ジェームズ・ブラッド・ウルマーのサウンドボード・ライヴ音源です。ウルマーと言えばオーネット・コールマン門下生で独自のハーモロディック・ギターが人気のギタリスト。しかしそのハーモロディック・ギターが最も炸裂したのは1980年のアルバム『Are You Glad to Be in America? 』。2000年以降はいぶし銀のシブいブルース系アルバムのリリースが続き、ブルース・マン的存在感が大きくなっていました。しかしこのライヴ、2012年なのにかなりのハーモロディックっぷり。ワウ・ギターのゴニョゴニョした独自のバッキングに、一聴してそれとわかるヴォーカル。さらにゲストとしてクイーン・エスターがヴォーカルでスピリチュアルな色合いを加えています。そしてドラマーはまさに『Are You Glad to Be in America? 』のカルヴィン・ウェストン!ベースこそアミン・アリではありませんが、マーク・ピーターソンのチョッパー・グルーヴ感はアミン・アリが居るかと錯覚するほどハーモロディック・ギターと相性抜群です。また、ウルマーもかなり攻めたギターを弾いており、ソロではグランジかオルタナかといった爆発ぶり。ここに表されたソウルでもファンクでもジャズでもブルースでも無い趣こそジェームズ・ブラッド・ウルマーの音楽です。ボードで音質も抜群の為、ウルマー初体験の方にもお勧めです。 Recorded Live at Muscihall, Worpswede, Osterholz, Lower Saxony, Germany, September 28, 2012 EXCELLENT Soundboard Recording // 113 min DISC 1 01. Band Intro 02. PEACE AND HAPPINESS 03. HOUSE OF FIRE 04. I BELIEVE IN YOU 05. BLUES ALLNIGHT 06. LET ME TAKE YOU HOME - Intro for Queen Esther 07. LUSH LIFE (Vocal Solo) 08. BOSS MACHINE 09. BACKWATER BLUES DISC 2 01. DISASTER AREA 02. WHITE MAN SAIL 03. TOWER OF POWER 04. SONG FOR NUY (Bass Solo) 05. FORBIDDEN BLUES 06. BLACK ROCK 07. CHEERING 08. ARE YOU GLAD TO BE IN AMERICA 09. WHO LET THE CAT OUT OF THE BAG - fades out James Blood Ulmer - guitar, vocals Mark Peterson – bass Grant Calvin Weston – drums Queen Esther - vocals