実験的なジャズ音源です。リーダーはトランペット奏者ドン・チェリー。どちらかと言うとアメリカよりもヨーロッパで評価が高い辺りからしても実験的姿勢が感じられるミュージシャンです。今回の音源はアフリカをテーマにした演奏で、ファースト・セットからサード・セットまで収録の三枚組。全体的にインプロヴィゼーションがメインでありながら、反復するアフリカン・リズムに乗せてのインプロヴィゼーションであるため、あまりフリーにはなり過ぎることなく聴きやすい内容。スピリチュアル系やアフロ・リズム、アフリカン・ミュージックのファンにお勧めです。あ、もちろんドン・チェリーのファンには言わずもがな。オーディエンス収録とのクレジットですが時代を考えるとボードと言っても通るレベルです。Recorded Live at Pension Building, Washington DC, October 03, 1981 EX-Audience recording * 1st Generation Master Tape 163 min DISC 1 // First Set (4 Tracks) DISC 2 // First Set (3 Tracks), Second Set (2 Tracks) DISC 3 // Third Set (5 Tracks)