曲「原子心母」。アルバムでも要だったジョン・オルディスが指揮者を務め、ブラスやコーラス隊も参加。その壮大にしてプログレッシヴな演奏の素晴らしさと言ったら! 「アラン」とは真逆の大所帯アンサンブルとなっても演奏音の輪郭は極めて美しく、旋律やビートが重なり合っても混じり合ったりしない。いや、いっそ大所帯だからこそ距離感のない猛烈にオンな芯の迫力が凄まじく、機微まで鮮明なディテールに酔いしれられる驚異のサウンドなのです。これまで「1970年にしては」の枕詞が必要で、「伝説のアランが聴けるのだから」と自分に説明していた名録音。しかし、今回の1stジェネ・マスターはたとえ現代録音だったとしても「名作」と呼ばれる事間違いなし。まさに時代を超えたクオリティに進化しました。これほどのサウンドが50年という時の試練を乗り越えようとは。いや、そもそも元のサウンドがこれほど素晴らしかったとは。録音史の歴史スペクタクルと、その可能性の奥深さにさえ畏怖を覚える驚異の新発掘マスター。「アランのサイケデリック・ブレックファスト」が演奏された「1970年12月22日シェフィールド公演」の極上オーディエンス録音。古くから有名な録音ですが、本作はまるで次元の違う新発掘1stジェネ・マスター。従来は欠けていた「ユージン、斧に気をつけろ」が完全収録になっただけでなく、サウンドそのものが圧倒的にアップグレード。強めだったヒスノイズがサッと晴れ渡り、演奏音自体も輪郭が鮮やかで鳴りも圧倒的にナチュラル。「アラン」だけでなく停電トラブルが起きる「神秘」、ブラスやコーラスも参加した超大曲「原子心母」も極上体験できます。Live at City Hall, Sheffield, UK 22nd December 1970 ULTIMATE SOUND(UPGRADE) Disc 1 (76:23) 1. Alan's Psychedelic Breakfast 2. The Embryo 3. Fat Old Sun 4. Careful With That Axe, Eugene ★既発未収録の曲紹介のMC含むイントロ約1分間が収録されているのが素晴らしい。 Disc 2 (76:14) 1. Set The Controls For The Heart Of The Sun 2. A Saucerful Of Secrets  3. Celestial Voices 4. Atom Heart Mother 5. Atom Heart Mother (reprise)

Pink Floyd ピンク・フロイド/UK 12.22.1970 Upgrade

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