1974年5月17日、「Turn Of The Cards」のプロモーションも兼ねて行われたニューヨークはアカデミー・オブ・ミュージック公演を極上音質のステレオ・サウンドボード録音で1時間35 分に渡って完全収録。放送音源としてファンにはおなじみの公演で、エアチェック音源から作成された1枚モノの既発盤も存在しますが、本盤は、近年出回った ラジオ局に保管されていた放送前のプリFMマスターから製作されており、既発盤より長く収録されており、音質の差も歴然としています。既発では曲中にラジ オDJの声が被ってたりしましたが、本テイクはそういった問題がありません。驚くべきことにオープニングSEから完全に収録されており、ピッチも初めて正 確に収録されています。唯一の欠点はBlack Flame、Carpet Of The Sun、Cold Is Being、Things I Don't Understandのそれぞれの終演後(MC部分)で右チャンネルからジーという小さなアナログノイズが聞こえることですが、曲が始まるとそれぞれ無く なります。とにかく自然でマスター然とした音質・質感が圧倒的に素晴らしいので、ファンは誰もがこの素晴らしい発掘音源に感動の思いで聴き入ってしまうこ とでしょう。「Turn Of The Cards」から5曲演奏。ショウ後半のAshes Are Burningでは同曲オリジナルテイクでもレコーディング参加したウィッシュボーン・アッシュのアンディ・パウエルがプロモーターのハワード・ステイン と共に登場、素晴らしいエレクトリックソロを延々と聴かせます。これに続くMother Russiaでのオーケストラと一体になったドラマチックな演奏は圧巻で、真に感動的なパフォーマンスを堪能できます。アンコールは初期の Prologue。あらゆる視点から見て、完全別格と断言できる最高のライブ・ドキュメント。ルネッサンス・ファンのみならず、全てのプログレ・ファンに 聴いて頂きたい大傑作ライブ盤。Live at Academy Of Music, NYC, NY. USA 17th May 1974 STEREO SBD Disc 1 1. DJ Introduction 2. Opening 3. Can You Understand? 4. Black Flame 5. Carpet Of The Sun 6. Cold Is Being 7. Things I Don't Understand 8. Running Hard Disc 2 1. MC 2. Ashes Are Burning (with Andy Powell, Howard Stein) 3. Mother Russia 4. Prologue 5. DJ Outro Annie Haslam - Vocals Michael Dunford - Guitar Jon Camp - Bass John Tout - Keyboards Terence Sullivan - Drums with 24 piece orchestra STEREO SOUNDBOARD RECORDING