エリック・クラプトンがブルースに身も心も捧げた「ナッシング・バット・ザ・ブルース・ツアー」から、1995年初頭に行なわれたロイヤル・アルバート・ ホール12連続公演の記念すべき初日、2月19日のステージの極上ステレオ・オーディエンス音源が登場です。この日の音源は、かつて『BLUES IN THE HALL』という海外制作盤でリリースされていましたが、当店ではこのたびそのマスターの録音者から直々にファースト・ジェネレーション・マスターを入手 することに成功しました。元々かなりの高音質マスターでしたが、ファースト・ジェネレーションに加え、高品質なリマスター作業により音質が格段に向上しま した。音質アップはもちろんのこと、聴きやすさにかけても最高のレベルを実現しています。伝統的な石材造りのドーム型ホールに響き渡る、クリアに澄んだサ ウンドが正確に捉えられています。既発盤をお持ちの方でも、買い直しで損はさせません。「極上」と表現するに相応しい、クリアさとワイドなステレオ感、 ホーンを含むあらゆる楽器とボーカルを絶妙のサウンド・バランスで捉えたこの音質・音像はすべてのクラプトン・ファン、ブルース・ファンにご満足いただけ るでしょう。3人のホーン・セクションを含み、怒涛の迫力でブルースを演じたこのバンドは、この年にドラムがアンディ・ニューマークからスティーヴ・ガッ ドに替わりました。クラプトンのミュージック・テイストによりフィットするガッドは、現在でもクラプトン・バンドのメンバーであり続けているように、完璧 なサポートでクラプトンを盛り上げています。クラプトン一人によるシッティング・アコースティック・セットからアンディ・フェアウェザー・ロウを加えての デュエット・セット、そしてベースとハーモニカが加わり徐々に熱を帯びてくる前半のステージ構成、エレクトリックに移行してのスタンディング・セットで ホーンが加わり、以降は圧倒的な迫力でこれでもかと畳み掛けられる後半のステージ構成。クラプトンはまるで求道者あるいは伝道者のように、曲前に作者名を アナウンスする必要最低限のMCだけで、ひたすら寡黙なステージを進行します。何よりもブルースを演奏することで自分を表現すると誓った強い意志が伺える このステージは、2年に亘り展開された本ツアーの中でも最高レベルのプレイ・クオリティとサウンドクオリティを両立した、屈指の公演と位置付けられるで しょう。スタジオ・バージョンの存在しないアンコール曲「Ain't Nobody's Business」での孤高の熱演が泣かせます。Live at Royal Albert Hall, London, UK 19th February 1995 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND(from Original Masters) Disc 1 (65:56) 1. Motherless Child 2. Malted Milk 3. From Four Until Late 4. How Long Blues 5. Kidman Blues 6. County Jail 7. I'm Gonna Cut Your Head 8. Forty-Four Blues 9. Blues All Day Long 10. Standing Around Crying 11. Hoochie Coochie Man 12. It Hurts Me Too 13. Blues Before Sunrise 14. Third Degree 15. Reconsider Baby 16. Sinner's Prayer 17. Everyday I Have The Blues Disc 2 (45:00) 1. Early In The Morning 2. Someday After A While 3. I'm Tore Down 4. Have You Ever Loved A Woman 5. Crosscut Saw 6. Five Long Years 7. Got My Mojo Working 8. Ain't Nobody's Business Eric Clapton : Guitar & Vocals Andy Fairweather Low : Guitar & Vocals Jerry Portnoy : Harmonica Chris Stainton : Keyboards Dave Bronze : Bass Steve Gadd : Drums Roddy Lorimer : Trumpet Tim Sanders : Tenor Saxophone Simon Clarke : Baritone Saxophone