デビュー作「SKID ROW」を本生100%の熱さでバージョンアップさせたような傑作ライヴアルバムが登場です! 本作は「1989年11月11日7日シェフィールド公演」 を録音したオーディエンス・アルバム。テーパーは、尽きぬHR/HM愛で80年代の英国ライヴをモノにしまくった名匠“Crazy S.”氏。絶品揃いの彼のコレクションの中でも、最高に熱い1本なのです。この録音は、かつて「HEADLINER」としてリ リースされ、“初期SKID ROW随一の名録音”と絶賛されたもの。今回は、Crazy S.氏提供のオリジナル・カセットから最新基準のデジタル化を慣行、元来テープが持っていた生々しさを最大限引きだしつつ、現代オーディオに最適なバランスでCD化しました。本作最大のウリは“Crazy S.コレクション”の名に恥じぬスーパーサウンドにあるわけですが、それ以上に鮮烈なのが中身のライヴそのもの。ただでさえ毎晩ハイパーに爆裂していた SKID ROWですが、本作は記念のライヴでもある。既発タイトル「HEADLINER」にもなっていたように、この日が初のヨーロッパ・ツアー、それも初日。本 作の2ヶ月半前にもマーキークラブで1回だけライヴを行っています(この時の模様はシングルB面にもなっています)が、それ以外の海外公演はBON JOVIやMOTLEY CRUEの前座ばかり。そこから一歩抜けだし、ヘッドライナーでの初ヨーロッパ・ツアーがこの日から始まったのです。その喜び丸出しのハシャギっぷりとヤル気は、天をも衝かんばかりのハイテンション。どの曲でも当時21歳のセバスチャン・バックが弾け飛んでいますが、 MCでもしゃべり出したら止まらず、スピーカーから唾が飛んでくるかのよう。そのハイパーテンションで演奏されるのは、衝撃のデビュー作「SKID ROW」のほとんどと、SEX PISTOLSの「Holiday In The Sun」とKISSの「Cold Gin」。「Can't Stand the Heartache」はやらず、曲順もアルバムとは違いますが、ほぼ“名盤の本生100%バージョン”と言っていい。それも、とびっきりにアッツいやつな のです。遅れましたが、その“生アツ”ぶりをたっぷりと伝えてくれるのがCrazy S.サウンド。狂ったかのように暴れるバンドにも負けないブリティッシュ・キッズの大熱狂、バラードでの大合唱も密封しながら、クリアさは微塵もブレず、 バンドサウンドがビシッとフォーカス。ダイレクト感さえもたっぷりに録音されている。これだけの乱痴気状態の中で、その騒ぎっぷりと演奏ディテールの両方 を同レベルに共存させるとは……さすが、さすが、世界にその名を轟かせる名匠です。初期SKID ROWファン必携………と、書きかけて止めました。本作は、それどころの話じゃない。世界に羽ばたき、向かうところ敵なしの若きロックバンドの情熱は、彼 らのファンか否か、彼らの曲を知っているか否かなど、どーでもよくなるほどにダイナミックに燃えたぎっている。その炎が目に浮かぶほど美しいサウンドの1 枚。音の熱さ、ロックの熱でCDまで溶け出しそうなライヴアルバムが聴いてみたいですか? Live at City Hall, Sheffield, UK 7th November 1989 PERFECT SOUND(from Original Masters) (67:27) 1. Intro. 2. Opening 3. Makin' A Mess 4. Big Guns 5. Piece Of Me 6. 18 And Life 7. Holiday In The Sun 8. Midnight/Tornado 9. I Remember You 10. Sweet Little Sister 11. Rattlesnake Shake 12. Youth Gone Wild 13. Cold Gin 14. Here I Am Sebastian Bach - Vocal Rachel Bolan - Bass Dave "The Snake" Sabo - Guitar Scotti Hill - Guitar Rob Affuso - Drums