42年ぶりに登場した1973年グラスゴーのニューソースのリリースを記念してこれまで9月16日のグラスゴー初日とされてきた音源をリリース致します。恐らく今回の新ソースは、ミックの最初のMCから判断するにグラスゴー初日の16日。前後のロンドン、ニューカッスル、バーミンガムは一日2ショウ行われていますが、それらはショウの開始時間が夕方5時と8時台だったりするのに対し、グラスゴーはチケット写真では7時半スタートになっていますので、これで一日2ショウというのは考えにくいので、恐らくですが、この16日と言われてきた音源は、実は17日というのが正解ではないでしょうか。(新ソースでは最初のMCで「グラスゴーに戻ってこれて嬉しい」と挨拶してますが、この旧グラスゴー音源では割とシンプルな挨拶です。今回の新ソースに比べると、音は悪いですが、過去にプレスCDでリリースされていた位ですので、実際は結構「聴ける」音源です。不鮮明な音像ですが、音の鮮度は確か(ぽい)ですので、なんとか「聴くに堪えうる」音です。これで変なイコライズをしたら、ますます聴く気が失せますが、全然そんなことはしていないので、これはこれで楽しく聴けます。ミックのボーカルもリアルに聴こえますし、バンドの演奏も「何やってるか分からない」程でではないですし、何と言ってもバンドのグルーブはしっかりと感じられます。初日に演奏していないDoo Doo Doo Doo Dooも聴けます。マスターに起因するBrown Sugarの前半部分における相当深刻なテープ不良箇所は、出来る限りの調整を施し、聴きやすくしてあります。曲中のカットはYou Can't Always Get What You Wantの7:21にありますが、それ以外はほぼコンプリート収録。音圧も十分にあります。全体のピッチも丁寧に補正済みの同日暫定決定版音源です。Live at Apollo Theatre, Glasgow, Scotland 17th September 1973 (78:33) 1. Brown Sugar 2. Gimme Shelter 3. Happy 4. Tumbling Dice 5. Star Star 6. Dancing With Mr.D. 7. Doo Doo Doo Doo Doo 8. Angie 9. You Can't Always Get What You Want 10. Midnight Rambler 11. Honky Tonk Women 12. All Down The Line 13. Rip This Joint 14. Jumping Jack Flash 15. Street Fighting Man Mick Jagger : Vocals Keith Richards : Guitar, Vocals Mick Taylor : Guitar Bill Wyman : Bass Charlie Watts : Drums Billy Preston : Keyboards, Vocals Bobby Keys : Saxophone Trevor Lawrence : Saxophone Jim Price : Trumpet, Trombone Steve Madio : Trumpet, Flugelhorn