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本作に刻まれているのは「1981年６月23日：浅草国際劇場」公演。その極上オーディエンス録音です。『ASAKUSA 1981 2ND NIGHT』の解説では来日スケジュールをご紹介しましたので、ここではワールド・ツアー全景に視界を広げてポジションを確認してみましょう。《４月11日『COME AN' GET IT』発売》 ・４月14日-６月９日：欧州#1（30公演）・６月22日-30日：日本（８公演）　←★ココ★・７月５日-29日＋８月15日：北米（11公演）・８月22日-27日：英国（３公演）《10月５日『SAINTS & SINNERS』制作開始》・12月１日-12日：欧州#2（10公演）　これが1981年のWHITESNAKE。この他にバーニー・マースデンやジョン・ロードのソロ活動も絡むのですが、ここでは分かりやすく白蛇本体の日程に限定しました。アルバム発売後は主戦場の欧州をじっくりと巡り、夏には全米侵攻を画策。ジャパンツアーは、そんな北米レッグ寸前に設定されました。つまり、1981年の日本公演は大票田のヨーロッパでたっぷりと練度を増した上で、全米侵攻への勢いを付けるもの。ホップ・ステップ・ジャンプの「ステップ」だったわけです。本来であれば、「ジャンプ」の北米レッグこそが一番の高みになるハズでしたが、ここでは何とJUDAS PRIEST＆IRON MAIDENという重金属２組との合同ツアー。滋味深いブルースロックは明らかにミスマッチな上に、前座故の持ち時間の短さもあって本領発揮どころかツアー途中で切り上げるハメになってしまいました。ともあれ結果として、単独フルショウで心身共に充実しきっていた来日公演こそが頂点となったわけです。前置きが長くなりましたが、本作に刻まれているのはそんなジャパンツアーの初日。かつて一世を風靡した名録音家“ミラクル・マン”のオリジナル・カセットからダイレクトにデジタル化された銘品で、そのサウンドは超クリア。すでに数種類の録音が知られているショウでしたが、既発群を一蹴して「初日の王」となったのです。本編の解説でも触れたように、芯の力強さでは『ASAKUSA 1981 2ND NIGHT』に一歩譲るものの、透き通った空気感とキリッと引き締まった演奏音の輪郭は本作の方が上。楽器１つひとつの”スキマ”までクッキリと浮き立つためにアンサンブルも立体的に捉えられ、初日らしい前のめりな演奏の機微もしっかりと味わえるのです。そのサウンドで描かれるショウは、まさに英国ブルースロックの粋。本編『ASAKUSA 1981 2ND NIGHT』の解説ではセット分析を省略しましたので、ここで記しておきましょう。WHITESNAKE・スネイクバイト：Ain't No Love In The Heart Of The City／Come On・トラブル：Belgian Tom's Hat Trick（★）・ラヴハンター：Walking In The Shadow Of The Blues／Love Hunter ・フール・フォー・ユア・ラヴィング：Sweet Talker／Ready an' Willing／Fool For Your Loving・カム・アンド・ゲット・イット：Don't Break My Heart Again（★）／Till The Day I Die（★★）／Would I Lie To You（★★）／Wine, Women an' Song（★）その他 ・DEEP PURPLE：Mistreated／Soldier Of Fortune（★）・その他：Thank You Osaka（★）※注：「★」印は公式盤『LIVE... IN THE HEART OF THE CITY/LIVE AT HAMMERSMITH』では聴けない曲。特に「★★」印はこのツアーだけの限定曲。 ……と、このようになっています。力強い極太感でサウンドボード代わりを務める『ASAKUSA 1981 2ND NIGHT』に対し、クリアさと鮮やかなディテールの細やかさが眩しい本作。まったく味わいが異なるものの、両日の頂点サウンドで「浅草２日間」を楽しめる超豪華セットです、 Live at Asakusa International Theater, Tokyo, Japan 22nd June 1981 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters) Disc 1 (71:51) 1. Intro. 2. Walking In The Shadow Of The Blues 3. Sweet Talker 4. Ready An' Willing 5. Don't Break My Heart Again 6. Till The Day I Die 7. Love Hunter 8. Micky Moody Solo/Love Hunter(reprise) 9. Mistreated feat. Bernie Marsden Solo 10. Soldier Of Fortune 11. Jon Lord Solo 12. Belgian Tom's Hat Trick 13. Ian Paice Solo / Belgian Tom's Hat Trick(reprise) Disc 2 (37:58) 1. Ain't No Love In The Heart Of The City 2. Would I Lie To You 3. Fool For Your Loving 4. Come On 5. Thank You Blues 6. Wine, Women An' Song 7. Outro. David Coverdale - Vocals Bernie Marsden - Guitar Micky Moody - Guitar Jon Lord - Keyboards Neil Murray - Bass Ian Paice - Drums

拡大表示	Whitesnake ホワイトスネイク/Tokyo,Japan 6.22.1981 販売期間: 価格: 1,940円 (税込) 購入数: 個 在庫 在庫あり 返品についての詳細はこちら この商品について問い合わせる