1976年「Rising」アルバムに伴うUKツアーより、9月14日のニューキャッスル・シティ・ホール公演を良好音質のオーディエンス録音で1時間46分に渡って完全収録。これまでリリースされたことのないレア音源を収録しています。クリアーさには欠ける音像ですが、音の鮮度も良好であり、歪などの不快な要素は全くなく、太めのワイドなサウンドで収録されていますので、音のキャラクターを理解してしまえば、十分に楽しめる音源です。たとえばMistreatedの5分~9分台のギターソロなど、素晴らしい音で収録されており、レインボーの音源をコレクションしている方なら、これを聴かないのは勿体ないと感じるほどの音源です。MistreatedからCatch The Rainbowにかけて、静かなパートでは、元のテープに残ってしまっている英語の会話のようなテイクがうっすらと聴こえてしまうのが残念です(この録音テイクはこれしか存在しません。)Catch The Rainbowは本当に素晴らしい音で録音されており、リッチーの見事なロングソロは必聴です。この日のMan On The Silver Mountain頭のギターソロの冒頭でのLazyのプレイは一風変わっており面白く聴けます。曲突入の前にChild In Timeのイントロのようなプレイをします。Man On The Silver Mountainのロニーのボーカルは本当によく出ており、見事にコントロールされたパフォーマンスに、この日の好調さが伺われます。Bluesもそれに続くロニーのボーカルアドリブも絶品!手拍子に呼応するロニーとリッチーのパフォーマンスも最高で素晴らしい聴き所になっています。カセットのB面に当たるディスク2は前半、マスターテープに起因するアナログの高周波ノイズのような音が残念です。(テープに入っているもので音の大きさと共にそのボリュームが上下します。)音質自体は全体にキレイに録れています。Stargazerはドラムが入って暫くベースとドラムだけで途中からギターが入るという珍しいパターン。Still I'm Sadもギターソロやアンサンブルは勿論、コージーのドラムもクリアーに収録されています。ドラムソロも凄い迫力で録れていて、ファンは間違いなく必聴です!11分に及ぶDo You Close Your Eyesではギタークラッシュも含む狂乱のギターソロもしっかりと収録されています。(この部分でA面の一部で聴こえた元テープに残っていた英語の会話のようなものが復活しますが直ぐに消えます。)Over The Raibow冒頭も含めたショウエンドまで、演奏はしっかりと収録。マスターカセットの品質の問題はありますが、録音自体は安定した音でしっかりと録れていますので、ファンはコレクションに加える価値は十分にある音源です(難が多いのでコマーシャル・リリースがあり得ないと思いますが。)。1976年Rising UKツアーから、マニア注目の完全初登場音源がリリースです!!Live at City Hall, Newcastle, UK 14th September 1976 TRULY AMAZING SOUND Disc 1 1. Over The Rainbow 2. Kill The King 3. Mistreated 4. Sixteenth Century Greensleeves 5. Catch The Rainbow 6. Guitar Intro. incl Lazy 7. Man On The Silver Mountain 8. Blues 9. Vocal Improvisation 10. Man On The Silver Mountain(Reprise) Disc 2 1. Keyboard Intro. 2. Stargazer 3. Still I'm Sad 4. Keyboard Solo 5. Drum Solo 6. Still I'm Sad (Reprise) 7. Do You Close Your Eyes 8. Over The Raibow Ritchie Blackmore - Guitar Ronnie James Dio - Vocal Cozy Powell - Drums Jimmy Bain - Bass Tony Carey - Keyboards