フレンズとの共演ライブ第3弾は、1997年ニューヨークのブルーノートで行われた「リメンバリング・バド・パウエル」プロジェクトのライブをディスク3枚に2時間32分にわたりライブ全曲を収録したファン必聴アイテムが登場しました。本ブルーノート公演では、オフィシャル盤で参加していたジョシュア・レッドマンに代わりケニー・ギャレットが参加しております。この年、ケニーは名作アルバム「ソングブック」をリリースしグラミー賞 最優秀ジャズ・インストルメンタル・パフォーマンスにノミネートされた年となり絶頂期のパフォーマンスをお聴き頂けます。コンサートはチックが1968年にリリースしたアルバム「ナウ・ヒー・シングス、ナウ・ヒー・ソブス」に収録されていた「マトリックス」よりスタートします。その後、スタンダードを2曲挟んでバド・パウエルの名曲である「グラス・エンクロージャー」、「テンパス・フュジット」とチックのピアノが冴えわたる楽曲が続きます。特に聴き逃せないのがウォレス・ルーニー、ケニー・ギャレットをソロ・パートを中心として構成された「テンパス・フュジット」となり、オフィシャル盤とは異なり23分を超える大作となっています。音質はオーディエンス録音となりチックのピアノは若干オフ気味ですが、録音したポジションが良く迫力あるドライブ感も失われていない良好な音質で収録されています。ライブ・アット・ブルーノート、ニューヨーク、04/02/1997 Disc 1 1.Matrix 2.Autumn Leaves 3.Four In One Disc 2 1.Glass Enclosure 2.Temous Fugit 3.Dreamless 4.Bud Powell Disc 3 Un Poco Loco チック・コリア(p) ケニー・ギャレット(as) ウォレス・ルーニー(tpt) クリスチャン・マクブライド(b) ロイ・ヘインズ(dr)