WHITESNAKEが衝撃的なデビューを果たした1978年当時のライヴより、公式級クオリティのステレオ・サウンドボード音源が、まさかのリリース決定! バンドがプロモーションの一環として出演した'78年7月の"BBC IN CONCERT"を、間違いなく過去最上級といえるサウンドで収録した、驚きの35分間です!1978年3月、WHITESNAKEはイギリス国内をサーキットするツアーを行い、本格的にその活動をスタートさせました。翌4月には初代キーボー ディストのブライアン・ジョンストンからピート・ソリーへスイッチし、初めてのスタジオ作品「SNAKEBITE」を製作。同時にプロモーション・フィル ムを撮影したりと、バンドとしての宣伝活動にも力を入れていきました。そのプロモーションの一環としてカヴァデールが重視したのがテレビやラジオといったメディアへの露出。この'78年から、WHITESNAKEはイギリス国内に留まらず、ドイツなどの番組へも積極的に出演していました。本作に収録された'78年7月5日のロンドン"パリス・シアター"におけるスペシャル・ライヴもそのひとつ。このライヴはイギリスの名物音楽番 組"BBC IN CONCERT"のために行われたもので、このエアチェック音源は当時から初期WHITESNAKEライヴの定番として知られています。中でもCD2枚組「VINTAGE COLLECTION 1978」に収められたソースは、その音質の良さからマニアの間でも話題となりました。本作は、決定盤と言われた「VINTAGE COLLECTION 1978」すら上回る、完全別格のマスター級音源! ラジオ音源にありがちなヒスノイズが一切気にならないだけでなく、完璧にステレオ・セパレートされた ミックス、輝くほどのクリアネスと骨太な質感を備えたサウンドなど、聴けば聴くほど驚きを禁じえない、驚愕のライン・ ソースです(もちろんピッチは正常で、チャンネル左右のバランスも良好。いかにもエアチェックらしいサウンドだった既発よりも、明らかに数ランクアップし ています)!司会者がバンドを紹介するイントロを聞いた瞬間、ファンは本作のクオリティを理解し、さっそく衝撃を受けるはず。落ち着きのある重厚な演奏で幕を開ける 「Come On」は、普段の飛ばすようなオープニングと趣きを異にしているものの(これがまた番組用のライヴらしい点でしょう)、初期WHITESNAKEらしいグ ルーヴを満喫できます。続いて演奏される「Lady Luck」は、バンド初期ならではの聴き所。第四期PURPLEとも違う味わいを持った同曲がこれほどのテイクで残されていた事は驚きです。スーパークリアな音色で迫る「Ain't No Love In The Heart Of The City」は、本作の大きな聴き所。短い在籍期間に終わったピート・ソリーのキーボードが最大・最高のポイントで、ジョン・ロードのプレイしか知らない ファンには、かの超名曲の知られざるアレンジ・バージョンに新鮮な感動を受けること請け合いです! 「Steal Away」・「Belgian Tom's Hat Trick」でも、バーニー・マースデンとミッキー・ムーディの織り成すツインギター、ニール・マーレイとデイヴ・ドウルのブルース・ビートの旨みたっぷ り。自分たちの音楽に目覚め、自分たち自身が感動しながら演奏していく様は、いかにも走り出したばかりの新バンドらしい演奏です。そしてクライマックスは「Mistreated」! バーニーの紡ぐ「Blindman」をイントロに、カヴァデールが振り絞るような熱唱を聴かせ、バ ンドが凄みを見せ付けます。残念ながらここは既発同様ラストの手前で終了してしまうのですが、それでも「これを聴けて良かった!」と感じられる、素晴らし いマスター・ソースです!前述したようにこの'78年ライヴは「VINTAGE COLLECTION 1978」が大定番ではありますが、この'78年7月5日のテイクについては、間違いなく本作がトップに立ったと断言します! Live at Paris Theatre, London, UK 5th July 1978 STEREO SBD(BEST EVER!!!) 1. Introduction 2. Come On 3. Lady Luck 4. Ain't No Love In The Heart Of The City 5. Steal Away 6. Belgian Tom's Hat Trick 7. MC (Host) 8. Mistreated David Coverdale - Vocals Bernie Marsden - Guitar Micky Moody - Guitar Pete Solley - Keyboards Neil Murray - Bass David Dowle - Drums