2009年ジャパンツアーの6公演目「2月13日:石川厚生年金会館」を高音質オーディエンス録音で完全収録。日程的にはちょうど真ん中といったところ。・2月6日・7日:国際フォーラム・2月9日:NHKホール・2月11日:パシフィコ横浜 ・2月12日:愛知県芸術劇場・2月13日:石川厚生年金会館 【本作】 ・2月16日:ZEPP福岡・2月18日・19日:大阪厚生年金・2月21日・22日:さいたまスーパーアリーナ(クラプトンとの競演) このように、本作は横浜から始まる3日連続公演の最終日。このツアーでも一番日程の詰まったポイントであり、前日の名古屋からの列車移動はかなりハード。横浜のテクニカル・トラブルを知るマニアは、かなり心配を募らせていたライヴでした。実際、前後のライヴに比べて1曲「Scottish One」カットされたセットリストになったわけですが、いざフタを開けてみると演奏自体は非常に好調。名古屋の時点ですでに“横浜の悪夢”を振り払う好演でしたが、この日は輪を掛けて上機嫌。「Behind The Veil」ではデヴィッド・サンシャスのフレーズに満足げな声を上げ、「Stratus」ではノリノリで手拍子。「Led Boots」では、女性ファンの「I love you, Jeff!!」の声援に投げキッスまで返したそうです。さすがに、本作ではマイクを通さない声や投げキッスまでは分からないわけですが、その上機嫌ぶりはノリの良い演奏の端々から感じ取れる。さらに、そんな笑顔のジェフを目の当たりにした観客も喜びの歓声と声援を贈り、「Brush With The Blues」では自然発生した手拍子が会場を暖かく包み込む。1曲少ないこともあって、2009年ツアーの中でも見逃されがちな金沢公演ですが、内容は素晴らしい。更に、上機嫌でハートウォームな会場の空気に心暖かくなる楽しい12年前のライヴを是非、本盤でご堪能下さい。Live at Ishikawa Koseinenkin Kaikan, Kanazawa, Japan 13th February 2009 PERFECT SOUND Disc 1(43:57) 1. Intro. 2. Beck's Bolero 3. The Pump 4. Eternity's Breath 5. You Never Know 6. Cause We've Ended As Lovers 7. Behind The Veil 8. Blast From The East 9. Stratus 10. Angel 11. Drum Solo 12. Led Boots Disc 2(45:46) 1. Nadia 2. Space Boogie 3. Goodbye Pork Pie Hat 4. Brush With The Blues 5. Bass Solo incl. Freeway Jam 6. Blue Wind 7. A Day In The Life 8. Band Introduction 9. Where Were You 10. Big Block 11. Peter Gunn Theme Jeff Beck - guitar Tal Wilkenfeld - bass Vinnie Colaiuta - drums David Sancious - keyboards