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Hall & Oates ホール・アンド・オーツ/モダン・ヴォイス Voices Mobile Fidelity Sound Lab

大きな話題を呼んだ“モービル・フィディリティ”のCD復刻シリーズ。その最新弾がリリース決定です。アナログ・マスター専門メーカーの“モービル・フィデリティ・サウンド・ラボ(MFSL)”と言えば、世界のオーディオ・マニア達が絶大な支持を寄せる信頼のブランド。音の匠が情熱の限りを込め、大名盤の数々をマスター・テープからデジタル化していきました。そんなシリーズの中で、本作に収められているのは1990年にリリースされたCD『UDCD 530』。そう、ホール&オーツの大ヒット作『モダン・ヴォイス』です。 【マスターテープ・サウンドを最重視したモービル・フィディリティ】アナログ作品のCD化が最盛期を迎えた90年代には高音質CDが数多く登場しましたが、その中でもMFSLは別格でした。他の高音質CDは新技術によって圧縮の違和感を減らしたり、素材で読み取りエラーを減らしたりといった「デジタル劣化を抑える」発想のもの。それに対してMFSLのポリシーは「マスターテープに刻まれた音を忠実に再現し、余分なものを足したりしないこと」。磁気テープから音を引き出す段階にも目を向けた独自の“ハーフスピードマスタリング”技術を開発するなど、“アナログ録音された音そのもの”を最重視にしているのです。そんなMFSLは1987年からレコード会社からオリジナルのマスターテープを借り受け、数々の名盤を1本1本緻密にデジタル化。マスターテープの音をCDに移し替えていく“Ultradisc”シリーズをリリースして行きました。現在はSACDやLPの分野にも進出していますが、本作は90年代の前半期にCD化していたというのもポイント。磁気テープのマスターは経年劣化に弱く、時間が経てば立つほど録音当時の音が失われていく。テープが歪んだり張り付いたりといったケースもありますが、たとえ精密に保管されていたとしても磁気の消失までは防げない。現在では、マスターテープそのものより物理的な溝で記録するLPの方が音が良かった……などという事態も起こりつつあるのです。その点においても“Ultradisc”シリーズは偉業だった。CDの普及期にあった80年代から始められており、高音質を謳う新技術CDの登場よりも早くにマスターテープの音をデジタルに残したのです。 【録音そのものの素晴らしさが最大限に伝わる『モダン・ヴォイス』】そうして“録音から10年”時点のマスター・サウンドを伝えてくれるのが、本作の『モダン・ヴォイス』。当店でご紹介してきたMFSL盤は“Ultradisc II”シリーズが多いのですが、これは“Ultradisc”シリーズ。その違いはプレス工場で、“Ultradisc II”シリーズはリリース・レーベルのある米国の工場で製作されましたが、“Ultradisc”シリーズの頃は世界的に精度の高いプレス工場が限られていた。そのため、早くからCD技術の進んでいた日本工場でプレスされたそうです(リリース国はあくまで米国)。特に『モダン・ヴォイス』に関しては“Ultradisc”のみであり、“Ultradisc II”は製作されていません。そして、その時期の早さこそが、本作最大のアドバンテージでもある。当店ではすでにMFSL盤シリーズを多数ご紹介してきましたが、ほとんどは20年以上が経過したもの。レコーディングからたった“10年”でMFSLが手掛けたというのはなかなかない。そのせいか本作の瑞々しさ、リアリティは格別で、マスターテープ自体の再生回数が少なく、経年劣化もない。ギターのちょっとしたカッティング、ベース弦の振動感、ドラムの鳴りに宿る皮の存在感、ヴォーカルにかかるちょっとしたエフェクト……あらゆる細部が徹底的に美しい。その楽器の1音に注目してみても、立ち上がりもイコライジングで強調したような加工感がなく、ピークに微塵の潰れもない。そして、圧倒的なのが消音の刹那。無音の闇に消えてゆく超弱部まで鮮明に残されており、楽器1つひとつが目の前で鳴っているような現実感があるのです。更に言えば、元々の録音の素晴らしさが際立っている。実のところ、MSFL盤はすべてのアルバムを良くするわけではない。あくまで「マスターテープそのもの」を重視しているため、元の録音が薄っぺらなら薄いまま、潰れていればノイズも正直に反映してしまう。もちろん、そうしたケースでも「マスターテープの真実」は興味深くはあるのですが、「普通に聴く分に最新マスタリングの方がダイナミック」という事も起きるのです。しかし、『モダン・ヴォイス』は元の録音が素晴らしく、非常に繊細。本作では、その機微まで鮮度もバツグンにデジタル化されているのです。“モービル・フィディリティ”によるCDだからこそ現代まで保持し得た大名盤のマスター・サウンド。今になって現物を手に入れようと思っても、元々が少数限定生産なために困難。その美麗サウンドを1人でも多くの方に触れていただくためのリリース。Ultradisc CD from Mobile Fidelity Sound Lab "Original Master Recording" Collection (43:58) 1. How Does It Feel To Be Back 2. Big Kids 3. United State 4. Hard To Be In Love With You 5. Kiss On My List 6. Gotta Lotta Nerve (Perfect Perfect) 7. You've Lost That Lovin' Feeling 8. You Make My Dreams 9. Everytime You Go Away 10. Africa 11. Diddy Doo Wop (I Hear The Voices)

Hall & Oates ホール・アンド・オーツ/モダン・ヴォイス Voices Mobile Fidelity Sound Lab

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