21分を超える大作となった1曲目の「リジョイス」からカッコイイ演奏が展開され終始熱い、熱いライブとなります。この日ばかりはクールなメルドーもジョシュア怒涛のテナーに刺激されスィング感あるピアノで迎え撃っています。アルバム・バージョンも良かったけどやはりライブならではの壮絶な演奏がカッコイイの一言です。今ではジャズシーンの中核を成しているこの4人ですがこの1994年ではまだまだ若手と言われていましたが、その実力は並外れていたことを改めて実感するパフォーマンスとなります。また3曲目に収録されている「ソウル・ダンス」では10分を超えるブルージーな楽曲となりクリスチャン・マクブライドのクールなアドリブをご堪能頂けます。大トリにはエリントン作「キャラバン」となりジョシュア、メルドー、ブレイドの順でソロ・パートが続いています。尚、当時の録音を収録したカセットテープが元ソースとなり若干ノイズが生じる楽曲もあります。 ライブ・アット・ノースシー・ジャズフェスティバル、オランダ 07/08/1994 1.Rejoice(21:25) 2.Wish(15:38) 3.Soul Dance(10:34) 4.Caeavan(inc 13:36) ジョシュア・レッドマン(ts) ブラッド・メルドー(p) クリスチャン・マクブライド(b) ブライアン・ブレイド(dr)