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Bob Mintzer Band Randy Brecker ボブ・ミンツァー ランディ・ブレッカー/NY,USA 1983 & 1984

ビッグバンドのコンポーザー/アレンジャーとしてバディ・リッチ、サド・ジョーンズ、アート・ブレイキーなどの楽団に楽曲を提供しながら、1980年代初頭より自らのビッグバンドを率いて活動するミンツァー。ウェザー・リポートを脱退したジャコ・パストリアスのワード・オブ・マウス・ビッグバンドでも主要メンバーとして活躍し、広くその名を知られるようになる。また90年代に入るとイエロー・ジャケッツのメンバーとしても活躍。そのミンツァーのランディ・ブレッカー、マーク・グレイ、チャック・ローブ、ウィル・リー、ピーター・アースキン、フランキー・マラブに、ゲストでヨハイム・キューンが参加した小編成ビッグバンドによる、ミンツァーの生まれ育ったニューヨークのお膝下のセヴンス・アヴェニュー・サウスで行った1983年11月のライヴと、ミンツァーにランディ・ブレッカー、ドン・グロルニック、トム・バーニー、レニー・ホワイトの貴重なクインテット編成による1984年2月の同じくセヴンス・アヴェニュー・サウスで行われたライヴの2公演を、共にまるでその場で聴いているような関係者が記録用に録音した超リアルな高音質マスターからダイレクト収録した2枚組が初登場!1983年のライヴは、現在カウント・ベイシー楽団と並び称されるビッグバンドのスタンダードとなり、世界中のアマチュア・ビッグバンドが取り上げるミンツァーの高度なアレンジがもたらす独特なハーモニーを持つ楽曲群を、ミンツァーの本領を発揮したアンサンブルで聴かせてくれる。1曲目の「ミスター・フォーン・ボーン」など、ジャコのワード・オブ・マウスはミンツァーの貢献度が大きかったと改めて納得させる、細部に渡り完璧なアレンジが施された見事なアンサンブルとミンツァーにランディ、ローブらの卓越したソロが万華鏡の如く織り成す、後にグラミー賞の最優秀ジャズ・アンサンブル賞を受賞する実力を遺憾なく発揮している。またウィル・リーのどことなくジャコを意識した、らしくないベースも微笑ましい…続いてミンツァーの代表曲「スパイラル」が演奏され、その優雅な演奏となにより曲の良さにコンポーザーとしてのミンツァーの非凡さにも舌を巻く。最後に、驚異的なテクニックで鮮やかな指捌きを惜しげも無く披露するゲストのヨハイム・キューンのピアノに、堂々たる吹きっぷりのランディのトランペット、サックス奏者としても超一流だという事を忘れてはいけないミンツァーのアグレッシヴなアドリブ、神業連発のアースキンのドラムスと、各メンバーのソロをタップリとフューチャーしたブルーズ・ジャムを演奏。まさにミンツァーの良いところを全て表出した名演奏となっています!他方1984年のライヴは、クインテット編成ということでミンツァーはじめランディ、全編アコースティック・ピアノのグロルニック、バーニー、ホワイトの各メンバーのアドリブを中心の緊張感溢れる演奏が聴け、本格的な4 ビート・ジャズのマナーにのっとった息詰まるような熱気を放出する「ボブ・ボーイ」や、バーニーの珍しいベース・ソロも貴重な83年との聴き比べも楽しい「スパイラル」、ジャコを一気に有名にしたことでも知られる、ジャコ同様にミンツァーの驚異的な独奏から後半のミンツァーとホワイトとのバトルまで、圧巻のビバップを披露するチャーリー・パーカーの「ドナ・リー」と、本格的なジャズ・クインテット演奏を聴かす前半。一転、後半はフュージョン・スタイルな演奏にシフトし、特にラストの軽快で清々しいサンバのリズムを取り入れた「サンボシス」は何度聴いても堪らない名演奏となっています。アンサンブルに重きをおいた83年のライヴとは対象的なこちらの84年のライヴは、ミンツァーもいちプレイヤーとして演奏に集中しており、83年のライヴにも参加していたランディもブローしまくり、グロルニックの真剣なピアノもスウィングし、バーニーとホワイトも気合の入ったプレイが鋭いナイス・パフォーマンスとなっております!本国アメリカでの人気と実力に比べ、ここ日本ではまだまだ知名度が低いと言わざるおえないミンツァーの、溢れる才能が沢山詰まった2公演を贅沢にカップリングしたマスト・アイテムです! Disc 1 1. Mr. Fone Born 2. Sprial 3. Blues feat Joachim Kuhn and Randy Brecker Seventh Avenue South,NYC November.10th.1983 Bob Mintzer (Sax) Randy Brecker (Tp) Mark Gray (Key) Chuck Loeb (G) Will Lee (B) Peter Erskine (DS) Frankie Malabe (Per) Joachim Kuhn (Piano) ※ Guest Disc 2 1. Bob Boy 2. Spiral 3. Donna Lee 4. Fallin' Love with you Again 5. Lunatic 6. Sambosis Seventh Avenue South NYC February.9.1984 Bob Mintzer (Sax) Randy Brecker (Tp) Don Grolnick (Key) Tom Marney (B) Lenny White (DS)

Bob Mintzer Band Randy Brecker ボブ・ミンツァー ランディ・ブレッカー/NY,USA 1983 & 1984

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