「LOW」「HEROES」と傑作アルバムを連続リリースしたデヴィッド・ボウイが1978年12月に行ったジャパン・ツアーより、最終日となる12月12日のNHKホール公演が高音質オーディエンス録音にて完全収録。トレーダー間でも一切出回っていないオリジナル・マスター・カセットをダイレクトに使用したファン必携盤が登場です!この日のライブは当時、国営テレビで1時間番組として放送された、1978年日本ツアー中、最もファンにはお馴染みの公演。この日の完全版オーディエンス録音は2002年にMPレーベルより、同じく初登場だった前日の武道館公演を収録した「Beauty」と対になる、「Beast」というタイトルで初登場し、ファンに衝撃を与えました。本盤「Blackout」はその既発マスターとは完全別マスターで、若干、音に距離を感じた「Beast」よりも音が近く、鮮明かつクリアーに収録されているのが特徴です。音像も終始、安定しており、周囲に煩い観客もいないのでストレス無く、音楽に集中して聴き入ることができます。高度なマイクを使用しているようで、ひとつひとつの音の粒をしっかりと収録しているのが特徴で、音源マニアには堪らないサウンドが楽しめます。ボウイ史上、最強のバンドと称された屈指のスーパー・メンツと共に、完成度の高いライブを披露するボウイの高品質なパフォーマンスは終始聴きごたえ満点。エイドリアン・ブリューのテクニカルなギター、サイモン・ハウスの弾くヴァイオリンが非常にオリジナルな音像を作り上げているのが、この自然なPAサウンドからリアルに感じることができます。色彩感豊かなサウンドをクリエイトする元ユートピアのロジャー・パウエルのプレイも絶品。ジョージ・マレーとデニス・デイヴィスの強烈なリズム隊は圧巻で、ここまで凄い音楽があのNHKホールで繰り広げられていた事実に、聴いていて眩暈を覚える程です。テープチェンジのカットポイントはBlackoutの2:58からの後半約30秒程ですが、その部分は既発をインサートしてノンカットで聴けるようにしてあります。当時のオーディエンス録音ですので、ビギナーにはお薦め出来ませんが、熱心なボウイ・コレクターにとっては「こんな音源が存在していたのか!?」と驚愕されること必至の、まさにマニア必携の高品質な1枚に仕上がっています。ボーナストラックとして、1978年来日中の12月6日に、某民放テレビ番組にて放送された貴重なインタビューを10分40秒収録。収録は某コメンテイターと女性通訳者を介して、滞在先のホテルで行われており、テープの保存が良かったのか、収録されている音声は非常にクリアー。「音楽家としては2度目の来日ですが、観光では何度も来日していますよ。」「日本の牛乳は興味深い味です。ヨーロッパの味とも違うし・・・」「三島由紀夫が好きです。彼の油絵も画いたんです。」「日本に住むなら、東京ではなく、京都とかもっと南がいいです。」等、当時のボウイの肉声を通して、興味深い発言の数々をクリアーなサウンドで聴くことができます。こちらの映像は、「INTERVIEW IN TOKYO 1978」で観ることが出来ます。Live at NHK Hall, Tokyo, Japan 12th December 1978 PERFECT SOUND(from Original Masters) Disc 1 1. Warsawa 2. Heroes 3. What In The World 4. Be My Wife 5. Jean Gene 6. Blackout 7. Sense Of Doubt 8. Breaking Glass 9. Fame 10. Beauty And The Beast Disc 2 1. Five Years 2. Soul Love 3. Star 4. Hang On To Yourself 5. Ziggy Stardust 6. Suffragette City 7. Art Decade 8. Alabama Song 9. Station To Station 10. TVC 15 11. Stay 12. Rebel Rebel 13. Interviews in Japan 1978(Broadcast on 6th December) David Bowie - Vocals, Keyboards Adrian Belew - Guitar Carlos Alomar - Guitar George Murray - Bass Dennis Davis - Drums Simon House - Violin Sean Mayes - Piano Roger Powell - Keyboards