マクラフリンに、ビル・エヴァンス、ジム・ベアード、ヨナス・エルボーグ、ダン・ゴットリーヴによる新生マハビシュヌの1986年ドイツ、ハンブルグ、ファブリック・クラブでのライヴを極上高音質サウンドボードで捉えた2枚組が初登場。70年代のマハビシュヌと違い、ただひたすらにハードな演奏だけでなく美しいバラッドを織り込んだりと、マクラフリンのキャリアを証明する聴かせるステージを展開しています。もちろん聴く者をただ平伏させる圧倒的なテクニックで、エレクトリックもアコースティックも弾き倒す圧巻のギター・プレイは健在で、さらにそれだけでなく、メロディーも大事にした演奏と、ジョー・ザビヌル作の「ジョジー」や、マイルスも85年以降のステージで度々演奏したマクラフリン作の新たな名曲「パシフィック・イクスプレス」などでの幅広い音楽性も頼もしく全く飽きさせません。そしてエヴァンスのサックスはじめ、各メンバーも同等にフューチァーしたバンド・アンサンブルも絶妙な名演奏です。新生マハビシュヌの決定版!