敢えて全盛期のウェザー・リポートを辞して、自らの音楽を追求するために自身のバンド「ワード・オブ・マウス」を結成し、単なるベーシストから作/編曲家/バンド・リーダーとしてさらなる飛躍を遂げたジャコの第一歩となる1982年に、骨格となるメンバー少人数だけで行った稀少な超絶ライヴが極リアル高音質で初登場!!本作はジャコが独立したばかりの絶頂期に、ワード・オブ・マウスの精鋭といえるトランペットのランディ・ブレッカー、テナーとバス・クラリネットのボブ・ミンツァー、ドラムスのピーター・アースキン、パーカッションのドン・アライアス、スティール・ドラムのオセロ・モリノウにジャコというセクステットで、メンバーの実力を表すインプロビゼーションをふんだんにフューチュアした、ビッグ・バンドとは一味も二味も違う、皆これが聴きたかった!1982年4月24日ニューオリンズのマカリスター・オーディトリアムに於ける過激!壮絶なパフォーマンスを、ジャコのベースがグングンと迫り来る、まるで会場の最前列で聴いているようなど迫力なリアル高音質ステレオ・サウンド・マスターにレーベル独自の丁寧なマスタリングを施した高音質、80分に渡るコンサートの完全版が入荷しました!!ステージは「ツインズ」から、いきなり高速に姿を変えた「インビテーション」でスタート。早くもランディとミンツァー其々の火花を散らしたブロー合戦から、様々なリズム・チェンジを交えたアライアスの怖るべきコンガ・ソロとジャコの強烈なソロをたっぷりフューチャーし、再びランディとミンツァーが今度は熱いバトルを繰り広げながら熱演を展開。そして、必要なハーモニクス・ノート毎に親指で弦に触れる位置が変わり様々なポジションを弾く非常に高度なテクニックを要する、全世界のベーシストが驚いたジャコの代名詞となるピッキング・ハーモニクスを多様した複雑なアルペジオを含めたジャコのソロ、ランディ&ミンツァーのキレッキレのホーンがとてもグルーヴィーなジャコの十八番「チキン」、とてもクールなミンツァーのバスクラによるロング・ソロ、アライアスのグルーヴィーなパーカッション・ソロ、「レザ」からのメドレーの「ジャイアント・ステップス」でのランディとミンツァー本領発揮の凄まじいブロー、ジャコの超高速ソロを経て、倍速4ビートになりメンバー全員が一丸となって爆発する強烈な演奏、他にも「ミスター・フォン・ボーン」「ファニー・マエ」など、ランディとミンツァーの素晴らしいソロ、アースキンとアライアスをバックにジャコの驚異的なリズム感を伴った高度なテクニックによる流麗なフィンガリングでの信じられない超高速ソロと、始終とんでもない演奏を繰り広げています!!兎に角全編、ジャコの真髄といえる、彼にしか出来ない野性的な躍動感を楽曲に与える、時折神業を何気に挟みながら独特なイントネーションを持つ驚異の高速ランニング・ベースがタップリと堪能していただけます。Live at MCAlister Auditorim,Tulane University,New Orleans,LA April.24.1982 1. Invitation 2. Soul intro/The Chicken 3. Bass Solo/Three Vies of a Secret 4. Bass Clarinet Solo/Mr.Fone Bone 5. Band intros 6. Percussion Solo 7. Reza/Giant Steps/Reza 8. Bass Solo(incl/Purple Haze,America & Continuum) 9. Fannie Mae Jaco Pastorius - B,Vo Bob Mintzer - Bcl,Ts Randy Brecker - Tp Pthello Molineaux - Steel Ds Malando Gassama - Per Peter Erskine - Ds