短期間ながらアメリカのロックバンドTOTO(トト)のヴォーカリストを努めたJean-Michel Byron(ジャン=ミシェル・バイロン)。1991年リリースのソロ名義によるCDアルバム。内容は、いわゆるAdult Contemporary、"PAST TO PRESENT 1977-1990"にも収録されていた"LOVE HAS THE POWER"もリメイクして収録されております。ただ、南アフリカ出身ということもあるのか、どことなくそういった民族音楽的なナンバーも入っております。02はとても良く出来たAORナンバーでミディアム・スロウのバラード風のナンバーですが、とてもメロディアスですし、Jean-Michel Byronのヴォーカルも素敵です。03はあまりロックン・ロールといった感じはなく、メロディアスなハードポップ風のAORナンバーといった方が良いかも。このナンバーなんかも結構良く出来ていると思います。04は、もちろんTOTOのナンバーとして聴き慣れた曲です。このナンバーなんか聴くと、TOTOのヴォーカリストとしてあまり違和感はありませんが、ただ、"PAST TO PRESENT 1977-1990"のリリースに当たり、レコード会社から無理やり押し付けられたヴォーカリストだったようです。06でも出だしのコーラスは民族音楽風ですが、本編はとてもメロディアスなナンバーで、ほぼAORしております。 Sangoma Sheila Rock & Roll Music Love Has The Power Chinatown Plaything