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Rolling Stones ローリング・ストーンズ/CA,USA 11.4.1989 Mike Millard Master Tapes

ローリング・ストーンズの1989年オークランドと言えば「OAKLAND 1989 1ST NIGHT」がリリース済でしたが、今度は同じ日をマイク・ミラードが録音した新音源が毎週恒例な彼のマスター公開の中で発掘されました。「OAKLAND 1989~」もまたネット上で公開された音源ではありましたが、89年当時のストーンズ復活を目の当たりにした周囲の盛り上がりが凄まじく、それ以上にいくつかの場面でマイクの摩擦音が入ってしまうという点でマニア向け、あるいはハードル高めな音源であったと言えるでしょう。ミラードのストーンズ89年ツアー録音と言えば昨年リリースから大好評のうちに完売した「LOS ANGELES 1989 FINAL NIGHT MIKE MILLARD MASTER TAPES」が一足にお目見えしましたが、今回も録音状態は同じ傾向。よってミラード録音としては少し距離感のある音像なのですが、これは一重にストーンズの復活によって世界中の注目を集め、チケットが争奪戦の様相を呈したスタジアム・ツアーで良ポジを確保するのが困難であった証かと。しかし今回は「LOS ANGELES 1989~」を凌駕するクオリティの音質でして、それと比べて演奏のダイレクト感がよりはっきり伝わってくるのが聞きやすさの秘訣。そして何より「OAKLAND 1989 1ST NIGHT」(以下“既発盤”と称します)よりもはるかに安定感抜群な状態で最後まで聞き込ませてくれるのが流石のミラード・クオリティ。既発盤のリリース時には最初に触れたマイクの摩擦ノイズが大きなストレスとなっていしまっていた上、何よりテープチェンジが原因で「Dead Flowers」などに生じていた演奏中のカットといった問題が今回は一切ない。それに周囲が非常に静かな状況で捉えてくれているのもミラードらしいところで、既発盤と比べると別のコンサートではないか?と錯覚しそうになるほど録音環境が異なるのが一番の違い。そこにあった周囲の盛り上がりや会話といった騒がしさが今回のミラード音源にはまったくないのです。あまりにも録音状態が違い、それでいて安心して聞きこめる状態でもあるということから、既発盤では聞き取れなかった発見があるのも今回の新音源の大きなアドバンテージ。例えば「Harlem Shuffle」を始める前にミックが「チャーリー」と呼びかける場面が今回はっきり聞き取れますが、これが既発盤では距離感に埋もれて聞き取りにくかった。おまけに今となってはかけがえのない場面となってしまったこともあり、なおさらミラード音源のありがたみを感じずにはいられません。そして何より既発盤と比べてはるかにチャーリーのドラミングがクリアーに聞き取れるというポイントが高すぎる。89年は彼のドラミングという点でも新たなプレイ・スタイルの始まりだったのですが、随所で鳴り響く「タカタカタカ」というフィルインの快いこと。これまた今となってはレパートリーから姿を消してしまった「Brown Sugar」辺りでそのフィルインが冴えわたっており、図らずもチャーリーを偲ばずにはいられない録音状態でもあるのです。演奏全体はツアー開始から二か月を経過したところで盤石の域…かと思いきや、未だに暴走気味な勢いと共に突っ走ってくれる様子もミラードならではの高音質のおかげでしっかり伝わってくる。「Sad Sad Sad」からは特にそれが顕著で、既発盤からでも感じられたテンションの高い演奏ぶりが偽りでなかったことを思い知らされます。中でもミックは本当にキレッキレな調子で、もしかしてこの日は公開前提の収録を兼ねていたのか?と訝しく思ってしまいそうなほど、ミックを始めとしたストーンズの面々のテンションが高い。そんな中で唯一、持ち前の軽いノリで演奏のムラが見え隠れしているのがロニー。皮肉なことに演奏の輪郭がはっきりしているミラード録音のおかげで彼の気持ちの入ってるソロとそうでない曲の差がはっきり見えてしまう「Undercover Of The Night」や「Angie」辺りで彼が弾いたリードはまるで冴えない調子なのですが、ストリング・ベンター付きテレキャスターを弾く「Dead Flowers」になると一転して気合の入ったフレーズを聞かせ、以降の曲でも覚醒したかのようなプレイが聞かれます。それだけに同曲の間奏でカットが入ってしまった既発盤は痛かった。そしてオークランドと言えばストーンズ初ブート「LIVER THAN YOU'LL EVER BE」を忘れちゃいけない訳ですが、あの歴史的なライブが1969年11月9日にTMOQのダブ・テイラーによって録音されたのに対し、今回の音源は1989年11月4日というニアミスな日付でマイク・ミラードが録音してくれた、いわば20年後の「LIVER THAN~」。あの完売となってしまった名作「LOS ANGELES 1989 FINAL NIGHT MIKE MILLARD MASTER TAPES」をも凌ぐクオリティでお届けするミラード89年の新たなオーディエンス・アルバム、今回も絶対にお見逃しなく! Oakland Alameda County Coliseum, Oakland, CA, USA 4th November 1989 TRULY PERFECT SOUND Disc 1 (73:40) 1. Continental Drift 2. Start Me Up 3. Bitch 4. Sad Sad Sad 5. Undercover Of The Night 6. Harlem Shuffle 7. Tumbling Dice 8. Miss You 9. Ruby Tuesday 10. Angie 11. Dead Flowers 12. Rock And A Hard Place 13. Mixed Emotions 14. Honky Tonk Women 15. Midnight Rambler Disc 2 (68:53) 1. You Can't Always Get What You Want 2. Before They Make Me Run 3. Happy 4. Paint It Black 5. 2000 Light Years From Home 6. Sympathy For The Devil 7. Gimme Shelter 8. Band Introductions 9. It's Only Rock 'n Roll 10. Brown Sugar 11. Satisfaction 12. Jumping Jack Flash

Rolling Stones ローリング・ストーンズ/CA,USA 11.4.1989 Mike Millard Master Tapes

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