1974年『461オーシャン・ブルーバード』リリース後の夏のUSツアーから、7月19日ロング・ビーチ公演を、近年初発掘された伝説のテーパー、マイク・ミラード所有のマスター・オーディエンス・テープに、2021年最新マスタリングを施し、1時間54分にわたりほぼコンプリート収録。まず2020年以降遺族により続々と公開されているミラード・テープのオリジナル・マスターからの収録で、今回WEB上で公開され始めた音源は、この翌日を含めてこれまでも名ライブとして知られ流通していた中、やはりミラード音源ということで彼のマスターとしてはややクオリティーは粗いものの、そのオリジナル・マスターに、曲間の音飛びやオーディエンスのノイズなどをカット、また「ゲット・レディ」と「クロスロード」をそれぞれフェード編集で切り分けたり、全体のバランス調整も行うことで、ベスト・クオリティーにて収録。因みにこの公演は正式にライブ・レコーディングもされ、オフィシャル・ライブ『EC Was Here』でも、その一部が使用されており、そんなライブは当時おなじみの「スマイル」でスタートし、その後は『461オーシャン・ブルーバード』ナンバーを軸に、オハコといえる「愛の経験」、レゲエ・ナンバー「WILLIE & THE HAND JIVE」と「GET READY」のメドレー、そしてこれまで既流通していた音源ではカットされていた、アンコール後のジョン・メイオールが飛び入りしてのブルース・ジャムまでカンペキに収録。しかもライブ・レコーディングされていたこともあってか、この日のクラプトンは、当時毎晩日々酔っぱらい状態でステージをこなしていたとは思えない熱い演奏で、そうした名演をミラード・サウンドで聴けるあたり、ファンは必聴のコレクターズ・エディション。 DISC 1 : 1. Introduction 2. Smile 3. Let It Grow 4. Can't Find My Way Home 5. I Shot The Sheriff 6. Badge 7. Willie And The Hand Jive - Get Ready (Fade Out) DISC 2 : (Fade In) 1. Crossroads / Steady Rollin’Man 2. Mainline Florida 3. Layla 4. Have You Ever Loved A Woman 5. Tell The Truth 6. Steady Rollin' Man - Band Introduction 7. Little Queenie 8. Blues Jam (with John Mayall) Live at Long Beach Arena, San Francisco, CA. USA 19th July 1974 : from MIKE MILLARD MASTER TAPES Eric Clapton - guitar, vocals / George Terry – guitar / Dicks Sims – keyboards / Carl Radle – bass / Jamie Oldaker – drums / Yvonne Elliman - backing vocal / John Mayall - vocals, harmonica