究極の激レア曲「Mad Dog」が聴ける絶対録音が復刻。業界関係者のオリジナル・マスターによる最高峰サウンドで登場です。昨今、再評価著しい『THE HOUSE OF BLUE LIGHT』時代ですが、姉妹の名録音が2作同時リリース決定。本作は、その第一弾となる「1987年4月16日ポートランド公演」。その絶品オーディエンス録音です。本作最大のポイントは「Mad Dog」の聴ける事。何しろ、この曲がライヴで確認されたのは、後にも先にもポートランド公演の1回こっきり。35年を経た現在でもなお、この録音でしか聴けない究極レアなライヴアルバムなのです。では、その奇跡の公演はどんなポジションなのか。1987年と言えば、公式の伝統盤『NOBODY'S PERFECT』でも有名ですので、絡めて日程から整理してみましょう。《1月12日『THE HOUSE OF BLUE LIGHT』発売》・1月26日ー3月8日:欧州(27公演)・4月15日:ケベック公演・4月16日:ポートランド公演 ←★本作★・4月17日『HARTFORD 1987』・4月18日ー5月22日:北米(21公演)*5月23日:アーバイン公演 ←※NOBODY'S PERFECT・5月24日ー29日:北米(3公演)*5月30日:フェニックス公演 ←※NOBODY'S PERFECT《5月30日:リッチーが左手を負傷》・8月19日:ヘルシンキ公演*8月22日:オスロ公演 ←※NOBODY'S PERFECT・8月27日ー9月1日:欧州(5公演)*9月2日(?):ミラノ公演 ←※NOBODY'S PERFECT・9月5日+6日(?):ローマ(2公演)*9月7日(?):ヴェローナ公演 ←※NOBODY'S PERFECT ※注:「*」印は公式『NOBODY'S PERFECT』の収録日。これが1987年のDEEP PURPLE。“THE HOUSE OF BLUE LIGHT Tour”は1988年も続きますし、当店コレクションも結構な本数があるわけですが、全部載せたら分かりづらい。ここでは象徴作『NOBODY'S PERFECT』の収録日と姉妹作『HARTFORD 1987』だけを掲載しました(ちなみに『NOBODY'S PERFECT』に採用されたイタリア公演は資料によって微妙に異なるので「?」付きとしました)。ケベック公演(4/15)から全米ツアーが始まり、本作のポートランド公演はその翌日。まさにキックオフの勢い溢れる序盤のステージだったわけです。そんな現場を真空パックした本作は、力強くも美しい端正録音。ややウォームな音色からサウンドボードと間違える事はないのですが、その一方で距離感もない。中低音の密度がみっちりと詰まっておりスカスカ感がまるでない。ホール鳴りも吸い込んではいるものの、それがただでさえ強力な芯に厚みとダイナミズムを与えており、5人の演奏が克明なまま目の前に迫るパワフル録音なのです。しかも、それだけ力強いくせに美しい。囁くようなリッチーの悪戯フレーズも克明なら、5人全員がフォルテッシモで迫ってもまったくビビらない。この録音は初期Power Gateレーベルから発掘されたもので(冒頭でご紹介した通り)関係者提供のオリジナル・マスター。そこからダイレクトにデジタル化されているため、ヨレや歪みといったダビング痕も見当たらない。何よりもド級の貴重度で知られる録音なのですが、サウンド面だけでも十二分に名作級の銘品なのです。そしてそして、そのサウンドで描かれるショウ……これがもう、凄い! 凄すぎる!! 歴史上1回こっきりとなる「Mad Dog」の究極レア度に目眩がしますが、実はそれだけでもない。ここで唯一無二のフルセットを整理しておきましょう。マシン・ヘッド(4曲)・Highway Star/Lazy/Space Truckin'/Smoke On The Water ハウス・オブ・ブルー・ライト(5曲)・The Unwritten Law(★)/Dead Or Alive/Hard Lovin' Woman/Bad Attitude/Mad Dog(★★)その他(6曲+α)・パーフェクト・ストレンジャーズ:Perfect Strangers/Knocking At Your Back Door・その他:Strange Kind Of Woman/Child In Time/Woman From Tokyo/Difficult To Cure(★)※注:「★」印は『NOBODY'S PERFECT』で聴けない曲。特に「★★」印は絶対必聴。……と、このようになっています。『THE HOUSE OF BLUE LIGHT』ナンバーはすべて当時だけの限定局なわけですが、この日は2大レア曲「The Unwritten Law」「Mad Dog」を揃って演奏されている。もう1つのレア曲「Call Of The Wild」こそない(この曲は当店の傑作『HUNGARIAN LIGHTS』でお楽しみ頂けます)ものの、アルバム全10曲の半分が演奏されたトータルのレア度も最高峰。「生演奏版THE HOUSE OF BLUE LIGHT」にもっとも近い一夜でもあるのです。究極レアな「Mad Dog」の生演奏。たった一晩だけの奇跡を関係者提供のオリジナル・マスターで描ききった銘品中の銘品です。DEEP PURPLE全史で見てもコレクションに不可欠な絶対盤。究極レア曲「Mad Dog」が聴ける絶対作。「1987年4月16日ポートランド公演」の絶品オーディエンス録音です。関係者からもたらされたオリジナル・マスターは力強くも美しく、ややウォームながらスカスカ感のない密度が素晴らしく、ホール鳴りも厚みとダイナミズムを与えている。後にも先にもこの日にしか確認されていない「Mad Dog」だけでなく、『NOBODY'S PERFECT』では聴けない「The Unwritten Law」も披露。「生演奏版THE HOUSE OF BLUE LIGHT」にもっとも近いライヴアルバムです。Live at Civic Center, Portland, Oregon, USA 16th April 1987 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND(from Original Masters) Disc 1(60:01) 1. Intro. 2. Highway Star 3. Strange Kind Of Woman 4. The Unwritten Law 5. Drum Solo 6. Dead Or Alive 7. Perfect Strangers 8. Hard Lovin' Woman incl. Under The Gun 9. Bad Attitude 10. Child In Time 11. Woman From Tokyo 12. Mad Dog★レア!! Disc 2(44:59) 1. Difficult To Cure 2. Keyboard Solo 3. Knocking At Your Back Door 4. Lazy 5. Space Truckin' 6. Smoke On The Water Ian Gillan - Vocals Ritchie Blackmore - Guitar Roger Glover - Bass Jon Lord - Keyboards Ian Paice - Drum