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Pink Floyd ピンク・フロイド/Water Gate France 1970 1st Original French Press LP

実験曲「The Man」のAM放送が残された事でも知られる「1970年1月23日パリ公演」。その放送音源を語り継いできた伝説のフランス盤LPを完全復刻。そのフランス盤LPとは『WATERS GATE』。金箔の貼られたアートワークも素晴らしいヴィンテージ・レコードです。このショウは地元AMラジオ局「EUROPA 1」で放送され、幾多の既発を生んできたわけですが、そんな伝説放送を広く知らしめてきたのがLPブートレッグ『WATERS GATE』。本作は、その極上クオリティの1stプレス盤から精緻にデジタル化したものなのです。もちろん、本稿に目を留められた方ならご存知と思いますが、このショウはすでにアーカイヴ済み。ショウの全景を伝えるオーディエンス録音『THE MAN IN PARIS』が発掘され、3種知られる放送音源も『PARIS 23.1.1970 Original Radio Broadcast Collection』としてコンパイルされています。そのため、本作でしか聴けない曲/演奏というものはなく、単にコレクション価値しかない……かと思いきや、そうではありません。超貴重メドレー「Green Is The Colour/Careful With That Axe, Eugene/The Violent Sequence」や大曲「The Amazing Pudding(原子心母)」のベスト・サウンドで楽しめるのです。この意味を説明するには、AM放送や音源の内容を把握することが欠かせない。ここで当日のセットをご紹介しておきましょう。*The Man組曲(★:Biding My Timeのみ)*A Saucerful Of Secrets・Astronomy Domine*メドレー(★):Green Is The Colour/Careful With That Axe, Eugene/The Violent Sequence*Main Theme From "More”・Set The Controls For The Heart Of The Sun*The Amazing Pudding(★) ※注:「*」印は(一部でも)放送のあった曲。(★)印は本作に収録されている曲……と、このようになっています。放送枠は約1時間で曲によっては抜粋でしかないのですが、「天の支配」と「太陽讃歌」以外は放送されたわけです。そのうち、現在まで伝えられている3種のソースをまとめたのが『PARIS 23.1.1970 Original Radio Broadcast Collection』だったわけです。で、本題はこれから。3種の放送音源は長さとクオリティがまちまち。そのうち最も音が良かったのが「Source 2」なのですが、収録内容は「The Man組曲」「神秘」だけだったのです。そろそろピンと来られている方もいらっしゃると思いますが、本作は「Source 2」にも匹敵するサウンドでありつつ、被っているのが「Biding My Time」だけ。まだ「Main Theme From "More”」が従来版しかないために放送全編とはいきませんが、かなりのパートをアップグレード・サウンドで楽しめるのです。放送音源の存在を広く伝えてきた語り部『WATERS GATE』は、最高峰サウンドの保存庫でもありました。そんな伝説LPを激レア1stプレス盤から復刻した秘宝アルバムです。ややマニアックな内容ではありますが、だからこそ貴重度とクオリティに震えが起きる1枚。Theater Comedie des Champs Elysees, Paris, France 23rd January 1970 Taken from the 1st original French press LP (40:11) 1. reen Is The Colour 2. Careful With That Axe, Eugene 3. The Violent Sequence 4. Biding My Time 5. The Amazing Pudding

Pink Floyd ピンク・フロイド/Water Gate France 1970 1st Original French Press LP

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