2016年当時のジャズ・シーンの話題を独占したチック・コリア生誕75周年企画から、ベースのヴァーチュオーゾ、エディ・ゴメスと現在ナンバー・ワンと呼ばれるコンテンポラリー・ドラマーのブライアン・ブレイドによる"奇跡のトリオ"の最後期2017年のライヴが超高音質で初登場!!2016年6月12日に75歳となったチックの生誕75周年を記念して、2016年(2017年まで続く)はチックのキャリアを総括した様々なプロジェクトによるライヴを中心とした活動が続き、9月半ばにはアヴィシャイ・コーエンとチックのザ・ヴィジルのメンバーでもあるマーカス・ギルモアとのトリロジー(チックはトリオのことをトリロジーと呼んでいる)での来日も記憶に新しいところ。そのなんと10日後には、今度は70年代のチックの4ビート・ジャズ回帰の立役者にして、あのビル・エヴァンス・トリオのレギュラー・ベーシストを長年務めた、アコースティック・ベースで彼の右に出る者はいないといわれた真のヴァーチュオーゾ、エディ・ゴメスと、60年代のマイルス・デイヴィス・グループからの盟友ウェイン・ショーター至高のカルテットを支えた、ジャズのみならずあらゆるジャンルのアーティストからファースト・コールを請われるスーパー・ドラマー、ブライアン・ブレイドとのトリロジーを結成。この「特別な」トリオ(トリロジー)による、これまで2016年の音源しか出ていなかったが、このたび活動の最終期(ひょっとしたらこれが最後?)となる2017年5月2日ハンガリー、ブタペストのMOM・スポーツ・ホールに於ける稀少なライヴを、レーベル独自の丁寧なマスタリングを施した極上高音質サウンドにて1時間半以上に渡りアンコールまっ完全収録した2枚組が入荷しました!!2016年のステージとは大幅ににセットリストも変えながら、チック独特の響きを持つどこか懐かしく美しいメロディーを織り交ぜて多面的な才能の全てを惜しげもなく披露しています。また今回の選曲は、自身を代表する「500 マイルズ・ハイ」「スペイン」「アンナズ・タンゴ」必殺の「ハンプティ・ダンプティ」や、マイルス・デイヴィスでお馴染みの「チューン・アップ」に、当のゴメスの参加もありピアノ・トリオ演奏を革新的に飛躍させ現在でもその雛形として超えることの出来ないビル・エヴァンス(トリオ)が好んだレパートリーであるハウ・ディープ・イズ・ジ・オーシャン」なども取り上げており、まさにチックにとってのアコースティック・ピアノ・トリオの集大成といった内容になっています。さらに後半には、2016年のステージでは聴けなかったゴメスとブレイドのソロ・コーナーも設けらています!肝心の内容は、ショーターの至高のカルテットで鍛え抜かれた"同じ楽曲においても二度と同じ演奏はしない"という、3人のなかで一番若いブライアンが、楽曲毎に異なったアプローチ(どんだけキャパが広いんだ!)で巨匠2人に刺激を与え、チックとゴメスの持つ能力の全てが知らず知らずの内に引き出されていくという理想的なピアノ・トリロジー・ミュージックの醍醐味が、真髄が、真骨頂がトコトン味わえる至福の一時をお約束致します! Live at MON Sports Hall,Budapest,Hungary May.02.2017 AUD Recording EX 98 min Chick Corea - Piano Braian Blade - Drums Eddie Gomez - Bass Disc 1 1. intro 2. 500Miles High 3. Alice in Wonderland 4. The Spanish Song 5. Hampty Dumpty Disc 2 1. How Deep is the Ocean? 2. Eddie Gomez Solo 3. But Beautiful 4. Anna's Tango 5. Brian Blade Solo 6. Unknown encore Manha de Carnaval - Spain - Sing Along