1977年2月25日のボストン公演を約57分に渡って超高音質オーディエンス録音でほぼ完全収録。録音者は、完全未発表の極上音質テイクを次々と世に発表し、世界中のマニアを感涙させているダン・ランピンスキー氏で、本盤もこれまで出回っていなかった新マスターを使用しています。ランピンスキー氏の録音 はどれも非常にクオリティが高いのですが、本盤のライブはサウンドボード録音に匹敵する、特に素晴らしい音で録音されており、全ての英国ロック・ファン必 聴と言っても過言ではない程の大必聴盤に仕上がっています。新曲For Nobodyが後半部分の3:46でテープチェンジによるカットでエンディング未収になっているのが残念ですが、それ以外は、パーフェクトと断言できる最 高レベルのサウンドで全編が収録されています。ちょうど、初のオフィシャル・ライブ盤「Playing The Fool」リリースした直後で、最新作「The Missing Piece」のリリースを5月に控えた時期であり、セットの中でも新曲としてMemories Of Old DaysとFor Nobodyを演奏しています。オープニングのThe Runaway/Experienceの後の最初のMCで、デレクが新作のライブアルバムについて言及します。デレクがJust The Sameの前のMCで語っているとおり、75年作「Free Hand」はバンドにとっては商業的な意味での初のヒットアルバムであり、この日も同アルバムからタイトル曲も含め3曲演奏しています。オリエンタルなメ ロディが印象的な「The Power And The Glory」からのPlaying The Game、リリカルなテイストのドラマチックナンバーである初期のFunny Waysと、この日はルネッサンスの前座ゆえ、短い時間のライブの中でも非常に濃厚な演奏を聴かせてくれます。変拍子を多用した、これだけ複雑な構成を楽 しく、そしてグルーブ感いっぱいに聴かせてくれるバンドの力量に誰もが感動して聴き入ってしまうことでしょう。音質・内容ともに絶品。空前絶後の超高質で 録音されたファン必携盤。 Live at Orpheum Theatre, Boston, MA. USA 25th February 1977 PERFECT SOUND 1. The Runaway/Experience 2. On Reflection 3. Just The Same 4. Playing The Game 5. Memories Of Old Days 6. For Nobody 7. Funny Ways 8. Free Hand Derek Shulman - Vocals, Saxophone Gary Green - Guitar, Vocals Kerry Minnear - Keyboards, Cello, Vocals Ray Shulman - Bass, Violin, Vocals John Weathers - Drums, Percussion, Vocals