1995年秋に実現したRITCHIE BLACKMORE'S RAINBOWのジャパンツアーより、11月11日と12日に行われた代々木オリンピックプール公演の模様が、ファン必聴の4枚組でリリース決定です! 本作はトレーダー間でも一切知られていない超高音質オーディエンス・マスター(どちらも同一テーパーによる録音)で東京2Daysの模様を完全パッケー ジ。一曲の密度が高くソロも充実していた初日、短いアレンジながら名曲が次々と演奏された二日目と、特別なライヴをたっぷりと満喫させます!1993年秋にDEEP PURPLEを脱退し、自分のやりたい音楽を完全に実践できる自由を得たリッチーは、彼が本拠地としていたロングアイランド周辺でメンバーを集めて新たな バンドを編成。ソロとしての再起を図ります。この時リッチーの元に集まったのは、ドラムのジョン・オライリーやキーボードのポール・モーリス、そしてベー スのグレッグ・スミスといった、若いながらも演奏力のあるプレイヤー達で、ヴォーカルには(キャンディス・ナイトがオーディション・テープの中から見つけ たという)ドゥギー・ホワイトが選ばれました。当初リッチーは"RAINBOW"名義に難色を示したものの、レコード会社からの要請もあり、バンドは最終的に"RITCHIE BLACKMORE'S RAINBOW"名義での活動を決定。'95年1月から製作が始まったアルバムは、9月に「STRANGER IN US ALL」として発表に至ります。待望のリッチー復活作として注目を集めた同作品は、その優れた内容で世界中のファンを感激させました。この新作を引っ提げ た新生RAINBOWのツアーは、9月のアルバム発表直後からスタートすると、ヨーロッパ各国そしてイギリスなど、各地でファンを熱狂させたのです。その「STRANGER IN US ALL」に伴う1995年ツアーの締めくくりに選ばれたのが日本でした。リッチーは'93年のPURPLEにおいて、来日を目前にしながらバンドを脱退し た経緯があり、彼自身にとってこの来日は心に期する所がありました。もちろん日本のファンも、'90年以来5年ぶりとなるリッチーの来日へ寄せる期待は大 きなものがありました。それが「まさかのRAINBOW」として実現しただけに、このジャパンツアーは初日から異様な興奮の中で行われる事となりました。本作ではその特別なジャパンツアーより、初日と二日目に連続で行われた東京・代々木公演を、完全初登場となるオリジナルDATマスターを元に音盤化!本作はファンの心に焼きついた2公演を、全ての聴き手に余す 所無く追体験させます!ディスク1と2では来日初演となった11月11日のライヴを、約135分間にわたり収録しています。録音は開演の約2分前から始まっており、場内の「待 望のライヴが始まる」という興奮を生々しく確認できます。この初日はオープニングBGMの「Land Of Hope And Glory」が鳴り響いた後、何故かライヴへ移れずにRushの「Fly By Night」が(場繋ぎ的に)流れるというハプニングが知られています。その様子も聴き手が会場にいるようなリアルさで追体験させます。しかし「Over The Rainbow」でライヴの幕開けが告げられると、会場はトラブルなど無かったかのような盛り上がり。日本で11年ぶりの演奏になった「Spotlight Kid」の興奮は、聴くもの全てをゾクゾクさせるでしょう。ウルトラクリアな音質も驚くほどで、特にドゥギーのヴォーカルとリッチーのギターは明瞭に聴き取れます。会場の音響を反映した程よいエコーも、優れた オーディエンス録音ならではの聴き応えを演出しています(観客が大合唱する「Long Live Rock 'n' Roll」は特に素晴らしいです)。落ち着いたムードの中で聴き込ませる「Hunting Humans」や、会場を巻き込んで盛り上がる「Wolf To The Moon」など、新曲もポジティヴに受け入れられている事が判ります。リッチーのソロを含んで14分もの「Ariel」は演奏だけでなく音質の良さもピー クと言える素晴らしさ。これには聴き手も圧倒されてしまうでしょう! アンコールで「Burn」が飛び出す瞬間は本作でも大きな聴き所。リフが響いた瞬間 からエンディングまでひたすら喜び沸き立つ観客の様子には、聴いているこちらまで興奮させられます(終演アナウンスまで完全収録しています)。そしてディスク3・4ではツアー二日目(11月12日)の模様を、こちらも約130分にわたって完全収録! 優れた見通しはもちろんですが、初日の録音 以上にテーパーがステージに近づいたような印象で、オープニングの「Spotlight Kid」からダイナミズムにあふれる音像でライヴを楽しめます(同曲は1分台で録音がやや不安定な場面がありますが、すぐに回復します)。この日は(ジリジリと鳴る電磁ノイズからも判るとおり)ライヴ序盤でギターに機材トラブルが起こっていました。その処置ため「Too Late For Tears」がスタートできず、ドゥギーが(やはり場繋ぎ的にではありますが)「Rainbow Eyes」を歌うという思いがけない場面が生まれました。