コンテンポラリーという観点からギターでのインプロビゼーションを究極なまでに突き詰めた第一人者ジョン・アバークロンビーの、インプロヴァイザーとしての頂点を極めた、デイヴ・ホランド、ジャック・ディジョネットとの革新的トリオ、ゲイトウェイによるほぼ最後期の稀少なライヴが登場!!!画期的なデビュー・アルバム「タイムレス」以来、ECMを中心に多数の傑作を排出してきたギター・インプロヴァイザー最高峰、コンテンポラリー・ジャズ屈指の名ギタリスト、ジョン・アバークロンビー。2014年には自己のカルテットを率いての来日公演で元気な姿を見せてくれていたが、近年は健康上の問題を抱えているとの情報が伝えられていた。そして、今年の8月22日に72歳という若さでとうとう帰らぬ人となってしまった…アバークロンビーの革新は、フリーとかではなくあくまでもコンテンポラリーな立場からギターという楽器におけるインプロビゼーションの可能性を追求しながら、レコーディングやステージなどの実践で数々の奇跡を起こしてきたことでしょう。その影響力は非常に大きく、現在の若手コンテンポラリー・ギタリスト達が影響を受けたギタリストとしてアバークロンビーを挙げるミュージシャンが数多く存在する。アバークロンビーは自己のグループ含め色々なメンバーと演奏しているが、ことインプロビゼーションに関しては、アバークロンビー同様にインプロビゼーションの頂点を極めたマスター・ミュージシャンのデイヴ・ホランドとジャック・ディジョネットとの3者があくまでも対等に、そして自由にせめぎ合う画期的なスタイルを築き上げた偉大なるトリオ、ゲイトウェイでのプレイは別格といえる。このゲイトウェイは70年代に結成され、その後ざっくり10年周期で集まり、その間に其々の培った成果を確かめあいながらも刺激を受け合いながら、インプロビゼーションを中心に新たな創造を生み出していくという高度なレベルを常に維持しているという稀有な存在で、もう聴けなくなってしまうと思うと悲しいですね…そんなゲイトウェイのほぼ最後期となる2001年6月19日カリフォルニア州オークランドに於けるヨシズでのライヴを、レーベル独自の丁寧なマスタリングを施した関係者録音による極上高音質サウンドにてアンコールまで80分に渡り完全収録したアイテムが入荷しました!!!