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Eric Clapton エリック・クラプトン/E.C. Was Here Original Italian 8-Track Cartridge

【激レアかつヴィンテージな8 トラックカートリッジテープの復刻盤】エリック・クラプトンの「ヴィンテージ復刻企画」がご好評をいただきましたため、今週も継続させていただくことになりました。今回は、75年にイタリアでリリースされたクラプトンのソロデビューライブアルバム「E.C. Was Here」の激レアかつ極上コンディションの8トラックカートリッジテープを入手し、CD化したものです。先週リリースしましたオープンリールテープバージョンも70年当時ならではの激レアなフォーマットでしたが、この8トラックカートリッジテープというのも当時だけリリースされていた、非常に珍しいフォーマットでした(当時の日本のカラオケセットやトラック用のリスニングシステムもこのフォーマットで、機材、ソフト共に発売されていました)。しかもアメリカでもイギリスでもなく、イタリア製です。当時からイタリアは車文化の国でしたので(女性を口説くにはカッコいいイタ車が必須)、車でリスニングするために開発されたシステムとして、カートリッジと呼ばれるカセットをガチャンとカーステレオの差込み口に装填する形でテープ再生が始まるというものが開発されていました。しかしこのフォーマットだけの構造として、4つのプログラムに分かれていたため、曲中でパート分かれして分断収録されているという珍しい形式でした(分断箇所はそれぞれフェイドアウト&インしています)。本作でもPresence Of The Lord、Can't Find My Way Home、Ramblin' On My Mindの曲中で、フェイドアウト&インしていく箇所があります。何とも珍しいメディアだったわけで、聴いていると、「あれぇ~?」と思いますが、75年に車を運転しながら聴いていたイタリアの兄ちゃんたちもそう思ったことでしょう(笑:しかし女性を口説くのに必死で、そんなことはどうでもよかったのかも)。【驚異の高音質】そんな変わったメディアでしたが、侮れないのは、その音質です。8トラックテープの仕様は、テープ自体がカセットテープよりも大きいせいで音情報を記録できるアロウワンスが広いためか、タイトルによっては驚きの高音質で収録されているものがあります。これもその一つと思われ、アナログでありながら、抜群の高音質なのです(これは聴いてみてもらわないと分かっていただけないでしょう)。高音質と申しましても、CDのそれとはまったく異質な、アナログならではの深みと温かみのあるアナログチックな高音質なのです。そこでこれは面白い、ということで復刻リリースすることとなりました。こんなメディアもあったんだ、という話題の一つとして、あの時代を甦らせるアナログチックでウォームなサウンドを是非味わっていただければと思います。【レコード盤、CDとは異なる編集と聞こえ方が逆に面白い!】  高音質な独自フォーマットとして、当時は普及した8トラックカートリッジでしたが、嵩が大きく扱いにくい、ソフトが高価格等の事情で時代とともにカセットテープのカーステレオに取って代わられ、短期で姿を消してしまう運命となりました。しかし、当時ならではの珍しいフォーマットということで、現代でもコレクションの対象としているマニアがいるほどです。その理由は、やはりその高音質にあると言わざるを得ません(それと、独自編集の面白さもあるかも)。リリースに当たり、本盤では8トラックカートリッジテープに収録されているそのままの状態でデジタル化しています。前述しましたように、元メディアでは構造上Track2の1:42時点、Track4の0:58時点、Track5の5:14時点でフェイドアウト、フェイドインの編集がなされていましたので、もちろんそのままCD化しています。さらに気づいたのは、ラストのFurther On Up The Roadのエンディングがフェイドアウトで終わっていたことです。これも4つに分けられていたプログラムでの時間合わせゆえの措置だったのでしょう(レコードやCDでは、バンドが完奏する部分まで収められています)。【E.C. WAS HERE 総括】内容は、クラプトンがソロとして初めてリリースしたライブ盤で、74年~75年にかけて行なったツアーからのベストテイクを集めたものです。Track1は74年7月19日のロングビーチ公演、 Track2、Track3、Track4は翌7月20日の同地公演、Track5は74年12月4日のロンドン公演、Track6は75年6月28日のユニオンデイル公演のテイクで、Track3は同時リリースされたLPのキャパシティの都合上、曲中でフェイドアウトするバージョンが採用されています。 このアルバムがリリースされることになったのは、カムバック第二弾としてリリースしたスタジオ作「THERE'S ONE IN EVERY CROWD」が、全米第一位を記録したカムバック作「461 OCEAN BOULEVARD」に比べ、あまりにチャートアクションが悪かったため、急遽クラプトンのギタープレイが目立つ、たっぷりギターが聴けるライブテイクでファンの期待に応えようとしたためです(現在ではそんな「THERE'S ONE IN EVERY CROWD」も隠れた名盤との評価を得ていますが)。Track3のDriftin' Bluesは、CDではフェイドアウトのない完奏バージョンが収録されましたが、それを聴けば、フェイドアウト後にクラプトンがエレクトリックに持ち替え、スライドでプレイしたことが分かります。しかしながら、率直に申し上げて、このスライドプレイがイマイチ。むしろクラプトンがアコースティックで抜群のプレイをしているパートで切った、リリース当初のレコード会社の判断を善しとしたいところです(サイドギターのジョージ・テリーのソロ中にオーディエンスが湧き上がるのは、クラプトンがエレクトリックに持ち替えた瞬間です)。レコード会社の思惑どおり、本作は全米20位とまずまずの成績を収めました。当時のイタリアでは、クラプトンはツアーを行なわなかったので、イタリアのファンはこのライブアルバムでクラプトンの復活振りを知るしか方法はなかったわけです。そんなイタリアでリリースされていた激レア&ヴィンテージな8トラックカートリッジ。是非この機会に、あの時代のウォームでアナログチックなサウンドでクラプトンのファーストソロライブを鑑賞していただければと思います。Taken from the original Italian 8-Track Cartridge (3803 060) (38:42) 1. Have You Ever Loved a Woman 2. Presence of the Lord (part 1 / part 2) 3. Driftin' Blues 4. Can't Find My Way Home (part 1 / part 2) 5. Ramblin' On My Mind (part 1 / part 2) 6. Further On Up the Road Eric Clapton - Guitar, Lead Vocals George Terry - Guitar Yvonne Elliman - Vocals Carl Radle - Bass Dick Sims - Organ Jamie Oldaker - Drums Mercy Levy - Tambourine (Track5、6のみ)

Eric Clapton エリック・クラプトン/E.C. Was Here Original Italian 8-Track Cartridge

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