ライヴはこのハプニングで一層盛り上がります。いきなりアンコールのような熱狂ぶりを見せる「Long Live Rock 'n' Roll」(もちろん「Black Night」入り)、ファンを感動させた「Still I'm Sad」、新曲ながらすでに名曲の貫禄を漂わせていた「Black Masquerade」と、素晴らしい演奏の数々に、観客だけでなく聴き手までノックアウトされてしまいます。また、初日には取り上げられなかった楽曲が多くプレイされたのも二日目の特徴。あの「Will You Still Love Me Tomorrow?」を思い出させる曲想の「Love Hurts」や、ジョー時代の「Street Of Dreams」・「Stone Cold」に加え、アンコールでは「Maybe Next Time」・「Woman From Tokyo」そして「Smoke On The Water」まで演奏される大盤振る舞い。前日と比べてリッチーのソロはやや短めですが(その分充実したプレイが連発しています)、聴き手に高い満足感を 与えてくれるライヴです!本作に収められた東京2Daysは、過去にも「HUNTING GLORY」や「FLY BY NIGHT」、さらに「RETURN OF THE BLACK」といった優秀なアイテムがリリースされており、いずれも高いクオリティでファンを大いに喜ばせてきました。本作はそれに優るとも劣らな い音質で、しかも2公演ともパッケージした東京公演の決定版。Yoyogi Olympic Pool, Tokyo, Japan 11th & 12th November 1995 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND(from Original Masters) Live at Yoyogi Olympic Pool, Tokyo, Japan 11th November 1995 Disc 1(77:41) 1. Opening BGM 2. Land Of Hope And Glory 3. Over The Rainbow 4. Spotlight Kid 5. Too Late For Tears 6. Long Live Rock 'n' Roll 7. Hunting Humans 8. Wolf To The Moon 9. Difficult To Cure 10. Keyboard Solo 11. Still I'm Sad 12. Drum Solo 13. Man On The Silver Mountain 14. Temple Of The King Disc 2(56:48) 1. Black Masquerade 2. Ariel 3. Since You Been Gone 4. Perfect Strangers 5. Greensleeves 6. Waltzing Matilda 7. Hall Of The Mountain King 8. Thank You Tokyo 9. Burn 10. Over The Rainbow Live at Yoyogi Olympic Pool, Tokyo, Japan 12th November 1995 Disc 3(61:29) 1. Over The Rainbow 2. Spotlight Kid 3. Rainbow Eyes 4. Too Late For Tears 5. Long Live Rock 'n' Roll 6. Hunting Humans 7. Wolf To The Moon 8. Difficult To Cure 9. Keyboard Solo 10. Still I'm Sad 11. Drum Solo 12. Man On The Silver Mountain 13. Love Hurts 14. Temple Of The King Disc 4(67:32) 1. Black Masquerade 2. Ariel 3. Street Of Dreams 4. Traditional Song 5. Since You Been Gone 6. Perfect Strangers 7. Waltzing Matilda 8. Hall Of The Mountain King 9. Stone Cold 10. Traditional Song 11. Burn 12. Maybe Next Time 13. Woman From Tokyo 14. Smoke On The Water 15. Over The Rainbow Ritchie Blackmore - Guitar Doogie White - Vocal Greg Smith - Bass Paul Morris - Keyboards Chuck Burgi - Drums