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Pink Floyd ピンク・フロイド/NY,USA 10.7.1987

“THE WALL Tour”以来、6年ぶりにステージに帰ってきた1987年のPINK FLOYD。巨大スペクタクルで圧倒した“A MOMENTARY LAPSE OF REASON Tour”序盤を現場体験できるライヴアルバムが登場です。そんな本作に吹き込まれているのは「1987年10月7日ニューヨーク公演」。象徴的大会場“マディソン・スクエア・ガーデン(以後、MSG)”で記録された絶品オーディエンス録音です。1987年のMSGと言えば、好評を賜った『MADISON SQUARE GARDEN 1987 1ST NIGHT』も記憶に新しいところですが、本作は同会場ではあっても別公演。良い機会でもありますので、当店のコレクションで1987年をアーカイヴしてみましょう。《9月7日『鬱』発売》・9月9日-17日(6公演)・9月19日『PHILADELPHIA 1987 SOUNDBOARD』・9月21日『ECHOES FROM TORONTO』・9月22日-27日(5公演)・9月28日『NEW WIND OF CHANGE(ローズモント)』・9月30日:ミルウォーキー公演 ・10月3日『THE LOUD HOUSE 1987(シラキュース)』・10月5日『MADISON SQUARE GARDEN 1987 1ST NIGHT』・10月6日:MSG公演(2日目)・10月7日:MSG公演(3日目)←★本作★・10月10日-16日(6公演)・10月17日『PROVIDENCE FROST 1987』・10月19日-12月10日(34公演) “鬱ツアー”自体は2年後の1989年7月まで断続的に続くわけですが、ここでは新生FLOYDが始動した1987年に絞り込んでまとめました。MSGでは3夜連続公演が行われ、本作はその最終日。ツアー全体で言いますと、アルバム発売からちょうど1ヶ月後となる19公演目のコンサートでした。そんな現場を真空パックした本作は、実に端正な絶品録音。この日はオーディエンス映像が残された事でも知られますが、本作はもちろん別録音。正直なところ、サウンドボード的な密着感を望めるようなタイプでもないのですが、だからと言って遠いわけでもない。リズム隊やシンセが柔らかく世界を組み立てつつ、そのド真ん中を貫くギターとヴォーカルがやけにくっきりと鮮やか。明らかにギルモアにフォーカスされたサウンドなのです。それが音量バランスだけの話なら不思議でもないのですが、面白いのは明度やディテールもギルモア中心主義。シンセやベースは輪郭も曖昧に包容力で大会場を満たしていくのですが、ギルモアのギターはメロディだけでなくピッキングまで綺麗で、ヴォーカルは歌詞もちゃんと聴き取れるのです。さらに、その鳴りが美しいから素晴らしい。先ほど「包容力」と書きましたが、これは単なるボケたサウンドという意味ではありません。コード感を構成するヴァイヴ自体は非常にきめ細やかで、それが天上から降り注ぐような立体感で囲んでくる。喩えるなら協会のパイプオルガンのような荘厳さがある。恐らくは現場の音づくりがそうした効果を狙っているのでしょうが、本作はそうした幻想感と旋律の役割分担もハッキリとしたメリハリのあるサウンドなのです。そんなサウンドで描かれるのは、公式ライヴ作『光:PERFECT LIVE!』ともひと味違うフルショウ。ここで比較しながら整理しておきましょう。第一部(DISC 1:11曲)・炎:Shine On You Crazy Diamond (Parts I-V)・鬱:Signs of Life(★)/Learning to Fly/Yet Another Movie/Round and Around/A New Machine (Part 1)(★)/Terminal Frost(★)/A New Machine (Part 2)(★)/Sorrow/ The Dogs of War/On the Turning Away 第二部(DISC 2:9曲)・おせっかい:One of These Days・狂気:Time/On the Run(★)/Us and Them/Money・炎:Wish You Were Here/Welcome to the Machine(★)・ザ・ウォール:Another Brick in the Wall (Part 2)/Comfortably Numb アンコール(DISC 2:2曲)・鬱:One Slip(★)・ザ・ウォール:Run Like Hell ※注:「★」印は公式盤『光:PERFECT LIVE!』で聴けない曲。……と、このようになっています。ざっくばらんに言って2日前の『1ST NIGHT』と同一で、『光:PERFECT LIVE!』よりも30分以上長いフルショウが楽しめる。本作では第二部冒頭の「One of These Days」のみDISC 1の最後に食い込んでしまいましたが、おおよそ「DISC 1=第一部」「DISC 2=第二部+アンコール」の二部構成になっています。それにしても、ダイナミック。ともすれば「オーディエンス録音の鳴りは少ないほど良い」と思われがちですが、一概にそうとは言い切れません。そもそも公式作品からしてサウンドボード音にわざわざエフェクターをかけて仕上げるように、バラスの良い鳴りは大会場のスペクタクルやシンフォニックな降り注ぎ感を海だし、厚みや艶を宿らせる。オーディエンス録音は、そうした鳴りの旨みをエフェクトで作り出すのではなく、会場の反響という自然の要素で成し遂げるのです。現実には出音側が繊細な音づくりをしていないと不可能なわけですが、本作の主役は他の誰でもないPINK FLOYD。シーン屈指の音響集団だからこその「美味しい鳴り」がたっぷり楽しめる1本でもあるのです。“A MOMENTARY LAPSE OF REASON Tour”は巨大なライトショウが話題をさらいましたが、サウンド面でも一大スペクタクルだった。本作はそんな音の証拠であり、絶品の現場感覚で味わわせてくれるライヴアルバムでもある。「1987年10月7日ニューヨーク公演」の絶品オーディエンス録音。リズム隊やシンセが柔らかく包容力で大会場を満たしつつ、そのド真ん中を貫くギターとヴォーカルがやけにくっきりと鮮やか。明度やディテールもギルモアにフォーカスされ、ギターはメロディだけでなくピッキングまで綺麗で、ヴォーカルは歌詞もちゃんと聴き取れる。幻想感と旋律の役割分担もハッキリとしたメリハリのあるサウンドです。巨大スペクタクルのA MOMENTARY LAPSE OF REASON Tourをダイナミック・サウンドで現場体験できます。Live at Madison Square Garden, New York City, MY, USA 7th October 1987 PERFECT SOUND Disc 1(69:32) 1. Shine On You Crazy Diamond (Parts I-V) 2. Signs of Life 3. Learning to Fly 4. Yet Another Movie 5. Round And Around 6. A New Machine (Part 1) 7. Terminal Frost 8. A New Machine (Part 2) 9. Sorrow 10. The Dogs of War 11. On The Turning Away 12. One of These Days Disc 2(70:19) 1. Time 2. On the Run 3. Wish You Were Here 4. Welcome to the Machine 5. Us and Them 6. Money 7. Another Brick in the Wall Part 2 8. Comfortably Numb 9. One Slip 10. Run Like Hell

Pink Floyd ピンク・フロイド/NY,USA 10.7.1987

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