Name: U.K. ユーケー/Canada 1978 Upgrade
SKU: CDN-07921
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U.K. ユーケー/Canada 1978 Upgrade

英国プログレの理想と希望を一身に受けてシーンに登場した1978年のU.K.。その最高峰記録を更新する超極上ライヴアルバムが２種同時リリース決定です。今回同時リリースとなるのは、デビュー・ツアーでも頂点的なサウンドボード録音とオーディエンス録音がそれぞれアップグレードを果たした新名盤。本作は、前者である「1978年６月27日トロント公演」のステレオ・サウンドボード録音です。彼らのデビュー・ツアーと言えば、極上サウンドボードの名産地でもありました。当時の活動概要は同時リリースとなる『NEW ORLEANS 1978』の解説に譲りまして、ここではサウンドボードに着目してコレクションを整理してみましょう。《３月『U.K.（憂国の四士）』発売》・４月29日ー５月15日：英国（13公演）・６月23日＋26日：北米#1a（２公演）＊６月27日：トロント公演　←★本作★・６月28日ー７月８日：北米#1b（８公演）＊７月11日『U.K.ライヴ・イン・ボストン』・７月14日ー19日：北米#1c（６公演）＊７月20日『OUT OF THE BLUE（シカゴ）』・７月21日ー８月６日：北米#1d（６公演）＊８月８日：『PHILADELPHIA 1978 PRE-FM MASTER』・９月８日ー10月８日：北米#2（17公演）＊11月９日『CLEVELAND 1978』《11月：４人組解体→2ndアルバム制作開始》※注：「＊」印はサウンドボード録音の残されているショウ。これが1978年のU.K.。古くからハーフ・オフィシャルとしても有名な『U.K.ライヴ・イン・ボストン』も含め、５本のサウンドボードが代表格。その中でも本作のトロント公演は、もっとも初期。「北米#1」の３公演目にあたるコンサートでした。そして、この日はラジオ放送され、FMサウンドボードが残された事で有名になったショウでもある。古くから定番中の大定番となってきたわけですが、本作はその最新・最高峰盤。数々のエアチェックとは異なり、放送前のリール・マスターを使用。それを細心マスタリングで磨き直したものなのです。そのマスタリングを担ったのが「GRAF ZEPPELIN」。以前からヴィンテージ録音のマスタリングに定評があり、最近ではオジーやBLACK SABBATHなどの大定番サウンドボードで話題を呼んだのも記憶に新しいところです。しかし、その本領はプログレッシヴ・ロック。当店ではPINK FLOYDの名作群も「GRAF ZEPPELIN」リマスターで復刻しており、その精度の高さが大好評となっています。そして、本作はそのU.K.篇。「GRAF ZEPPELIN」の特性は派手なイコライジングや音圧稼ぎではなく、基本作業を入念に行うところ。ピッチ補正はわずかなランダム変化も見つけ出しては補整し、位相ズレは1/1000秒も見逃さない。プチノイズは１つひとつを波形と耳で何度も繰り返しては修正し、ヒスやハムは帯域毎に微調整を重ねて取り除いていく。しかも、その作業１つひとつが決して演奏音そのものを歪ませない。楽器自体の鳴りやノートの伸びはキレイに残しつつ、演奏音が変化しないギリのギリギリの線を見切ってノイズを処理する。正直に申しまして、その威力が最大限に発揮されるのはヴィンテージ・オーディエンスであり、本作のような極上サウンドボードの場合はまるで別物になったりはしません。しかし、針先まで追究しきった最高峰なのも間違いない。本作は、その望みを叶える１枚でもあるのす。そんな高みのサウンドで描かれるは、奇跡の４人組が本領を発揮し始めたフレッシュなショウ。良い機会でもありますので、今回は趣向を変えて上記のサウンドボード５種を総合してコレクション視点で整理してみましょう。憂国の四士・Ｂ面：Alaska／Time To Kill・Ａ面：Thirty Years／In The Dead Of Night／By The Light Of Day／Presto Vivace And Reprise その他・ワン・オヴ・ア・カインド：The Sahara Of Snow／Forever Until Sunday（＊）・デンジャー・マネー：Carrying No Cross／The Only Thing She Needs／Caesar's Palace Blues（＊）※注：「＊」印は、本作では聴けない曲。……と、このようになっています。５種のサウンドボードで聴けるのは全11曲。最大曲数は『CLEVELAND 1978』の10曲ですが、本作はそれに次ぐ９曲が楽しめます。ポイントなのが構成。ショウは幾つかの曲を塊として捉えており、「憂国の四士のＢ面」→「その他」→「憂国の四士のＡ面」となっている。そして冒頭の「Ｂ面」パートはアルバム通りの順番ですし、ラストの「Ａ面」パートは（曲順こそ違うものの）全４曲がまとめて披露されているのです。実のところ、この構成は他公演にも通じるのですが、「Ａ面全曲」まで楽しめるサウンドボードは本作と『CLEVELAND 1978』だけです。また、本作で聴けない「Forever Until Sunday」「Caesar's Palace Blues」は『CLEVELAND 1978』で聴けますし、逆に『CLEVELAND 1978』にはない「The Sahara Of Snow」は本作にある。両作は５本のサウンドボードの最初と最後だけに進化を計るのにもうってつけですし、この２作だけでもサウンドボード全曲が押さえられる。つまり、この２作品はオリジナルU.K.でも最重要の絶対作なのです。サウンドボード大豊作ツアーとして知られる1978年のU.K.。本作は、その中でも最重要音源の最高峰を極めた１枚です。それこそ『U.K.（憂国の四士）』と同等以上の価値を誇るライヴアルバム。「1978年６月27日トロント公演」のステレオ・サウンドボード録音。古くからの大定番ながら本作こそが最新・最高峰盤。放送前のリール・マスターから起こされ、「GRAF ZEPPELIN」が入魂のマスタリングを実施。ピッチ補正はわずかなランダム変化も見つけ出しては補整し、位相ズレは1/1000秒も見逃さない。ヒスやハムも帯域毎に微調整を重ねて取り除き、演奏音が変化しないギリのギリギリの線を見切って処理されています。サウンドボードが多く残されたツアーですが、セット的にも演奏的にも最終公演の『CLEVELAND 1978』と並ぶ最重要作です。（リマスター・メモ）位相修正。若干左寄りだったものは修正されています。左chの帯域8-12khz付近、僅かに上げてます(が殆ど変化なしです) 元々音が良いので、下手に手を加えていません。Live at El Mocambo, Toronto, Ontario, Canada 27th June 1978 STEREO SBD (63:33) 01. Intro. 02. Alaska 03. Time To Kill 04. The Sahara Of Snow 05. Carrying No Cross 06. The Only Thing She Needs 07. Thirty Years 08. In The Dead Of Night 09. By The Light Of Day 10. Presto Vivace And Reprise 11. Radio Outro. STEREO SOUNDBOARD RECORDING John Wetton - Vocal & Bass Eddie Jobson - Electric Violin, Keyboards & Electronics Allan Holdsworth - Guitars Bill Bruford - Drums & Percussion