それぞれがミュージシャンズ・ミュージシャンといわれるヘンダーソン、バーリン、チェンバースの頭文字から取った最強テクニカル・ギター・トリオ "HBC" の、結成間も無い激レアな極々初期のほぼデビュー・パフォーマンスが登場!!!マイルス・デイヴィスとジョン・コルトレーンを敬愛するギタリストのスコット・ヘンダーソン。70年代にジャン・リュック・ポンティのアルバムに参加し、アラン・ホールズワースをも凌駕するテクニックでシーンに衝撃を与え、その後チック・コリア・エレクトリック・バンド、ジョー・ザビヌル・シンジケート、ジェフ・バーリンとのプレイヤーズ、自己のトライバル・テックと活躍し、1990年代には権威あるギター・プレイヤー誌の読者投票でベスト・ジャズ・ギタリストに選出されるなどの躍進を続けた後、満を持して結成したのが、当時世界で最も上手いといわれたベーシストのジェフ・バーリンと、やはり当時P-FUNK、ジョン・マクラフリンからスティーリー・ダンまであらゆる超一流から引っ張りだこだった最強ドラマーのデニス・チェンバースとの究極のテクニカル・パワー・トリオの "HBC" だった。このトリオが正式に発足したのは2010年(デビュー作は2012年のリリース)となっていますが、なんとそれ以前となる2009年10月18日韓国のプッカンガンに浮いている島のひとつジャラソムで、現在も毎年開催されているジャラソム・ジャズ・フェスティバルに出演した最初期となる超稀少なほぼデビュー・ステージ?を、レーベル独自の丁寧なマスタリングを施した極上高音質サウンボードにて1時間半に渡りアンコールまで完全収録した2枚組が入荷しました!ステージは、後々2012年に発表されるHBCのデビュー作にも収録される、全然ファンクしていない(笑)超絶テクニカル・ヘヴィー・ジャズ・ロックに変貌したハービー・ハンコックの「アクチュアル・プルーフ」に始まり、ウェイン・ショーター作でウェザー・リポートの「ミステリアス・トラヴェラー」、ジョー・ザビヌル作でウェザーの「D・フラット・ワルツ」、すご~くカッコ良いビリー・コブハムの「ストラタス」はじめ、切り口が斬新かつ新鮮なマイルスの名演奏で有名な「オール・ブルーズ」やコルトレーンの「ジァイアント・ステップス」、ジェフ・バーリンの驚異のベース・テクニックを存分にフューチャーしたエリック・クラプトンの「ティアーズ・イン・ヘヴン」、様々なカヴァーが存在するマイルス時代のショーターによる大名曲、アンコールの「フットプリンツ」での強烈な演奏まで、各人の超人的なソロ、複雑なキメ、大胆なリズム・チェンジなど、4ビートもハード・ロックも、アップ・テンポもバラッドも、この3人だから可能な自在のプレイを、カヴァー曲が多いにも関わらず一癖も二癖もある個性派軍団なだけに、彼らだけにしか出せないノリ(グルーヴ)で独自の音楽を繰り広げる圧巻、圧倒的なパフォーマンスを聴くべし!!!Live at Jarasum 6th International Jazz Festival,Gapyeong,Korea October.18.2009 EX-SBD 2017 Original Remaster 85 min Disc 1 1. All Blues 2. Mysterious Traveler 3. Actual Proof 4. Fee Fi Fo Fum 5. Giant Steps 6. Blues Disc 2 1. Tears in Heaven 2. Stratus 3. Db Waltzz encore 4. Footprints